
|
年の瀬ウイスキー 2010年12月25日放送分 |
|
|
2010年もいよいよ終わりですね。例年、清水寺で発表されている今年の漢字は「暑」。たしかに今年の記録的な猛暑は後々まで記憶に残りそうです。
年の瀬は、ゆっくりウイスキーを飲みながら、いろんな事があった1年を振り返るお客様をよくお見かけします。本日はそんなお客様のお話を、ここで少しだけご紹介させていただきます。 |
| ■ | Wコロンさん(お笑い芸人)の
|
![]() |
|
流行語大賞のトップテンに「ととのいました!」が選ばれたけど、こんな年になるなんて自分たちでもビックリ。
謎かけのコツはオチから考えること。基本的にはすごく簡単だけど、テレビでいきなり振られるのは今でも怖い。すぐに答えられない時もあって、そういう時は木曽さんがうまく喋ってつないでくれている。 つなぐ方も楽じゃない。たとえば「携帯」というお題の時に、つなぎで「携帯といえばメールとかいろいろありますが……」と言ってしまうと、「メールと滅入る」というネタが使えなくなってしまう。そうならないよう喋るのは意外と大変。 商品名など「その番組では言えないオチ」を思いついてしまう事もある。これは次が浮かびづらくて辛い。どうしても思いつかなくて、カットされることを覚悟で言ってしまった事もある。 24時間で回転寿司のメニュー124品を食べ尽くしながら謎かけをする、なんて企画もやった。「イクラとかけて大人の飲み物と解く。その心は、どちらもサケが欠かせません」とか。2人で一通り食べたので、24時間後には体重が7kg増えていた。 謎かけの一番のコツはドヤ顔だと思う。「うまいこと言った!」みたいな顔と雰囲気が大事。
|
| ■ | 小林可夢偉さん(F1ドライバー)の
|
![]() |
|
レース中は細かいトラブルが頻繁に起こる。F1マシンには500個くらいセンサーが付いているので、そのセンサーの一部が動かなくなるなんてよくある事。
たとえばタイヤの温度を測るセンサーだけでも、タイヤの内側、真ん中、外側と3カ所×4輪分。車高を計るセンサーも車体の前・中央・後に2個ずつ。エンジン周りもセンサーだらけだし、ブレーキの温度、空気の流れなども計測している。 そのセンサーを操作するためにハンドルには20個ほどのボタンが付いていて、100パターンくらいの操作ができるようになっている。直線では両手をハンドルから放してそのボタンを操作しなきゃいけないことも。たとえ直線でもこれは本当に怖い。 普段のブレーキバランスはだいたい57%くらい。それをボタン1クリック毎に0.25%変えられる。コーナーによってブレーキバランス、ウイングの角度、デファレンシャルの調整などを変えるので、ドライバーは笑ってしまうくらい忙しい。 しかもレース中に状況は刻々と変わっていく。その状況に合わせて判断をしなければいけないのが本当に大変。だからF1ドライバーは体よりも頭が疲れる。
|
| ■ | 法林岳之さん(フリーライター)と 橋本保さん(DIMEライター)の
|
![]() |
|
2010年は「スマートフォン元年」。なんといってもアプリがキャリアの壁を乗り越えられるのは大きな変化だった。だからスマートフォンはE-Mail、Skype、Twitterなどネット上のサービスとの連携には強い。
タッチパネルの携帯をスマートフォンと呼ぶのは勘違い。日本では知られていなかったけど、iPhoneが出る前からタッチパネルの携帯はあった。その後から出てきたのがスマートフォン。 iPhoneを別格とすれば、今年はAndroidの年だった。XperiaにHTC Desire HD、ISシリーズ等々、いま出ているスマートフォンの8割方はAndroid。 ただ、普通の携帯電話を使っている人がスマートフォンに移行すると、できなくなる事もまだ多い。最近はずいぶん改善されたけど、ちょっと前まではiモードメール、iモードの公式コンテンツ、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線データ通信、リモートロックなどが、スマートフォンでは一切利用できなかった。 最近、スマートフォンでかなり便利だと思ったのは、Blu-ray Discレコーダーで録画したテレビ番組を「おでかけ転送」して外出先で見られること。外国に行く時に機内モードで録り貯めたドラマを一気に見る、なんて使い方もできる。
|
| ■ | 長塚京三さん(俳優)の
|
![]() |
|
ウイスキーを飲む時は環境を大事にしている。なぜならウイスキーに合った環境は意外と少ないから。人間のある種のストレスや気持ちの高揚には、ウイスキーしか合わない。そういう時にウイスキーを飲むので、環境は大事。
たとえば新幹線の中でウイスキーを飲んでも美味しくも何ともない。それなら一仕事終わって、ホテルに着いて、荷物を置いてからバーへ行き、「よう」なんて挨拶してからストレートでウイスキーを飲む。 最近、広告業界の人と一緒に開高健さんが馴染みだったバーに行く機会があった。開高健さんがいつも座っていたという席に座らせてもらい、ウイスキーを飲んだ。仕事が無事に終わったという高揚感に応えられるのは、やっぱりゴツッとしたウイスキーの骨太さだけだったんだと思う。 美味しい食事をいただく時ならワインや日本酒でもいい。でも孤高で頑固なウイスキーじゃないと応えられない瞬間が人間にはある。 僕はそんなウイスキーを、何でもない時にあえて飲むのがお気に入り。外出する前にネクタイを締めながら「あ、そうだ」なんてウイスキーを1杯。そして「行ってきます」と出かけていく。
|
| ■ | ROYさんとTAXMANさん (THE BAWDIES)の
|
![]() |
|
THE BAWDIESのメンバーはみんなお酒が好きだけど、特にTAXMANは大学の卒論のテーマを「ウイスキー」にしてしまったほどのウイスキー好き。
その卒論ではウイスキーの歴史や製造過程を論文っぽくまとめた。さらに「映画や音楽、小説に登場するウイスキーの存在感」なども書いたんだけど、最後には自分でもまとめきれなくなって、結論がないと先生に怒られた。 THE BAWDIESの音楽は常にお酒と共にある。とはいえ、さすがに制作の時に飲むのは御法度。でも出来たモノは楽しんで演奏したいので、TAXMANなんかステージ上では常に飲んでいる。 僕らの世代でこんなにウイスキーが好きなのは珍しいかも。音楽的にもオーティス・レディング、サム・クック、リトル・リチャード、チャック・ベリー、ボ・ディドリー、ジェームス・ブラウンなど50〜70年代前半までのミュージシャンが大好きで、同世代の人よりも50代くらいの人の方が話が合う。 実は僕らの世代もそういう時代の音楽に触れたことがないだけで、実際に聞けば新鮮に感じるモノ。ウイスキーもイメージだけで敬遠している人が多いから、どんどん挑戦した方が絶対に人生は楽しいと思う。
|
|
■ 放送曲目リスト |
| Time | Title | Artist | Label | Number |
|---|---|---|---|---|
| 9'08" | My Shining Hour | June Christy | Capitol | 7243 8 55455 2 8 |
| 18'43" | Something Happen To Me | Nancy Wilson | Capitol | 7243 5 97073 2 7 |
| 30'32" | What Have You Got That Gets Me | David Allen | 有限会社M&I音楽出版 | YKCJ-310 |
| 37'21" | Taking A Chance On Love | Frank Sinatra | Capitol | TOCJ-5958 |
| 46'09" | I Hear Music | Peggy Lee | Capitol | 7243 8 54543 2 5 |