
|
海外旅行エトセトラ 2008年6月21日放送分 |
|
|
先週発表されたリクルートの調査によると「海外旅行で行きたい場所」の人気No.1はイタリアだそうですね。その一方で「2007年に行った海外旅行」は韓国が一番だったとか。
どの国でも海外で異文化に触れるのは楽しいものです。本日は当店のお客さまの「海外旅行のお土産話」を、ここで少しだけご紹介させていただきます。 |
| ■ | グッチ裕三さん(タレント)の
|
![]() |
|
タイの水上マーケットに行ったら、誰かが「えっ?!」と大きな声で怒鳴る。思わずそっちを振り返ると、パシャリと写真を撮られ、マーケットから帰ろうとした頃にはその写真の皿が売られていた。恥ずかしくてつい買ってしまったけど、ガイドに言わせればすぐに引っ込めるらしい。
向こうの人は観光客ズレしている一方で、どことなくのどか。水上マーケットで「シャチョウ!300エン!」と日本語で呼び止めるのを無視していたら「200エン!100エン!」と値切ってもいないのに値下がりしていくのには笑ってしまった。 ものすごく美味しいと思ったのが中国料理のお店。5階建てくらいの大きなお店で、安い店なのに世界のVIPが訪れるらしい。カニも焼きそばもスープもどれも初めての味で、ヤシ油やココナッツロングを使ったタイらしい料理に感心させられた。 日本人にはパクチーが嫌いな人が多いけど、タイの人は「トムヤンクンはパクチーの根っこでダシを取ってるのに」と笑っていた。パクチーはワサビと同じ毒消しとしての効用があるので、食べなきゃダメだし、食べないと格好悪い。パクチーを食べないくらいならタイ料理は食べない方がいい。
|
| ■ | 芹澤和美さん(トラベル・ライター)の
|
![]() |
|
マカオの世界遺産でも特にオススメなのは「聖オーガスティン教会」を始め修道院や劇場が並んでいるエリア。黄色やペパーミント色の建物と石畳が昔の南欧に迷い込んだ感じ。
コロアン島には鄙びた小さな村がある。ペンキが朽ちているような古い家ばかりで、時間が止まってしまったかのような雰囲気。ちなみにそのコロアン島の名物と言えばエッグタルト。 マカオ料理は「大航海時代の味」と言われ、かつてポルトガルの商船が寄港した世界中の食材が入り交じっている。「アフリカンチキン」という有名な料理が美味しい。 私のお気に入りはマンダリンホテルの『カフェ・ベラ・ビスタ』。かつてマカオにあった有名なホテルを再現したカフェで、コロニアルな雰囲気が良い。「セラドゥーラ」というミルフィーユみたいなスイーツもオススメ。 「火鍋」もすごく美味しいマカオの名物料理だけど、中に入れる物を指定するのが外国人には難しい。でも食べた次の日は、景色が顔に映るくらいツルツルのお肌になる。 ゴディバのチョコレートやシャンパン酵母のスクラブ材を使ったエステもある。『スパ・フィロソフィ』というお店なんだけど、料金も1万円程度と安かった。
|
| ■ | 高橋克典さん(俳優)の
|
![]() |
|
マダガスカルは人口1千万人くらいの国。大昔はインドの方にあった島が、時とともにアフリカまで移動してきた。
固有種が数多く生息しているのが特徴で、シファカやチャイロキツネザル、カメレオンといった珍しい動物が普通にいる。 首都はアンタナナリボという都市。フランス統治時代の建物がたくさん残っていて、真ん中に湖がある佇まいはまるでおとぎ話のよう。 世界遺産に指定されているツィンギという場所が車で15時間くらい掛かる場所にある。海底だった所が1億5千万年前に隆起して、そこを雨が浸食したために剣山のようにとがった山が高知県と同じ面積も広がっている、という場所。 僕は高所恐怖症気味な上に先端恐怖症気味なところがあるので、このツィンギをセスナから眺めるのは大変だった。大雑把な事は聞いていたけど、聞くと見るとでは大違い。「落ちたら刺さるじゃん」と思った。 上から見ていてちょっと面白いと感じたのは、一見、市街地のように見えること。東京やニューヨークから人が消えてずっと放置されたら、きっとこんな感じになるのだろうと思った。だから「美しい」という場所ではないけれど、一見の価値はある。
|
| ■ | アンジェロ・コッツォリーノさん(自由が丘『バッボ・アンジェロ』)の
|
![]() |
|
イタリアでは8月1日から25日までばバカンス。だから8月にイタリア旅行へ行っても観光客相手のお店しか開いていない上に、そこで働いている人たちはみんな機嫌が悪い。絶対にやめた方がいい。
イタリア人がバカンスに行くなら、アドリア海か地中海。クロアチアなんて最高。船で行けばすぐだし安いので、ドゥブロヴニクなんてイタリア人だらけ。食事にうるさいイタリア人が多いせいで、食事のレベルも高い。 僕も15〜19歳の時はアドリア海のリミニという街に行っていた。ここはナンパには最高の街。バールに座っているだけで絶対に可愛い女の子が通りかかるので「良かったら食前酒でも一緒に飲まない?」なんて。子供向けのお洒落な食前酒も用意されているし、ジェラートもあり。 10月にはドイツのミュンヘンへ行くイタリア人も多い。「オクトーバーフェスト」というビールのお祭りにイタリア人が大挙して押し寄せる。イタリア人もビールは大好きなんだけど、やっぱりドイツの地ビールの方が美味しいから。 僕もミュンヘンのお祭りに行ったことがあるけど、もう食前酒とか食後酒とか関係がなかった。朝から晩までビールで、ビールとトイレしか覚えていない。
|
| ■ | 目黒考二さん(書評家)の
|
![]() |
|
新野剛志の『あぽやん』は空港で働く旅行会社スタッフのお話。主人公は本社の企画部にいたんだけど、上司に反抗したために成田の支社に飛ばされてしまう。そして現場で様々な人と触れ合う内に成長していく、という定番のお話。
この手の職業小説は「その職業がいったい何をしているのか」が読者の興味を引くんだけど、旅行会社のスタッフというのは「チケットにまつわるトラブル」がとにかく大変らしい。新婚旅行の夫婦の予約が通っていない、なんて日常茶飯事。裏では電話で「とにかくチケットを取れ!」と怒鳴りまくって、笑顔でお客さまを送り出す。そんな日常が描かれる。 懸賞で海外旅行が当たって空港まで来たものの、子供がパスポートを忘れてしまった、というトラブルも描かれていた。パスポートを取りに戻る時間はないし、翌日に振り替えることもできない。そこで両親は子供に「お留守番ね」と言って、お祖母ちゃんが迎えに来るまで3時間ほど子供を預かって欲しいと言い出す。こんなトラブルが頻発するのが成田のカウンター。 新野剛志さんは江戸川乱歩賞も獲った、人物造詣に定評のあるミステリー作家。これを機会にブレイクして欲しい。
|
|
■ 放送曲目リスト |
| Time | Title | Artist | Label | Number |
|---|---|---|---|---|
| 7'35" | Nothing In Common | Frank Sinatra | Capitol | TOCP-8131 |
| 18'53" | Whee Baby | June Christy | Capitol | 7243 5 35209 2 2 |
| 30'59" | Ain't We Got Fun | Peggy Lee | Capitol | 7243 8 54543 2 5 |
| 42'48" | Something Makes Me Want To Dance | Nat King Cole | Capitol | CDP 0777 7 89545 21 |
| 48'29" | Let's Fly Away | Doris Day | Columbia | 477593 2 |