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ベスト・コニサー 2008年3月1日放送分 |
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土曜日の夕方、当店のウェイティングバーは大勢のお客様で賑わい、様々なお客さまがグラスを傾けながらお喋りを楽しんでおられます。
そのお客さまのお話がとても面白いのが当店の何よりの自慢です。本日はそんな面白い話をして下さる「コニサー」の皆さんのお話を、ここでご紹介させていただきます。 |
| ■ | 優木まおみさん(タレント)の
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私はフジテレビのアナウンサー採用試験で最後の8人まで残った。同期は長野翼ちゃんや戸部洋子ちゃん、石本沙織ちゃんなど。
フジに限らず民放キー局は全部受けて、どこも最終面接の1つ前くらいまでは残った。でも、みんながパステルカラーの可愛いスーツを着ている中、私だけ地味なリクルートスーツだったり、自分の考えていることをまともに喋れなかったり、落ちてしまったのも仕方ないと思う。 試験では「本当にゴジラが来たとしたら」なんて実況もやらされた。私は「大きいです!動いてます!」と叫びながら、最後は自分が踏まれるところまで演出してみたけど、その演出は面接官に気付いてもらえなかった。 アナウンサー試験にはそういう「臨機応変に対応する」みたいな試験が多かった。もちろん普通の面接、筆記試験や健康診断もあって、健康診断は局の医務室で行われることが多い。医務室に行くと「ここで働くんだ」と思うので、落ちた時のショックが大きい。 その後、私は24歳でグラビア・デビュー。これはグラビア界の常識からするとすごく遅い。私も悩んだけど、ほしのあきちゃんが頑張っていたおかげで勇気を持てた。そういう人は私だけじゃないと思う。
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| ■ | 藤巻直哉さん(藤岡藤巻)の
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もともと会社の仕事としてジブリ作品に関わっていたのが、最新作『崖の上のポニョ』では主題歌を担当することになってしまった。
宮崎駿さんの作品は「半径3m以内で作られる」なんて言われ方をする。宮崎さんの身近にいる人や、宮崎さんの周りで起きた出来事が、そのまま映画になったりするから。そして僕もたまたま近くに居て「仮の仮で……」と収録したら、そのまま主題歌になってしまった。 CDのカップリングで入っている曲は、やけに重い曲調の『フジモトのテーマ』。フジモトはポニョのお父さんで、娘と一緒にお風呂に入りながら歌うのが『崖の上のポニョ』、子供を寝かしつけて一人で酒を飲みながら聞くのが『フジモトのテーマ』という設定。オヤジのいろんな表情を表現している。 最近は音楽をやるオヤジがすごく増えた。昔はギターを触っていたという人が、生活に余裕ができて、押入からギターを引っ張り出して……なんてケースが多いらしい。自分もそんな人間の1人。 せっかくジブリ映画の主題歌もやらせてもらったので、今年1年は「昔ギターをやっていたのなら、久しぶりに弦を張り直してみるのも悪くない」なんて啓蒙活動をやってみようと思う。
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| ■ | 望月明美さん(銀座『ル・ジャルダン』)の
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昔と較べて「銀座のパパ」は少なくなった。今は昔よりも税金が厳しいし、奥様の目もあるし、監査もうるさくなって、自由に裁量できるお金が減っているのだと思う。飲み代はいくらでも使えても、1人の女性を独占するために「好きなモノを買いなさい」と言う人は少なくなった。
銀座の男性にはいろんなランクがある。上から順番に「スポンサー」「パパ」「彼氏」「ヒモ」「ツバメ」。 スポンサーは「店を持たせる」など億から数千万のお金を出資する人。そういう立場の人なら「あのお客を店に入れるな」とか「お前、今日は何をしているんだ」なんて口出しができる。 パパは飲み代を使ってくれて、さらに着物や宝石などプレゼントもしてくれる人。スポンサーは1人にしておいた方がいいけど、パパは3人くらいまで大丈夫。 彼氏は飲み代だけの人。飲み代は月に30万円くらいが目安。お互いに都合の良い時に会う代わりに、拘束はできない。銀座には何人ものパパや彼氏を抱えているプロもいる。その交通整理がプロの見せ所。 ヒモとツバメの違いは仕事をしているかいないか。ヒモは肩を揉んだり、お風呂を入れたり、帳簿を付けたりするけど、ツバメは何もしない。
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| ■ | 小川隆夫さん(ジャズ・ジャーナリスト)の
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最近のニューヨークにはバーとレストランがくっついているジャズ・クラブが多い。そういう店では、地元の人やお金のない留学生はバーへ行くもの。バーテンダーは情報を教えてくれるし、演奏が終わったミュージシャンがバーに来たりするから。
アメリカの大学院はすごく厳しいんだけど、僕はジャズも聴きたかった。だからジャズ・クラブのバーでレポートを書いていた。顔見知りのミュージシャンに「何してんの?」と声を掛けられて「英語がおかしいところがないか見てくれ」なんてお願いしたこともあった。 僕は医者の仕事とジャズ・ジャーナリストの仕事を掛け持ちしている。そのお陰で、マイルス・デイヴィスを診察する機会に恵まれた。 ジャズの仕事でマイルスにインタビューをしたら、足を引きずっている。「実は僕は整形外科医なんだけど……」と名乗り出て、リハビリのメニューを教えた。すると半年後、コンサートで来日した時に、僕の方へ来て「わかるか?」と笑う。僕の教えたリハビリを頑張ってやったらしい。 そんな縁があって、マイルスに「お昼に行こう」と誘われたこともある。でもあまりに大物すぎて断ってしまった。今にして思えばもったいなかった。
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| ■ | 北村龍平さん(映画監督)の
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映画『LOVEDEATH』は高橋ツトムさんの原作。高橋ツトムさんとは『ALIVE』の時が初対面だったんだけど、いきなり殺気立った目で「オレは映画が嫌いなんだよ!」と言われた。いわゆる「原作モノ」に強い憤りを感じていたらしい。
ところが「あんたは自分でちゃんと物語も世界観も創れるじゃねえか。なんでオレの作品が欲しいんだ?」という話になり、1時間ぐらい飲みながら話をしたら「やるよ。好きにしろ」と。この日はお互いに生き別れの兄弟に出会ったような気がした。 その兄弟付き合いは今も続いていて、「ふざけんな兄貴!またオレが撮らなきゃしょうがないの描きやがって!」と言ったのが『スカイハイ』。それから彼の仕事場で原稿を見て「コレくれ」「おう、やる」と言ったのが『LOVEDEATH』だった。 ただ当時は主人公の女性を演じられそうな女優がいなかったので保留になった。そして5〜6年が経ち、NorAという女性に出会って初めて映画化することに。その時に高橋ツトムが僕に出した条件は3つ。「初期衝動で撮る」「NorAを魅力的に撮る」「10分に1度は笑いをとる」。こうして『LOVEDEATH』という映画が生まれた。
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■ 放送曲目リスト |
| Time | Title | Artist | Label | Number |
|---|---|---|---|---|
| 9'46" | A Lot Of Livin' To Do | Nancy Wilson | Capitol | 7243 5 33091 21 |
| 20'12" | What Can You Do? | Robert Goulet | Sony | SICP 1496 |
| 31'27" | Come By Sunday | Diana Dors | RHINO | R2 72239 |
| 40'13" | As Long As I Live | Sue Raney | Universal | UCCU-1156 |
| 48'36" | You Stepped Out Of A Dream | Four Freshmen | Capitol | 7243 19175 2 7 |