放送曲目リスト2008年の放送一覧

チョコレート2008
2008年2月9日放送分

 今度の木曜日はバレンタインデーです! 社会人ともなると決して楽しいだけのイベントではありませんが、たくさんのチョコレートが並べられたお店にいる時間は至福の一時ですよね。
 今年もいろんなお店で様々なチョコレートが発売されるようです。そこで今週は、当店にいらっしゃったお客さまの「チョコレート」にまつわるお話を、ここでご紹介させていただきます。



大森由紀子さん(『スイーツ王国』編集長)の
『チョコレートとお酒』の話
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 チョコレートはスペインがメキシコからヨーロッパへ持ち込み、宮廷などで食べられた。当時は高価で、「薬」として薬剤師や医者が煎じるモノだった。
 お酒とチョコレートの組み合わせはリラックスして夜を楽しむためのモノ。それでチョコレート、シガー、コニャックの“3C”は「紳士の夜の楽しみ」と言われる。
 チョコレートのカカオ感や影に潜んでいるスモーキーさ、ミルクチョコレートの華やかでフルーティな香りなどは、ウイスキーの個性と合わせればより一層美味しく味わえる。フルーティな香りのウイスキーならホワイトチョコレートにフランボワーズが絡んでいるモノ。まろやなウイスキーだったら、マロンペーストやプラリネペーストが練り込んであるチョコレート。スモーキーなウイスキーにはビターなチョコレートが合う。
 ミルクやホワイト・チョコレートにはシャンパン。コルシカには「ヴァン・キュイ」というワインもあって、直訳すると「焼いたワイン」という意味のクセのあるワイン。これはビターに合う。
 ちなみにチョコレートは常温で食べるのが基本。あまり冷やしすぎると口溶けも悪いし、お酒に合わせても違和感を感じるので気を付けた方がいい。
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鎧塚俊彦さん(『Toshi Yoroizuka』オーナーパティシエ)
『本場のチョコレート』の話
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 スイス、オーストリア、ベルギーなど、チョコレートで有名なところで学んで来た。向こうではパティシエとショコラティエが日本よりも分かれている。ただし両方の経験を持っている人も多い。
 ヨーロッパでも「チョコレートを作るところから自分でやっている」というお店はごく一部。通常はメーカーから取り寄せたチョコレートを混ぜたり加工して使う。最近はそんなプロ用のチョコレートを家庭用に売るメーカーもある。
 ベルギーやスイスはチョコレートの消費量がすごい。日本では贈答用の方が多いけど、あちらでは普段からチョコレートを食べる。パリではクロワッサンとショコラが並べて売られていて、みんなクロワッサンにショコラを挟んで食べていた。
 ベルギーのチョコレートは他の材料に合わせやすい。フランスは個性が強くて、単体で食べると美味しいけど、他の材料とは合わせにくい。そんなところは国民性に似ているかもしれない。
 ヨーロッパでは食後にチョコレートを使った重いデザートを出しても残さず食べる。ケーキ屋では、男性がケーキを1つだけ買って食べながら帰っていく、なんて光景も普通。それくらいヨーロッパでは生活に根付いている。
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因田亜希子さん(『東京ウォーカー』編集部)の
『今年のバレンタイン』の話
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 2007年は六本木ミッドタウンや新丸ビルなど新しい施設が次々に誕生した。そこで今年は、そういう新しい施設のお店が出しているチョコレートや、そういう場所のカフェで一緒に食べるのが、目新しいバレンタインの楽しみ方になるのでは。
 リニューアルした大丸東京にはフランスのパティスリー『ボワシエ』は日本初上陸。それから銀座のマロニエゲートにはスイーツのコース料理がある。こちらはお酒に合わせることもできるので大人でも楽しめる。
 『クリスピー・クリーム・ドーナツ』もバレンタイン向けの特別バージョンを出す。去年オープンして今でも行列ができるお店だけど、並ぶのなら新宿店よりも地下に入っている有楽町イトシア店の方がオススメ。
 1月にリニューアルした銀座和光では熱々のスフレが食べられる。また銀座三越にはモナコ王室御用達の『ショコラトリー・ドゥ・モナコ』が日本初登場。さらに松屋銀座の『メサージュ・ド・ローズ』はバラの形をしたチョコレートで有名。
 その他、『モンサンクレール』や『ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ』などの人気店が出している高級なチョコも人気。この辺りになると「贈りたい」というよりは「贈られたい」かも。
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下井美奈子さん(スイーツコーディネーター)の
『イースターとバレンタイン』の話
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 今年の復活祭(イースター)は3月23日。その復活祭に「イースター・エッグ」が付き物なのは、卵が“生命の象徴”とされているから。その卵を持ってくるのはウサギなので、ウサギもイースターのシンボルになっている。
 最近のイースター・エッグはチョコレートで作られている事が多い。時にはラグビーボールよりも大きなモノがお店に飾られていたりする。鳥の巣の上にちょこんと卵が載っているようなケーキもあった。キリスト教の国では、そんなお菓子で復活祭を盛り上げている。
 ちなみにイースターは年によって日がまちまち。これは「春分の次の満月の日の次の日曜日」という決まりだから。
 一方、バレンタインは欧米では「恋人たちの日」とされている。プレゼントは男性から女性に贈るのが普通。もともと「聖バレンティヌスがローマ皇帝の規則に逆らって若者の結婚を認めた」という故事に由来するので、日本風の「告白の日」というのもおかしな話。
 バレンタインのプレゼントもチョコレートよりはお花とか、フランスだったら香水を贈る人も多い。チョコレートはむしろイースターのもの。ベルギーでは1年に消費するチョコの半分がイースターで消費されるほど。
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木村英樹さん(東海大学教授)の
『チョコレートの包み紙』の話
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 チョコレートの包み紙はアルミニウム箔。アルミニウムは空気を遮断する性能が高いので使われている。
 アルミ箔を噛んでしまった時に痺れるのは、おそらく電池と同じ仕組み。2種類の金属の間に電気を流す液体が挟まると電位差が生じる、というのが電池の原理。歯の詰め物が銀などだった場合、アルミニウムとの間に電位差が生じて、電気的な刺激が発生するのでは。
 生体に電気が流れると神経が刺激されるという現象を発見したのはガルバーニという人だった。ガルバーニはカエルの足に2つの電極を刺すとピクピクと動くことを発見した。これをガルバーニ電流と呼び、理科の教科書などでもお馴染みだと思う。
 金や銀、白金、パラジウムといった金属はイオン化傾向が小さい、つまり溶けにくいので、歯の詰め物に使われている。もし金と銀、両方の詰め物を使い、それが口の中で接触したら、やはり接触電位差が出て微妙に電流が流れるはず。だからどちらかに統一しておいた方がいいと思う。
 もう1つ、詰め物として使われる素材のセラミックは絶縁体なので、電流が流れることはない。銀紙を食べてしまっても影響は少ないだろう。
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■ 放送曲目リスト

Time Title Artist Label Number
9'59" Ay Cosita Linda 小野リサ TOSHIBA EMI TOCT-25701
21'03" Desafinado Ella Fitzgerald Global RADCD 118
31'41" Varlden Som Var Min Myrra Arietta SOL J-0010
42'56" Mushi Mushi Marcos Valle Victor VICP 61858
48'10" Eu Preciso De Voce Ramon Leal Columbia TDCL-91908