放送曲目リスト2008年の放送一覧

子年
2007年1月19日放送分

 2008年は子年です! 福田首相や長嶋茂雄さん、黒木瞳さん、木村拓哉さんと中居正広さん、それから女子マラソンの高橋尚子さんなどが年男、年女だそうですね。
 そこで本日は、当店にいらっしゃったお客さまの様々な「ねずみ」に関するお話を、ここでご紹介させていただきます。



本川達雄さん(東京工業大学教授)の
『ゾウの時間 ネズミの時』の話
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 『ゾウの時間 ネズミの時』という本は、動物の身体の大きさについて論じた本。ゾウもネズミも、実は1個の細胞の大きさはほとんど変わらない。でも身体の大きさがあれだけ違うと、やはりいろんな部分が違ってくる。
 たとえばネズミとゾウでは、心臓の拍動がずいぶん違う。ネズミは1分間に600回で、ゾウは20回。これは動物の身体の大きさにほぼ比例している。また妊娠期間も違う。ハツカネズミはその名の通り20日で子供が生まれる。それに対してゾウは600日。身体の大きい動物ほど長くなる。
 こんな風に体重が10倍になると、動物にとっての時間は約2倍になる。だけど生涯に打つ心臓の拍動の回数は、3年くらいしか生きないネズミも、70年くらい生きるゾウも、どちらも15億回くらい。これは大変興味深い。
 ちなみに実験で使う白ネズミはそのために作られた動物。あんなネズミが野生でいたら、目立ちすぎて食べられてしまう。ちゃんと会社で開発販売しているので、高いネズミと安いネズミがあったりする。
 ネズミは身体の割にはたくさん餌を食べる。これは「小さい動物ほどエネルギーをたくさん使う」ため。そしてその結果、時間を早く消費する。
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長谷川恩さん(ネズミ研究家)の
『人間とネズミの関わり』の話
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 昔からネズミと人間は近しい存在だった。与謝野晶子の詩には天井のネズミとの交流を歌った詩があったし、佐渡に流された日蓮もネズミと話をしてたらしく、今でもそのネズミのミイラが残っている。
 日本人は「ネズミがいない家は貧乏になる」ぐらいに考えていた。ところが戦後、米軍が「ペストが流行する」と言い出して、ネズミを駆除するようになった。実際にペストを媒介するのはネズミに付いているノミなんだけど。
 ネズミにもいろんな種類がいて、一番小さいモノで5cm弱。カヤネズミと言って、カヤの上の方に巣を作れるくらい小さい。大きいモノになると、アフリカのオニネズミは50cmくらい。高級食材として流通している。
 「ネズミ」が付く地名も多い。たとえば豊島区長崎町あたりには「ねずみ山」があった。それから麻布の狸穴から下がっていく坂は「ねずみ坂」。池波正太郎の『剣豪』にその名前が登場している。森鴎外も文京区小日向から下ってくる「ねずみ坂」を題材にした作品を書いている。
 お百姓さんたちはお正月についたお餅をネズミに食べさせて「これでもう悪さをしないでくれ」と頼んだものだった。その風習は今でも東北地方に残っている。
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内藤篤さん(弁護士)の
『ミッキーマウスと著作権』の話
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 ミッキーマウスは1920年代末に映画作品として初登場した。それから年月が経ち、1990年代の末くらいには著作権が切れるはずだったのが、ウォルト・ディズニー・プロダクションをはじめとする各映画会社によるロビー活動により、20年くらい期間が延びた。
 著作権の世界は割と古くから国際条約が発達していて、そこに加盟するためには国内の法律がある程度の基準を満たしている必要がある。日本やヨーロッパは昔からその条約に加盟していたけど、アメリカは1980年代末になるまでその条約に入っていなかった。だからその特異な制度がごく近年まで残っていた。
 日本でも何年か前に映画の保護期間だけ20年延ばした。ところがその解釈を巡って紛争が巻き起こり、最近よく見る廉価版DVDの、ちょうど期間の境目となるタイトルが訴えられたりしてる。
 映画の保護期間が延びた背景には、他の著作物に較べて保存に手間がかかるという事情がある。書籍や音楽なら残すのはそれほど手間じゃないけど、映画のネガやプリントを残すのは大変。だからその保存行為に対してインセンティブを与えて、もっと保存に力を入れてもらおうという趣旨だったらしい。
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原田夏希さん(女優)の
『年女』の話
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 1984年生まれなので今年で24歳。つまり年女。昔は実際の年齢よりも上に見られることが多かったけど、最近はそうでもなくなってきた。弟に「お前は23の落ち着きがねぇ!」と言われるくらい、年相応の落ち着きがないらしい。
 一応、お正月には厄よけにも行った。母には「自分の干支よりも強い動物の人と結婚するのは良くない」なんて言われたけど、子より弱いとなると酉と卯ぐらいしかいないかも。
 去年の年末から仕事も忙しくなってきて、ドラマと映画を掛け持ちしたのは初めての経験だった。ドラマ『ハチミツとクローバー』では明るくて、時には回し蹴りをしちゃうような乱暴さも持つ美大の女の子を演じている。
 映画の方はちょっと複雑。主人公の男の子の父親が余命3ヶ月と宣告され「昔の恋人との間に子供がいるはずなので捜して欲しい」と告白する。主人公は戸惑いながらその人を捜しているとタイムスリップしてしまい、その先で出会う父親の若かりし頃の恋人が私、という設定。
 睡眠時間は減ったけど、最近は10代の頃の頃に較べて、睡眠時間が少なくても平気になってきた。時には2時間とか1時間という日もあるけど全然平気。体力がついてきたんだと思う。
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手塚一志さん(パフォーマンス・コーディネーター)
『関節ネズミ』の話
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 関節ネズミというのは、肘の中にできる軟骨。投げ方に問題があり、肘や肩にダメージが集中してしまうのが原因で生まれる。
 肘の関節は「ちょうつがい」のように動く。そしてボールを投げる時に「カツーン」と肘で骨同士がぶつかると、身体は新しい骨を作ろうとする。そして鍾乳洞のように伸びていった骨はある時ポキッと折れてしまい、肘の中に残ってしまう。これが関節ネズミの正体。
 この軟骨がどこかに挟まって「肘が真っ直ぐ伸びない」なんてプロ野球選手もいた。ところがそのお陰でカーブが良く曲がる、という現象も起こったりする。そういうモノなので、全員が手術をしなければならないということではない。関節ネズミの居所が良ければすぐには問題は起きない。
 ただ、そのネズミが消えることはないし、さらに別のネズミが育つこともある。そして居所が悪くて、たとえば神経に触ってしまうと、歯医者でずっと神経を触られているのと同じ。
 だから一番良いのは、手術でネズミを取ってしまうこと。最近は手術の技術も発達していて、小さな穴を開けて掃除するくらいなら入院の必要もないくらい。手術をすれば完全に元に戻るし、本当にここ20年の進歩はすごい。
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■ 放送曲目リスト

Time Title Artist Label Number
8'26" Sometimes I'm Happy The Four Freshmen Capitol 7243 4 95002 2 8
21'53" Would I Love You Gogi Grant BMGビクター BVCJ-1008
32'31" I'll Gladly Make The Same Mistake Again Dean Martin Capitol CDP 0777 7 98409 2 2
42'46" Everything I've Got Blossom Dearie Verve 314526 448-2
48'10" I've Got The World On A Strings Kay Starr Capitol CDP 7243 8 29392 21