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芸人2007 20007年12月8日放送分 |
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今年もムーディ勝山さんや小島よしおさんなど、いろんな芸人さんが出てきて私たちを楽しませてくれました。それから陣内智則さんと藤原紀香さんの結婚には本当に驚かされましたね。
ここ数年のお笑いブームはまだまだ続きそうです。当店にいらっしゃったお客さまも「2007年のお笑い」のお話で盛り上がっていらっしゃいましたので、そのお話をここで少しだけご紹介させていただきます。 |
| ■ | 吉田正樹さん(フジテレビ バラエティ制作センター部長)の
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今年は「ネタブーム」だった。きっかけは正月に急遽始まった『爆笑レッドカーペット』という番組。柳原可奈子やムーディ勝山、小島よしおといった面々がショートネタを繰り広げてブームになった。
あの番組が新しかったのは、とにかくネタが短いこと。どのネタも1分以内にした。これはネタが面白くなかった時は、視聴者が1分以上見られないから。 芸人を「汚れ系」と「キレイ系」に分ければ、僕はキレイな方が好き。たとえばオリエンタルラジオやチュートリアル。別にハンサムである必要はないけど「変な顔」を売り物にしていない方が良い。 ダウタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずもキレイ系。それがスターになる条件なのかもしれない。ネタは変わっていくから、僕は器を重視する。 最近はDVDやダウンロードなど、芸人の活躍の場もどんどん広がっている。ムーディ勝山はあの歌で2億円稼いだという噂もある。芸人にとっては良い時代になった。 僕は「ネタは芸人さんのモノ」だと考えている。その一方で『エンタの神様』ではプロデューサーの五味さんがネタを提供してたりするらしい。それもまた1つの考え方で、昔の「漫才作家」に近いのかもしれない。
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| ■ | 鈴木おさむさん(放送作家)の
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2007年は、にしおかすみこさんや柳原可奈子ちゃんなど「女芸人」がたくさん出てきた。それからムーディさんも大ヒットしたし、陣内智則さんが藤原紀香さんと結婚したのもすごい事件だった。そして今は小島よしおさんに突風が吹いている。
そんな中、僕が注目したいのは「超実力派のブレイク」。たとえば千原ジュニアさんはお笑い界で「天才」と呼ばれ続けたわりに、今までは思ったほどテレビに出ていなかった。宮川大輔さんもそんな実力派の1人。 こういう人たちが出てきたのは、松本人志さんの『すべらない話』が大ヒットしたお陰だろう。去年、タカアンドトシがブレイクしたけど、彼らも13年目のブレイクだった。それくらい長くやっていて、めちゃくちゃ面白いのにTV的にブレイクしていない人はたくさんいる。そういう人を見ようと思ったら劇場に行くといい。 もう1つ、2007年は「芸人本ブーム」でもあった。去年ヒットした劇団ひとりさんの『陰日向に咲く』と品川庄司さんの『ドロップ』に始まり、今年は麒麟・田村クンの『ホームレス中学生』が記録的な大ヒット。まだ売れ続けていて、200万部という話もあるくらい。このブームはまだまだ続きそう。
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| ■ | 五味一男さん(日本テレビ 執行役員)の
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お笑い番組を作る上では、こちらで芸人さんを面白く演出することもあれば、100%芸人さんの持ちネタでやることもある。
最近で言えば、にしおかすみこは猫背を矯正するのに半年くらいかかった。まちゃまちゃ(摩邪)も、最初に発掘してからリングパフォーマンスに行き着くまでに1年4ヶ月くらい試行錯誤した。 収録の本番でセリフを噛んだりしたら、その部分だけ後で撮り直すこともある。ただし、あくまでベースはお客さんがいる本番。観客のいる前でドラマ作りをしている感覚に近い。 実は「お客さんの笑いを足してるだろう」と指摘される時は、大体お客さんの笑いそのまま。むしろ足している時の方が自然な笑いだと思われている。場合によっては笑いを消していることもある。 スタッフルームには10組前後の「注目の芸人」を集めた極秘リストがある。小島よしお、柳原可奈子、にしおかすみこ、皆そのリストに載っていた。 そして僕は時々、芸人さんに無茶振りする。即興でネタをやってもらい、うまく出来た人はその年にブレイクするというジンクスがあって、小島よしおも藤崎マーケットも見事に即興でネタをやり通し、ジンクスの通りにブレイクした。
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| ■ | 平城隆司さん(テレビ朝日 編成制作局制作1部長)の
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『Qさま!!』は元々『さまぁ〜ずと優香の怪しい××貸しちゃうのかよ!!』というマニアックな深夜番組だった。それが11時台に昇格する時に「クイズをプレゼンする」という番組にリニューアル。さらにその番組がゴールデンに昇格するにあたってまたリニューアルして、今ではすっかり普通のクイズ番組になった。
こういう経緯を考えると、深夜番組は「実験的なことをする場」ではなく「出演者とスタッフの関係を築く場」という意味合いが強いと思う。その関係性が無いまま、いきなり「ゴールデンで番組を」と言われてもなかなか難しい。 中には何度も昇格に失敗している番組もある。『検索ちゃん』は爆笑問題の太田さんが一番伸び伸びとやっている番組で、深夜にも関わらず視聴率10%という驚異的な数字を記録している。ところがコレがゴールデンでやるとどうしても数字が取れない。これはもう「完全に深夜向けの企画だった」と諦めるしかない。 今度、タカアンドトシで新しい深夜番組を作ることになった。「もし○○だったら?」というシミュレーション・バラエティなんだけど、その入り口だけザックリ考えて、やりながら内容はどんどん変わっていくと思う。
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| ■ | 新田敦生さん(「神保町花月」館長)の
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お笑いの世界に入ってくるヤツは、学校で「おもろいヤツ」と言われていたヤツばかり。でも学校は知り合いばかりなので、笑いを取るのは簡単。それがプロになると、見ず知らずのお客さんから笑いを取らなくてはいけない。これが最初のプロの壁。
芝居が出来るヤツ、ネタが面白いヤツ、お客さんを呼べるヤツ。お笑いの世界で生き残るにはこの3つが条件。逆に生き残っているヤツはこの3つが綺麗な正三角形になる。しずるなんかも「こいつ、芝居が上手いのになんで評価されへんのやろう?」と思っていたら、徐々に評価されだした。 グランジ、犬の心、なんて若手も、神保町花月でやればチケットが一瞬で売り切れる。年功序列の世界ではないので、1年目でも面白ければそっちを使う。「面白くなければ人にあらず」というのがこの世界。 僕は最初、ダウンタウンのマネージャーをやっていた。当時は大阪でレギュラーが十数本あって、東京進出を間近に控えていた4年間。彼らの面白い考え方や仕事への取り組みを教わった幸せな体験だった。 辛かったのは、2人が現場に来なかったりしたこと。だけど当時の苦労話をしているときりがないし、言えない話もいっぱいある。
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■ 放送曲目リスト |
| Time | Title | Artist | Label | Number |
|---|---|---|---|---|
| 9'22" | They All Laughed | Bing Crosby | verve | POCJ-2666 |
| 20'50" | The Hungry Man | Bobby Troup | Hindsight | HCD-607 |
| 32'35" | Swinging Down The Lane | Gisele Mackenzie | BMG | BVCJ-7373 |
| 42'04" | Exactly Like You | Pat Morrissey | Mercury | MG 20197 |
| 48'34" | What Is This Called Love | Julie London | Liberty | TOCJ-5308 |