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安全 2007年9月1日放送分 |
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今日、9月1日は「防災の日」。各地で避難訓練が行われているようですが、皆さんは万が一の時に備えていらっしゃいますでしょうか? ぜひこの機会に身の回りを見回してみて下さい。
ところで一口に「安全」と言ってもいろいろあるもので、様々な「安全」をご専門にしていらっしゃるお客さまが、興味深い「安全」にまつわるお話を教えて下さいました。今日はそのお話をここで少しだけご紹介させていただきます。 |
| ■ | 内原俊幸さん(フェザー安全剃刀株式会社)の
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日本国内では安全剃刀タイプを「ウェットシェービング」、電気剃刀タイプを「ドライシェービング」と呼び、それぞれのシェアがほぼ半々。一時期はドライの方が優勢だったけど、ここ数年はウェットが見直されている。 最近は4枚刃や5枚刃という商品も出回っているけど、ウチでは「3枚刃がシェービングにはベスト」という判断で、あえて4枚刃や5枚刃の商品は作らずに、3枚刃の商品をプッシュしている。安全性を高めるためにワイヤーのガードを施したり、「メタル・ローラー」を搭載して滑らかにシェービングができるよう工夫を施している。 新しい機能が開発された時には社内モニターテストが行われるし、品質管理のために工場の生産ラインからピックアップして社員が実際にヒゲを剃るテストも行われている。そのために社員はその順番が回ってくるまでヒゲを伸ばさなくてはいけないこともある。 安全剃刀の刃先にはコーティングが施されている。これはステンレスが剥きだしの状態では鋭すぎるのを緩和したり、刃を長持ちさせるための工夫で、ウチではプラチナと樹脂のダブル・コーティングを行っている。こんなミクロな世界の品質管理の上で安全剃刀は作られている。
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| ■ | 青木稔さん(青木安全靴製造株式会社 代表取締役社長)の
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安全靴は、重い物を落としてしまった時に、つま先を守るために硬い鉄製の芯が入っている靴。日本工業規格の「重作業用」では、20kgの鉄の塊を51cmの高さから落とした時の衝撃に耐えられる強度が求められる。
単純な衝撃だけじゃなくて「車のタイヤに踏まれた時」のような試験もある。この耐圧迫試験、一番上の規格では1.5tの重さにも耐えられることが求められる。日本で使われる車はだいたい1tなので、それが足の上に載っても大丈夫、という規格。 安全靴は基本的に牛革で作られている。用途によっては、火災現場のような釘やガラスが散乱しているような場所でも足の裏を怪我しないよう「踏み抜き防止板」も入れる。そして、そんな様々な用途に耐えられる素材としては、革がベスト。 先芯に使われている鉄は、自動車のボディにも使われている超鋼板。だから薄くて軽くて丈夫。その軽さは女性でも気にならないくらいで、20年くらい前に女子高生の間で安全靴がファッションとして流行ったこともあるほど。 この安全靴、実は安くて3000円くらいから買える。それは私の父が「労働者が誰でも安全靴を履けるように」と言って努力した結果でもある。
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| ■ | 佐竹利昭さん(藤井電工株式会社)の
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法律上は2m以上の高さの作業を「高所作業」と呼ぶ。この高所作業の時に、誤って転落するのを防止する器具が「安全帯」。
戦後の日本においては通信の整備が非常に重要だった。ところが当初は、麻のロープで電柱に体を巻き付ける程度の安全対策しかなかった。そこでウチの創業者が、腰に巻き付けるベルト、ロープ、フックなどを開発した。 特に画期的だったのが伸縮調節器。姿勢が変わって電柱との距離が変わる時に、腰のあたりで長さを調整できる金具を発明した。そうやって昭和26年頃に初めて「安全帯」が発売された。 今は安全帯もいろいろ。たとえば一番最初の安全帯は今なら「柱上安全帯」と呼ばれ、電柱や鉄塔の上で作業するために使われる。その他にも「一般高所作業用安全帯」「傾斜面用安全帯」、窓拭きなどで使われる「垂直面用安全帯」などがある。 柱上安全帯は安全帯の中でも最高級品。腰に当てるベルトと外部に繋ぐベルトが複合的にセットされ、ショック・アブソーバーを内蔵するタイプも発売されている。腰だけで体重を支えることになるので、腰痛対策としてフィット性も求められる。だから会社ごとの注文に合わせたモデルが作られることもある。
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| ■ | とり・みきさん(漫画家)の
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工事現場で「ご迷惑をおかけします」と謝っている人を「オジギビト」と僕が名付けたのは、80年代中頃のバブル景気が始まろうとしている頃だった。
オジギビトの看板は、現場ごとに工事機材の会社へ発注されているケースが多い。そしてその中には街の小さな会社もあって、社長さん自らがオジギビトをデザインしていたりする。その結果、かなりアナーキーというか、不思議なデッサンのオジギビトが生み出されることになった。 僕自身は決して絵の上手い漫画家ではないけれど、その僕から見てもスゴイ表現がたくさんある。そもそも「お辞儀」の前屈みの姿勢を正面から描くのは、プロの漫画家でも難しい。それに素人がチャレンジしているので、極端に前屈を表現しようとして頭でっかちになったり、お辞儀の動作を表す動線がおかしくて体が揺れているようにしか見えなかったり、不思議な絵がたくさんある。 佐賀の有明海沿岸ではムツゴロウをモチーフにしたオジギザカナ(?)があったり、飛騨の民芸品「さるぼぼ」を描いたオジギビトもある。水木しげるさんの出身県である鳥取県には「ねずみ男」のオジギビトもあるらしい。そんなオジギビトを見つけるのも楽しい。
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| ■ | ユミさん(OL)の
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昔は「危険な男」の方が好きだったけど、最近は「安全な男」の方が良い。私だけじゃなくて、みんなそうだと思う。
マメな男は危険なことが多い。マメさで気を引こうとしているんだけど、それはつまり器用だということ。毎日、電話やメールをしてくるのは嬉しいけど、実は同じセリフをいろんな女性に言っていたりする。 照れがあるかないかも「危険」か「安全」かの分かれ目。照れがない人は場数を踏んでいるので、大抵は危険。おそらく、危険な人は惚れやすくて冷めやすいんだと思う。一方、安全な人は惚れにくく冷めにくい。だから本当に好きになる人は人生で数人しかいなくて、場数を踏まないので照れがある。 危険な男はメールの絵文字も多い。安全な男はメールがそっけないけど、来るのは待っているので、返信は早い。これが危険な男だと、自分からメールを送ってくる。 合コンで「仕事は何をしているんですか?」と聞いた時に、異常に詳しく話す人は目立ちたがり屋の危険な男の可能性が高い。そして仕事中に女から「合いたい」と言われて、ぬけぬけと抜け出して来る男は危険。仕事に対していい加減な人は、女の人に対してもいい加減だから。
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■ 放送曲目リスト |
| Time | Title | Artist | Label | Number |
|---|---|---|---|---|
| 8'33" | I Never Knew | Four Freshmen | Capitol | 7243 4 95002 2 8 |
| 19'10" | Thou Swell | Joe Williams | Verve | POCJ-2181 |
| 29'42" | Don't Let It Go To Your Head | Nat King Cole | Capitol | CDP 7 48328 2 |
| 33'08" | Cheek To Cheek | Doris Day | Sony | SICP 1496 |
| 41'35" | I Like Men! | Peggy Lee | Capitol | 7243 4 96729 2 5 |
| 47'58" | I Never Been In Love Before | June Christy | Capitol | CDP 7243 4 95448 2 6 |