放送曲目リスト2007年の放送一覧

麻布十番まつり2007
2007年8月25日放送分

 今週は年に1度の「麻布十番納涼まつり」です! 数日前から暑さも少しずつ和らぎだし、当店の出店も大勢のお客さまで賑わっているようです。お時間がございましたらぜひお立ち寄り下さい。
 さて、当店のウェイティング・バーも、お祭りがてらいらっしゃったお客さまで、いつもに増して賑わっています。そんなお客さまの素敵なお話を、少しだけここでご紹介させていただきます。



木村東吉さん(アウトドア・エッセイスト)の
『気田川とカヌー』の話
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 もう15年くらい、静岡県・天竜川の支流「気田川(けたがわ)」に通っている。車で行くと浜松インターから1時間くらい。「本州の四万十川」と言われるくらい水が綺麗で、細くて浅い川なのでとても静か。
 気田川の中流ぐらいには秋葉神社がある。ここは東京の「秋葉原」の由来にもなっている、防災の神様を祀った神社。その神社の前がキャンプ場になっていて、キャンプをしながら川下りなどを楽しめる。
 最近は「ダッキー」というゴムボート式のカヌーが人気。漕ぐ時に左右に振れる後部が、まるでアヒルがお尻を振っているように見えることから「ダッキー」と名付けられた。ダッキーは良いモノなら岩にぶつかっても破れないし、水をかぶっても自動排水の穴が付いているので、非常に安全な構造になっている。小さな子供や犬を乗せて川を下っている人もいるほど。
 川の「瀬」は難易度や危険性によって1〜6級の区分があって、気田川の瀬はほとんど1〜2級。そこそこスリルはあるけど、危険はあまりない、という瀬が5〜10分間隔でやってくるので適度に楽しい。泳げて遊べる川という点で、気田川は今では珍しくなってしまった貴重な川だと思う。
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今森光彦さん(自然写真家)の
『驚異の生き物』の話
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 野生の生き物は隠れるのが上手い。特に上手いのが昆虫。コノハムシは完璧に「木の葉」に擬態している。コノハムシを2匹捕まえて虫かごに入れておいたら、片方がもう一方を木の葉と間違えて囓っていたのには笑ってしまった。
 カレエダカマキリは「木の枝」そっくり。胸が湾曲しているんだけど、それがちょうど枯れ枝の湾曲に見え、なかなか憎い演出になっている。先の方には虫食いの跡まで再現されていて、芸術的とすら言える。
 サバクトビバッタは衝撃的だった。このバッタは何億匹という大群で砂漠を飛び、農作物を一瞬にして食い尽くしてしまうことで知られている。僕はその現象を撮影したくて飛び回っていたら、60年に1度という大群の発生に立ち会うことができた。
 その群れは、実に幅500m、長さ2kmという大きさ。黒い雲のようなバッタの大群が、群れをなして飛んでいた。すごく奇妙な感じなのは、音がしないこと。普通のバッタのように羽根で羽ばたくのではなく、風に乗って飛んでいた。
 しかも群れの真っ只中に僕が立っても、まったく僕の体に当たったり止まったりせずに、うまく避けて飛んでいく。まるで群れ全体で1つの巨大な生き物のようだった。
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中山健太郎さん(区民プール調査隊)の
『オススメの区民プール』の話
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 昔は「子供向け」というイメージの区民プールだったけど、最近は少しずつ変わってきて、カップルも増えてきた。
 渋谷区の「代官山スポーツプラザ」はとにかくキレイ。匂いもキツくないし、透明度も高い。その充実ぶりは「税金の無駄遣いなんじゃ?!」と思うほど。場所柄、美人も見かけるので、それだけでも行く価値がある。
 港区の「アクアフィールド芝公園プール」は4月1日にリニューアル・オープンしたばかり。ここは春・秋・冬はフットサル場になり、夏の間だけ床を沈めてプールになるというスゴイ施設。
 そのアクアフィールド芝公園プールは、屋外プールなのでデッキチェアも並べられ、そこから見る東京タワーの眺めが素晴らしい。プールとしての設備も充実していて、昔の「ダサイ区民プール」のイメージはまったくない。利用料400円でリゾート気分が味わえる、一番オススメのプール。
 目黒区の「目黒区民センター」のプールも屋外。すぐそばに目黒川が流れていて、緑に囲まれているので癒される。しかもプールサイドが大きめに取ってあるので、みなさん敷物を敷いて漫画を読んでいる人もいる。すごくアットホームな感じのプール。
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上原ひろみさん(ピアニスト)の
『飛行機の苦労』の話
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 一番利用する乗り物は飛行機、というくらい飛行機に乗る機会が多い。そして私はキーボードを持ち歩いているので、それを機内に持ち込ませてもらえるかどうか、搭乗手続きは常に戦いになる。
 まずは人の良さそうな受付を選ぶ。そしてバンドの男性メンバーが女性の受付員にお世辞を言ったりもする。でも私のパスポートには異様な数のスタンプが押してあるし、アメリカ人あたりから見れば私は10代にしか見えない。それで大きな荷物を持ち込みたいと言われたら、怪しまれるのも仕方がないとは思う。
 チェックインをくぐり抜けても、ゲートで止められる可能性がある。だからなるべく目立たないようにゲートをくぐる。コツはキーボードが頭の上に出ないようにすること。ストラップを下げて、身体でなるべく見えないような角度を維持しつつ、カニ歩きでゲートを通り抜ける。
 失敗して押し問答になったら「とりあえずトライだけさせてほしい」とお願いするのが最後の手段。実際に試してみて大丈夫だったら認めてもらえる。
 いつもそんな感じなので、搭乗手続きの時に「今日は満席で……」と言われたら、戦いの火蓋は切って落とされた!という感じで頭の中にドラが鳴り響く。
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石川直さん(ドラム・パフォーマー)の
『ブラスト!』の話
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 今年の『ブラスト!』来日公演は「ブロードウェイ・バージョン」。ショーの構成は基本的に変わっていないけど、今回は人数が15人くらい増えた。さらに質の高いキャストが戻ってきたこともあって、圧倒的に迫力が増したと思う。
 ツアーであちこちを回る時は、ホテルの近くでリラックスできるバーを探す。初日にみんながあちこちのお店に行って、「あそこの店はどうだった」なんて情報交換をして、1週間後にはみんな同じバーに集まっている、という感じ。
 日本公演も今年で5年目なので、さすがにみんな日本に慣れたみたいで、各自で楽しんでいる。これが1〜2年目の頃は、唯一の日本人の僕がツアー・コンダクターのように案内した。
 以前は品川のパシフィックホテルに泊まっていたので、その中の「フライデーズ」というバーを溜まり場にしていた。玄関前にバーがあるという感じで、入って、飲んで、少し酔って、部屋に帰って寝る、という日々だった。
 僕は最初にビール。それからマルガリータなんかを飲んで、その勢いで3人くらいでテキーラをショットで飲んだり。やっぱり『ブラスト!』の連中は、パーティーの時はけっこうハジける。
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■ 放送曲目リスト

Time Title Artist Label Number
8'42" You're So Right For Me Peggy Lee Capitol 7243 8 56056 2 8
19'12" Sen Encauto Marcos Valle EMI 82 9370 2
28'49" Errinho a Toa Maysa Epic ESCA 7784
36'03" Discussao Sylvia Telles EMI 827535 2
46'14" Aos Pes Da Cruz Joao Gilberto World Pacific CDP 7 93891 2
50'37" Show Me Andy Williams Sony SICP 1496