
|
インドにハマる! 2007年7月14日放送分 |
|
|
海外旅行通なお客さまのお話によると「インド」は好き嫌いの分かれる国なんだそうですね。「二度と行きたくない」とおっしゃる方もいる一方で、何度も通い詰めるほど好きになってしまう方もいるそうです。
当店のお客さまにも「インドが大好き!」という方がいらっしゃいます。本日はそんなお客さまが教えて下さったインドの魅力を、ここで少しだけご紹介させていただきます。 |
| ■ | 蔵前仁一さん(『ゴーゴー・インド』著者)の
|
![]() |
|
初めてインドへ行ったのは1983年だった。友達に「面白いよ」と勧められて行ったんだけど、散々ぼられて騙されて「もう二度と来るもんか!」と思って日本に帰った。 ところが日本に帰っても、毎晩インドの夢を見る。街を歩いていてもリアリティを感じられない。それでインドを勧めてくれた友達に相談したら「それがインド病なんだ」と言われた。 インドは日本から見ればあまりに「違う」世界。マッチを買おうとすると、当時のレートで「10円」と言われて「そんなもんかな」と思うと、実は普通の10倍の値段だったりする。物乞いの人がボーっと1日中座っていたり、理解できないことばかりだった。 インドでは騙されはするけど、身の危険はそれほどない。お金を巻き上げるのはある意味「正当な商行為」なので、腹は立つけど仕方ない。初心者に気をつけて欲しいのは、デリー空港から市内まで。日が暮れてからタクシーに乗ると、途中でお金を巻き上げられたり、違うホテルに連れて行かれたりする。できれば現地の旅行代理店に迎えに来てもらうなりした方がいい。 インドでは「知らない人が相手」だとぼる。そういう商慣習だと理解しておけばショックも少ないかも。
|
| ■ | 鶴田真由さん(女優)の
|
![]() |
|
年末年始にインドへ行って、ヨガの修道所みたいな場所(アシュラム)で断食コースを体験してきた。
インドは「ゼロ」の生まれた国と言われるけど、実際に行って感じたのが、ゼロとは「何もない」じゃなくて「プラスとマイナスの振れ幅が同じ」だということ。生と死、肉体と精神、そんな対極的な概念がどちらも同じ振れ幅で受け入れられている。 川に死体が流れている一方で、その川は洗濯をしたり水浴びをする生活の場にもなっている。観光客を騙してお金をちょろまかす人も多いけど、その人がお金をお寺に寄付している。そんな風に、インドではいろんなことが「円」になって回っている。 アシュラムの合宿所は1泊2000円以下で2食付きだった。2人部屋に日本人の女性と相部屋で、久しぶりに「厳しい寄宿生活」を送った。起床は5時半。6時から瞑想。1日に4時間くらいヨガをやった。 食事は断食のコースなのでジュースとスープだけ。それで2週間過ごしたら、身体の中の悪いモノが全部出た気がして、食事をしたくないくらいだった。でも仕事で行った夫はあまりインドが気に入らなかったらしく、帰りの飛行機で「しばらくインドはいい」と言っていたけど。
|
| ■ | 中村亨さん(『インド式計算ドリル』著者)の
|
![]() |
|
「インド式計算」というのは主に掛け算のテクニック。「48×25」なんて計算も簡単に暗算できるようになる。「×25」の場合は先に「×100」をして「÷4」を計算するのがコツ。
「43×63」は「1の位がどちらも3」「4と6を足すと10になる」ところに目を付ける。「81×89」なら「1の位を足すと10になる」「10の位は同じ」。こんなパターンによって楽な計算方法がいろいろある。 これが出来るようになったからといって、頭が良くなるとは限らない。それよりは様々な「計算の工夫の面白さ」に注目して欲しい。 日本では「九九」で9×9までの掛け算を丸暗記するけど、インドでは19×19くらいまで丸暗記するらしい。そしてその先はこの種の計算テクニックを教わる。学校で習う場合もあるし、親から教わることもあるけど、とにかくインドの人はこの手の計算テクニックを、みんな大なり小なりいくつかは知っている。
|
| ■ | ヴィーナ・ラージさん(神谷町『ニルヴァナム』)の
|
![]() |
|
『ニルヴァナム』は南インド料理のお店。南インド料理は魚介類を使った料理が多いのが特徴で、お米がメイン。北だと小麦が中心になり、チャパティ、プーリー、ロティなど窯で焼く料理が多い。
カレーも南北で違いがあって、南は海岸で育ったココナッツを使ったココナッツ・ベースのカレーが多い。北はタマネギとトマトをベースにしたカレー。南には窯もないので、おつまみは鉄板で炒めたり揚げたりしたモノが多い。 お祝いやお祭りの時には「ミールス」という料理を作る。これはご飯の周りにスープや数種類のカレー、炒め物、デザート、ピクルス、ギーなどをズラッと並べた料理。州や宗派によって並ぶお皿の種類が違うので、ミールスのお皿を見ただけでその人がどこの出身かわかったりもする。 このミールスは手で食べる。味、香りなどの普通の料理の楽しみ方に「手で触った時の感触」がプラスされる、インドの古い食べ方。自分の手だから自分でキレイにできるし、リラクゼーション効果もあると言われている。 エチケットとしては、右手だけで食べること。パンをちぎる時も右手だけ。左手はテーブルの下にしまっておく。
|
| ■ | 黒木里奈さんと小野彩さん(OL)の
|
![]() |
|
インドに行くと、インド人のパワーをもらえるような気がする。生命力に溢れているというか、目力(めぢから)は明らかに強い。じっと見て「騙す時は騙す!」みたいな雰囲気がある。
インドの人たちはギュウギュウ詰めのバスや電車に乗っていても、どこか余裕がある。ニヤニヤしている人もいれば、こっちをジッと見つめている人もいたり。そういうのが楽しい。 私(里奈さん)はデリーの南のカイラッシュ・コロニーに1年半住んだ。家を借りたら、オーナーさんに「家をキレイにして欲しいから」と言われて、月々300ルピー(約1000円)で掃除夫を雇わされた。食べ物は野菜が日本よりも安くて美味しいので、自分で日本と変わらない食事を作った。 インドの男性は必ず「年齢はいくつだ?結婚はしているか?タバコは吸うか?酒は飲むか?」と聞いてくる。これは自分の結婚相手として相応しいかどうかのチェック。それで最後に「インド人ってどう?俺どう?」って付く。 どうもインド人同士だと「知らない女性に話しかけることは非常に失礼」らしい。だからって私たちに……っていうのもずいぶん失礼な話だと思った。
|
|
■ 放送曲目リスト |
| Time | Title | Artist | Label | Number |
|---|---|---|---|---|
| 10'03" | I've Got A Feelin' You're Foolin' | Helen O'conell | BMG | BVCJ-7482 |
| 20'24" | Give Me The Simple Life | Marian Montgomery | Decca | UCCC-9048 |
| 31'13" | You'd Better Love Me | Rita Reys | Philips | UCCU-3066 |
| 42'00" | Indiana | Kay Starr | Jasmine | JASCD 307 |
| 47'48" | S' Wonderful | The Lewis Sisters | Liverty | TOCJ-66320 |