グルメ番組をずいぶん書かせてもらうようになって、ついにこの間の『東京1週間』の横浜特集では、あの小山薫堂さんよりも大きく写真を載せてもらった。「大丈夫か?」とは思いつつ、ちょっと嬉しかったりもした。
もともとグルメ情報に詳しかったわけでも何でもなく、TBSの合田さんが『美味しんぼ』を全巻丸暗記しているような人で、雑談していたらいろんな事を教えてくれたのが最初。最初は『美味しんぼ』の話から始まって、合田さんが「実際に行くならどこが美味しい」という話まで全部教えてくれた。
しかも「イタリアンなら代官山『カノビアーノ』、中華なら銀座『福臨門』……」なんて10店以上を書き出してくれた、さらに「カノビアーノへ行ったらボタン海老とカラスミの冷製カッペリーニを食べろ」と細かくリストにしてくれた。
もちろん僕はどの店にも行ったことがなかったので片っ端から行ってみたところ、どこもめちゃくちゃ美味しい。「こういうのに詳しいのって面白いかも……」と思って、自分でもいろんな店に行ってみるようになった。
いろんなレストランを食べ歩くコツは、行ってみたいお店があったら何ヶ月か前に予約を入れてしまい、スケジュール帳に書いてしまうこと。すると忘れた頃にその日がやってくるので、急な仕事さえ入らなければ食べに行ける。そんな感じでどんどん予約を取っておけば、予約の取れない人気店でもなんとかなる。
それから会議の合間のちょっと空いた時間を利用するのもコツ。そのために携帯にお店を登録する時は必ず「場所」を頭に付ける。そして赤坂で時間が空いたら「赤坂」で検索して、近くのお店へ行く。こんな感じで週に2軒くらいは行けている。
ただそういう時に、中には1人では行きづらいお店もある。だから電話で「1人なんですけど……」と聞いて「お一人さまの方もいらっしゃいますよ」と言われたら行くようにしている。カウンターがあるかどうかを確認するのも手。カウンター席なら1人でも大丈夫。
ホテルと違ってレストランにはキャンセル料がない。だから予約はどんどん入れるべき。僕の場合、ダブル・ブッキングしていることさえある。そしてその日になって中華を食べたいかイタリアンを食べたいかで決める。もちろんお断りしたお店には申し訳ないので、数日中に行くようにしている。