今年は「キレイな食事」がキーワードになりそう。みんなもう一度、自分が食べる食材や料理を見直したいと思っている。
そんな中で注目を集めそうなのが「ハーブ」。自分の家のベランダで簡単に作れるし、そうやって作るとパセリなんかものすごく大きくなる。パセリは栄養価なども最強と言えるかもしれない。
この間、読者に大きなアンケートを取ったところ、「関心のあること」でダイエットや美肌などの定番に続いて、ハーブ・漢方などを挙げる人が驚くほど多かった。サプリメントもいいけど、結局もとを辿ればハーブや漢方に行き着く。そういうことに気がついて、注目を集めているみたい。ハーブを使えるようになると料理の幅も大きく広がるし、そこら辺も絡めてブームになるかもしれない。
「キレイ食」の「キレイ」は「キレート」という言葉にも掛けている。キレートとは「蟹のハサミ」が語源となっている科学用語で、プラプラしているろくでもない金属を挟んで外に出す、みたいなイメージ。
どう野菜を美味しく食べるか、などもこれからのテーマ。そういう趣旨の連載を「野菜料理のカリスマ」と呼ばれるカノウユミコさんにしてもらっているけど、彼女の発想はすごく面白い。「かんぴょうや切り干し大根から濃厚な美味しいダシが出る」とか「切り干し大根をちょっと処理するとベーコンみたいな味と食感になる」とか。一度、騙されたと思って水で戻す前の切り干し大根を囓ってみてほしい。
ごぼうもすごく上品なダシが出る。でも普通、ごぼうを食べる時に皮をむいてアクを取ってしまう。実はごぼうは、皮のすぐ側にクロロゲン酸という抗酸化力の高いポリフェノールを含んでいたり、旨味成分もそのあたりに多いので、皮も剥かず、アク取りも最小限で食べた方が美味しい。
ある研究チームは「疲れ」を数値化する研究を進めている。たとえばストレスが溜まると血管が収縮して血液の流れが悪くなったり、リンパ球が減ったりすることがわかっている。その研究の先に「では疲れを取るにはどうしたらいいのか」というテーマが見えてくる。昔から栄養ドリンクに「タウリン配合!」などと謳われているタウリンは、実際に疲れを取る働きがあるらしい。
女性読者に「今、何が困っている?」と聞くと、肩こりや疲れが辛い、という答えが非常に多い。おそらく全般的に疲れているのだろう。でも健康じゃなければ楽しくない。楽しく生きるために、健康でいて欲しい。