クリスマスにロマンティックな告白を……と考えている人もいるけど、クリスマス・イブを一緒に過ごしているだけで「I Love You」。
よく「告白の仕方を教えて下さい」と聞かれることがある。でも告白は無理に「私はあなたが好きです」とか「付き合って下さい」なんて言う必要はなくて、その気持ちはだいたい伝わっているモノ。みんなで居る時もなんとなくいつも目が合うとか、みんなにお鍋を取り分けているわけでもないのに自分にだけ取ってくれるとか、そんな日常の中で伝わっている。だからクリスマスや誕生日にムリヤリ告白する必要はない。
それに、告白して「No」と言われると傷ついてしまう。僕なんかもよくふられたけど、「好きです」と言って断られるよりも、「ご飯を食べに行きましょう」と誘って「ゴメンナサイ、お友達と会うので……」と断られた方が傷は浅い。それが2〜3回続けば「脈がないんだな」とわかるわけだし。
そんな風に、恋愛においては、無理に劇的な言葉よりも、日常のなんでもない言葉の方が大事。たとえば昔、風邪を引いた女の子に「大丈夫?」と電話したことがある。そして1週間後にまた「治った?」と電話した。そうしたらその女の子は「風邪の時に“大丈夫?”と言ってくれる人はいっぱいいるけど、“治った?”と電話してくれる人はいなかった」とすごく喜んでくれた。恋愛ではそんな「治った?」なんて日常の言葉が大事。
僕だったら、今のクリスマスのデートは「一番似合わない場所」を選ぶ。居酒屋だったり、焼鳥屋だったり、「クリスマスでココ?!」と思うような場所。でも一緒にいることばなりよりも大事なので、あんまり「ロマンティックなレストラン」とかはどうかと思う。
プレゼントは「値段よりも気持ち」と言われるけど、もっと大事なのが「時間」だと思う。そのプレゼントを選ぶのにどれだけ時間をかけているか。ギリギリになってしまって1分で「コレでいいや!」と選んだ高価なモノよりも、たとえ1000円のハンカチでも「彼女にはどれが似合うかな?」と30分かけて一生懸命選んだモノの方が価値がある。
もっと言えば、プレゼントというのは日常の試し算。普段から相手を見ていると、何が欲しいか、何が好きかはわかる。「このネクタイを贈っても絶対にしないな」ということもちゃんとわかる。その日常の中でどれだけ相手のことを見ているかがわかってしまう試し算。だから「ちゃんと見ていてくれたんだ」ということがわかるプレゼントが良い。