SUNTORY SATURDAY WAITING BAR
2005年6月25日の放送

この日の放送曲目リスト/過去の放送内容リスト

「ヌードを考える」

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 いよいよ夏が近づいてきました。海やプールで水着を着るにあたって、体のラインが気になる今日この頃です。
 当店にいらっしゃる女性のみなさんは、どうやってあんな素敵な体を維持しているんでしょうか。その秘訣を教えていただいたので、せっかくですからみなさんにもご紹介しようと思います。
 それから「男性から見た美しい女性の体」について教えて下さった男性のお客さまもいらっしゃいました。こちらもとても勉強になったので、あわせてご紹介させていただきます。


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安田美沙子さん(タレント)の

『グラビアの仕事』の話

 中学生の時に「モデル」になりたいと思ったことがある。ところが友達と一緒に応募しようと思ったら、応募要項の身長に2cm足りない。それで諦めた。
 それがこの世界に入れたのは、京都駅でスカウトされたから。こっちをずっと見ている人がいて、なんだろう?と思っていたら「興味ある?」って。それが19歳の時だった。両親は反対したんだけど、私が頑固に「やりたい!」と主張したら折れて認めてくれた。
 最初にちゃんと「水着はやりません」と断っておいたので、事務所の人も「じゃあ、やめておこうか」と言ってくれて、本当に水着の仕事はやっていなかった。でも仕事をしているウチにグラビアの仕事が楽しくなってきて、今は水着の仕事も好きでやっている。
 最近は大人っぽい格好のグラビアを撮ることもある。できればナイロンの水着じゃなくて、麻みたいな柔らかい感じのナチュラルな素材を使った水着も着てみたい、なんて思ってみたり。

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野田義治さん(サンズエンタテイメント社長)の

『タレントとグラビア』の話

 基本的にウチにいる娘の露出度は「水着のライン」まで。見せ方はいろいろあるけど、ブラジャーとパンツはまずいだろう、と。ただ、下着に見えるような水着もあるから、必要ならそれをスタイリストに選ばせろと言っている。
 誰だって自分の子供を裸にしようとは思わない。だから他人様の娘をお預かりして、裸にさせることだけは絶対に出来ない。たとえば映画の出演の話が来たとする。もの凄く良い役で、これをやればブレイク間違いなしです……という話。でも裸になる役だったら受けない。僕は40年間この世界で生きてきて、裸になってブレイクした娘を見たことがない。1〜2年は保つかもしれないし、その当時のポジションよりも下がったところで動いている娘もいる。だけどそれ以上はない。
 脱ぐと言うことに関してはこんな説教もする。「彼氏の前とか、結婚して旦那さんの前とかでスッポンポンになる時は、電気を消すだろう。それなのになんで他人の前で裸になって見せなきゃいけないんだ?おかしいだろう?」と。当たり前のことを当たり前に言っているだけ。
 逆に言えば、水着はOK。プールや海水浴に行ったことのない人はいないし、そこで水着になったことのない人もいない。つまり水着というのは常識の範囲内だから問題ない。だからこそグラビアの撮影は、よっぽど忙しい場合を除けば、必ず海外のビーチに行く。そこへ行けば我々だって水着になるし、水着じゃない方が不自然だから。
 僕は最初のグラビアを仕掛ける時は「お客さんが食いつく」だけの冒険をする。時には「ここまでやらなくてもいいのに」と言われるほど。でもお客さんの目に止まらないと名前を覚えてもらえないし、逆にそれを続けるのも馬鹿。だから最初だけは水着もボンテージにしてみたり、普通の洋服でも露出を多くしたり、いろいろ工夫をする。ビキニの水着は極力、身体に合ったモノ。ただその中ですこし小さめを着せる。
 最近は「着エロ」「グラビアアイドル」なんて言葉が氾濫している。「巨乳」という言葉はあまりに言い得て妙なので仕方がないと思うけど、「着エロ」って何なんだと思う。インリンや森下千里などは、ちゃんと考えたコンセプトがあってやっている「エロ」。確信犯だから、ちゃんと計算しているし、その計算はこっちにも見える。でもその2人以外の「グラビアアイドル」のほとんどは「これやって次、何をするの?」という感じ。それでも1年は商売ができる。でもその先はない。
 なぜなら人は飽きてしまうから。自分の女房だって1〜2ヶ月で飽きるもの。お客さんが毎日同じようなグラビアを同じように見ていたら、すぐに飽きられてしまう。飽きられる前に次の手を打てるかどうか、それこそが我々の仕事。
 だからグラビアに出すということは、次の手が見つかったということでもある。グラビアに出して引っかかりを待とう、なんてことではグラビアには出せない。

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野村誠一さん(写真家)の

『ヌード写真』の話

 10年くらい前、この業界には「ヘアヌードバブル」があった。ヘアが写れば何でも売れた時代。きっかけは樋口可南子さんの写真集だった。
 正直、個人的にはそういうので魅せるのは好きじゃない。だから今、出版界で「本が売れない」なんて言われているけど、汚いヌードが氾濫しすぎて、読者が避けるようになったのではないかと思っている。
 僕は「雑誌の世界はテニスコートのようなもの」だと思っている。左端にはアダルトビデオのようなものがあったり、右端にはオシャレで芸術的な雑誌があったりする。でも右も左も端に行き過ぎるとお客さんは少ない。だから「限りなくマイナーに近いメジャー誌」「限りなくメジャーに近いマイナー誌」を作らなければ売れない。
 僕は女の子の写真集を撮る時も、常に風景の写真なども撮るようにしている。すると読者から「お前の写真集には風景の写真が入っているが、この分のお金は払いたくない」という意見も寄せられる。でも女の子の存在した時空間がその中に表れていなければ、写真集は完成しない。最初のページから女の子が裸だったら、その子がどういう職業でどういう性格なのかわからないわけだし。どこへ行って、どういう場所で、どういう時間を過ごしたのかがわからないと。
 最初から最後まで裸で良いのなら、銭湯の番台になってしまう。制服を着ていた人が脱いだから意味があるのであって、銭湯の番台に座っていたってそんなに嬉しくないのでは。
 人間の顔にはちゃんと歴史がある。でも最近は流行りなのかメイクなのか、同じような顔をしている人が多い。たしかに「カワイイ」んだけど、「スゴイ」という人は少ない。
 もしかしたら自分が慣れてしまったせいかもしれないけど、カメラを向けたらドギマギするような、鳥肌の立つような人を撮ってみたいと思う。

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井上優さん(凸版印刷)の

『レスポンス』の話

 レスポンスというのは写真の補正のこと。アナログの時代ならハンドレタッチと呼んでいた。たとえば表紙用に撮影をしたのにモデルさんが差し歯を忘れてしまった、なんて時に、ネガに手で「歯」を書き込む。これがハンドレタッチ。
 これがデジタルの時代になり、「レスポンス」という機械を使って補正をするようになった。この機械がなんとイスラエル製。私も「なんでイスラエル?!」と思ったけど、そういう技術が進んでいる国らしい。レスポンスという機械でスキャンした写真を、パソコンで補正する。主にMacを使っているところが多くて、ソフトはPhotoshop。「ニキビやホクロを消して欲しい」という時は、キレイな肌をコピーしてホクロの上にかぶせる。
 レスポンスの指示を出すのは、カメラマンや編集者、それからタレントさんの事務所や本人。「ここは消して、ここは残して」という指示書の形でもらう。グラビアアイドルの仕事はほぼ必ず指示書がある。逆に指示書がないとこちらとしても辛かったりする。
 補正するのは主にニキビ、ホクロ、それから肌荒れ。撮影の時に気温が低くて鳥肌が立っていたりするのも、しっかりフィルムには出てしまうので、レスポンスで補正する。
 女性の写真はほとんど必ずレスポンスが必要になる。逆に男性はほとんど必要としない。最近なら松田聖子さんが最近出した写真集は、ほとんどレスポンスの必要がなくて驚かされた。読者に「修正してるんだろう」と思われてしまうこのご時世が残念なくらい。
 中にはウエストや太股を削る、なんて補正もある。撮影の姿勢によってはお腹がぽっこり出てしまったのを削ったり。
 以前、深夜番組でタモリがグラビアアイドルとの対談で「写っちゃいけないモノが写っちゃったらどうするの?」と聞いていた。すると女の子はテレビなのに堂々と「大丈夫!レスポンスで処理してもらえるから!」と答える。これには驚かされた。それくらいレスポンスは業界で当たり前と思われているらしい。

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吉川忠久さん(恵比寿「ココサロン」)の

『酸素と肌』の話

 高濃度、高気圧の酸素カプセルが人気。地球上の酸素濃度は20.9%のところを、35%まで酸素濃度を上げたカプセル。
 江戸時代まで遡ると、地球上の酸素濃度は30%近くあったという説もある。それがどんどん減ってきて、今は20.9%。その酸素不足による弊害が身体に出てきている。たとえば満員電車などは息苦しいけど、酸素濃度は17〜18%まで落ちているらしい。だから倒れる人が出てくる。今はもうその瀬戸際まで来ている。
 酸素カプセルでは特に皮膚がキレイになる女性が多い。酸素には溶解型と結合型の2種類があって、圧をかけることにとって溶解型酸素が皮膚から身体に入る。そして皮膚でコラーゲンを生成する時に大量の酸素を必要とするので、コラーゲンを作るのに役立つ。
 お酒を飲むとだんだん酸欠になる。頭がボーっとしてくるのは、酸素の消費量が多い脳に酸素が足りなくなるため。そして次に酸素が足りなくなるのが肝臓。だから酸素をたくさん供給することで、肝臓の機能が良くなって、肌にも良い影響がある。
 オススメは3日〜1週間に1回くらい、できれば1ヶ月くらい続けてもらうと、効果がわかるらしい。私は男性なのでわからないけど、女性は「翌日、化粧のノリが良くなった」「髪のツヤが良くなった」と言っている。
 コラーゲンは本来、自分の体の中で作るもの。それを助けるのが高酸素カプセル。特に肝臓が疲れると肌に影響が出る。いくら外をキレイにしても、中がダメだと皮膚はキレイにならないので、肝臓にしっかり酸素を行き渡らせるのが良い。

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矢部美穂さん(タレント)の

『グラビアの仕事』の話

 自分で言うのもなんだけど、10代の頃に較べてモテるようになった。
 実は昨日、脇の脱毛に行ってきたばかり。こんなに写真集なんかの仕事をしているくせに、今まではシェーバーで済ませていた。妹に誘われて、一緒に行ってきた。すると5分くらいで呆気なく終わるし、レーザーを当てて全然痛くないし、次は2ヶ月後でいいらしい。もっと早く利用すれば良かった。脇をやったら次は足、さらに背中もやろうかと思っている。
 ただ、ボディラインは10代の頃の方が良かったと思う。胸も上がって大きかったし、歳には勝てない。今は28歳だけど、ウエストの肉が本当にマズイ。普通の人よりも付いているかも。今度、写真集を出す前にはさすがに運動しないと……と思っている。
 お風呂上がりには必ず鏡の前で身体をチェックする。家族がいても裸のままで1時間くらいは歩いている。やっぱり芸能人は「見られている」という意識が大切で、だからこそ磨かれてキレイになる。だからお風呂上がりは全裸。
 10代の頃、グラビアの仕事を始めたばかりの頃は恥ずかしくて逃げ出していた。本当に逃げたことも1度あった。それはテレビの仕事で、しかも生放送。でもその人気番組に出るのが、正確には熱湯に入るのがどうしても嫌で逃げた。今はさすがにそんなことはしないけど。
 今、28歳だけど、この歳でグラビアとか写真集の仕事をさせてもらえるとは思ってもみなかった。この歳で「見たい」と言ってくれるお客さんがいるのが嬉しい。出版社に「もう遠慮して下さい」と言われると思ってたんだけど……それでもさすがにあと2〜3年かも。私の写真集はちょっと変わっているので、中身の濃い写真集を作らなきゃというプレッシャーもある。
 こうなったきっかけはフライデーの袋とじ企画だったかもしれない。いろんな企画をやらせてもらって「まだまだグラビアも行けるかも?!」と思わせてくれた。

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放送曲目リスト

Time Title Artist Label Number
7'45" Linda Em Noite Linda Os Tres Brasileiros Verve POCJ-2707
17'23" So Nice Astrud Gilberto Capitol TOCP-8266
27'12" Amor De Nada Marcos Valle EMI 829 370 2
33'51" Voce E Eu Nara Leao Philips PPD-1054
41'40" Conversa De Botequim Doris Monteiro EMI 829 712 2
47'58" Dora Lice Joao Gilberto World Pacific CDP 7 93891


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