■ ユカコさん&マユさん&アイさん(OL)の
- 『男性ファッションのチェック』の話
男性の第一印象は顔。その次は靴。履き込んでるのはいいんだけど、絶対に磨いてないでしょ!みたいな状態でずっと履いているのは嫌。
カバンも気になる。スーツなのに、肩下げのカバンを斜めになりながら使っているのを見ると、疲れている感が倍増。肩パットも移動しちゃってたり。
スーツのポケットが、片方は蓋が出ていて、片方は蓋が中に入っているのもすごく気になる。インなのかアウトなのかハッキリして欲しい。
最近は「首にシャツが合っているかどうか」も気になるようになった。不要に隙間が空いていたり、明らかに第一ボタンが締まらないだろう、とか。その上から無理矢理ネクタイをしているのはダメ。
靴下は、基本的に見えない部分なんだけど、ストッキングみたいな透けてる靴下は論外。足を組んだ瞬間にクマとか見えるのも止めて欲しい。電車の中で「ちょっと良いかも?」と思っても、前に座った瞬間に「クマだ……」で終わる。
ネックレスをしている人もいるけど、これはコーディネートによりけり。ネックレスに合わせて、婚約指輪じゃない指輪をしていたりすれば、まだ許せる。それでも基本的に男性のスーツにネックレスは合わない。指輪を必要以上に着けていて、しかも全然合っていない人も最近多いし。
スーツ自体は誰でも無難にまとめられる。だから色遣いやコーディネートでちょっと冒険して、それがちゃんと合っていると好感度が高い。そしてブルガリとかグッチなんてキメキメの時計じゃなくて、タグホイヤーあたり。カバンはブランド物じゃないけど、たとえばイタリアあたりで買ってきて使い込んでいるもの、とか。
要するに、ポリシーを感じる人が良い。でもそんな人は滅多にいない。半年に1人会えるかどうか。田園都市線方面、二子玉からたまプラーザの間に住んでいる人に比較的多い。ただし、そのエリアに住んでいる人はもれなく薬指に指輪が付いているけど。
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■ 落合正勝さん(服飾評論家)の
- 『スーツとネクタイ』の話
趣味の良し悪しは、なかなか一概には言えない。
たとえば女性が「趣味が良い」と言うネクタイは、大概がデザイナーズ・ブランドだったりする。そして紺無地は「年寄りっぽい」なんて言われてしまう。ところが本当に一番趣味が良いネクタイは、シルクの厚織り紺無地のネクタイ。各国首脳の会議などでそういったネクタイをしている人ばかりなのは、あれこそが正統派だから。デザイナーズ・ブランドのネクタイは1970年代から出てきた新しい別のネクタイと考えて良い。
人のスーツ姿を見る時に、一番わかりやすいのが背中の線。ここがキレイに出ているのは、大抵がオーダーメイド。それから肩を見て、肩をナチュラルに覆っていれば、ほぼ間違いなくオーダーメイドとわかる。
イタリアの男がイタリアの男を見る時は、まず肩を見る。そこからずっと視線が下りて、靴を見る。次に見るのはネクタイのあるVゾーン。でもそれはネクタイを見ているわけじゃなくて、襟の形と襟幅がマッチしているかどうかを見ている。それで最後に顔を見る。
イタリア人のお洒落な人は凄い。ネクタイもカフリンクスも毎日換えつつ、自分のスタイルをちゃんと持っている。ベルルスコーニ首相なら、ダブルかシングルのチャコール・グレイのスーツ。これはミラノの有名なテーラーで作っている。シャツは薄いブルーで、ネクタイは細かいドットの紺地に白の水玉。彼はその同じようなネクタイだけを、何十本もオーダーするのだとか。
ネクタイは毎日換える必要がある。でもイメージの違うネクタイは付けない。これが“スタイルがある”ということ。日本のニュースキャスターが毎日スーツとネクタイを換えているのは、私などには「主義主張がない、哲学がない」という風に見えてしまう。洋服というのは自分の個性やアイデンティティを出すモノ。それが男のお洒落。
とりあえず、という事であれば、紺無地のシルクのネクタイから始めてみては。ちょっとエレガントに見せるなら、“ピンドット”と呼ばれる細かい白の水玉が入っているものも良い。たとえばミラノやフィレンツェで、ブラックタイにタキシードで出席しなきゃいけないパーティーがあっても、紺の上下のスーツに白いシャツ、そしてピンドットのネクタイで行けば、一応失礼には当たらない。水玉という柄には、日本の着物にも「行儀」という柄があるように、自分の節操や礼儀を表すような意味合いがあるから。
男性に送るクリスマス・プレゼントには、このピンドットのネクタイなどはもってこい。ただし上質なネクタイというのは、高ければいいという物ではないのが難しい。クラシックなネクタイというのは、まず織りがしっかりしていること。そして長さは146〜148cm、大剣(一番太い部分)が9cmと決まっている。
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■ 岸田一郎さん(『レオン』『ニキータ』編集長)の
- 『オヤジの価値』の話
日本はお澄まし文化。バーに素敵な女性と男性が座っていたとする。お互いに気になっていても、気取って気のないようなお澄まし顔をする。その結果、それで何も起こらずに終わってしまう。
ところがイタリア人は違う。「あの娘、素敵だな」と思ったらとりあえずアプローチする。民族的にどちらが幸せかと考えたら、それでうまく行くのであればイタリアの方が幸せなのでは。まだまだ日本は発展途上、という気がする。
女性をレストランに誘ったとする。食事が終わって、デザートを頼む時に、房に付いたままのブドウを頼む、とか。それを二人でむきながらベロベロになって食べると、周りの注目も集まって「私はこんなに大事にされている」と感じてもらえる。
今までの日本の教科書主義だと「このレストランはこうこうで……」というマニュアル通りにやっていた。だけどこれはから、そのマニュアルを極めた上で、どう外すかがテーマ。そしてこれは小僧には決してマネが出来ない。長く生きてきたオヤジが人生の中で培ってきたテクニックじゃないと通用しない。
クリスマスのディナーも、2万円もするレストランを予約するのは愚の骨頂。そんなところに行っても周りは小僧ばかりで、オヤジは居心地が悪いだけ。だからどんなに旬なレストランでも、クリスマスだけは行ってはならない。
だからたとえば、素敵なホテルの一室を予約して、ルームサービスで無理をお願いしていろんな物を作ってもらうとか。既婚者なら24日は大まじめに仕事をするのも良い。そうすれば前後の23日や25日を空けることができるので、そこを悪さに使う。なにせ24日に電話が繋がらないというのが最悪だから。
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■ 名畑政治さん(時計ジャーナリスト)の
- 『腕時計』の話
第一印象において腕時計というのはそれなりの役割を果たすもの。人に見られても恥ずかしくない時計を持っていたい。ただ、モテたいからという理由だけで時計を買うのでは、ちょっと寂しい。そこに自分なりの理由が語れないと、薄っぺらな感じがする。
ヨーロッパには、使っている腕時計でその人の生きている世界、すなわちクラスが決まってくる、という考え方がある。幸か不幸か、日本にはそういう考え方はないけど、そんなに背伸びする必要もない。
ある時計のイベントに10年くらい行き続けているけど、最初の頃は酷かった。時計にしか興味のなさそうなオタクっぽい人が、ボロボロの格好に腕時計だけピカピカさせていた。でも5〜6年前から割と洒落た夫婦や家族も見かけるようになって、時計のブームもやっと定着してきたか、という感じがする。
今日、僕がしている時計はブレゲのアエロナバル。これはブレゲの中でも一番手頃なモデルで、1950年代にフランス空軍で支給された軍用時計がベースになっている。かなり男っぽいデザインなのがお気に入り。決して安くもないけれど、法外な値段というわけでもないので、手が出ないという事もないと思う。だいたい70万〜100万円くらい。
最近、このアエロナバルを買った人に会った。その人はデパートのバイヤーをやっている人で、バイヤーをやりつつ売り場にも立つという人だった。そして売り場に立つ時にこの時計をしていると、お金があって趣味の良いお客さんと「君、良い時計してるね」なんて話のきっかけになるので、仕事の上でもプラスになっている、と言っていた。
それからお父さんやお祖父ちゃんのお古の腕時計を、ちゃんと手入れして使っている人も好感が持てる。その時計を買った時の想い出も聞いて覚えていると、なお良いと思う。
ちなみにスウォッチは誰にでも似合う時計。ノーエイジ、ノークラス。あれをしてても値踏みをされない、というのが利点になっている。社長さんがしていてもおかしくないし、学生さんがしていても良い。ただ、アレばかりというのはちょっと寂しい感じがする。
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■ 岡田哲哉さん(グローブスペックス代表)の
- 『メガネ』の話
格好良いメガネ選びは、お店のスタッフのアドバイスを聞くのが一番の近道。一口に“格好良い”と言っても仕事や感性によって色々だけど、とにかくメガネを掛けると顔が変わる。それが良くなったのか悪くなったのかは、自分ではなかなか分からない。有名なデザイナーやスタイリストでさえ、自分のメガネとなると「わからないので選んで下さい」と言うほど。だから素人がわからないのは当然だと思って相談して欲しい。
それから女性が男性を見る時に良いと思うのは、メガネ自体じゃなくて奥の目がどう見えるかがポイントになるケースが多い。メガネを掛けたことによって目がキリッと見えたり、優しく見えたり、光を持っている見えたり。その雰囲気が重要だと思う。
メガネのお店は国内、海外から良さそうな物を探してきて仕入れている。たとえば5月にはミラノでメガネの大きな展示会「ミド」が開かれていたり、10月にはパリで「シルモ」が開かれていたりするので、そういう場所を中心に探してくる。これらの展示会は本当に大きな展示会で、日本でやっているモーターショーのブースが4〜5倍になっているイメージ。数千のメガネのショップが並ぶので、全部見て回ろうとするとウンザリする。
展示会に行くと、デザイナーやブランドの方から「日本ではどんなデザインが良いと思うか」などと聞いてくる。というのは、日本のユーザーが世界で一番、いろんな色や形に対して冒険的にチャレンジするから。世界中のデザイナーが「日本市場が一番面白い」と言っている。欧米だとそういう冒険的なデザインを受け入れるのは一握りの人だけらしい。
この間の10月の「シルモ」では、どのブースもびっくりするくらいカラフルな色に溢れていた。これは来年あたりの流行になるかもしれない。もう1つ、お店で見ていると、いわゆるメガネらしい黒縁の四角いメガネを探すお客さんが毎日1人は必ずいる。「あんまりファッション、ファッションしていないメガネが欲しい、頑張っている感じを出したくない」と言っている。これも1つのトレンドになるかも。
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放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 9'24" |
I've Got My Eyes On You |
Patti Page |
Emarcy |
VCCM-9037 |
| 19'36" |
I Like Men! |
Peggy Lee |
Capitol |
7243 4 96729 2 5 |
| 28'31" |
Just You, Just Me |
Nat King Cole |
Capitol |
CDP 7 48328 2 |
| 39'35" |
Just In Time |
Dean Martin |
Capitol |
CDP 0777 98401 2 2 |
| 46'21" |
At Long Last Love |
Frank Sinatra |
Rerprise |
WPCP-5793 |
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