■ 岩崎恭子さん(ミキハウス)の
- 『競泳用水着』の話
バルセロナ五輪から、もう10年。当時も、もちろん競技用の水着というものはあったけど、今ほどハイテクなものではなかった。ちょうどあの頃に、男性にも女性と同じような形の水着が開発されたんだけど、それが今や全身を覆うようなってしまった。
水泳の場合、SPEEDO、arena、ASICSの3つのメーカーが中心になっていて、たとえば日本代表チームの場合、今回の男子の水着はASICSで、女子はSPEED、みたいに、持ち回りになっている。私の場合は、たまたまずっと使っていたSPEEDOだったので、何も不満はなかったんだけど、でもやっぱり選手にはそれぞれ好きな水着があるので、イロイロと問題になったらしい。それで今は、一応メインのメーカーは決まっていても、必ずしもみんなが同じメーカーの水着を着ているとは限らなくなっている。
水着というのは微妙なもので、ちょっと縫い目がキツイだけで、肩が凝るような感じがしたりする。また、そう感じてしまうこと自体がタイムに影響を及ぼすので、自分で好きな水着を選べる方が自然だと思う。
最新の水着は、肌よりも水の抵抗が少ないので、体を覆う面積がどんどん広くなっている。スパッツ型で膝上まである水着もあれば、イアン・ソープのように全身を覆う水着もある。どれを選ぶかは選手の好み次第だけど、全身型は大変そう。脱ぐのに、誰かに後ろのチャックを降ろしてもらわなくちゃいけないし、全身を締め付けているので、長時間の練習はツライだろうと思う。でも、私も全身型の水着を着てみたことがあるんだけど、たしかにいつもより「浮く」という感じがした。
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■ 矢嶋万留美さん(東レ・アクアウェアディレクター)の
- 『今年の流行』の話
今年の水着は、去年と較べて形が変わった。三角水着の肩紐が太くなって、首のところでリボンに結べるような「ホルターネック」の水着が売れている。あの有名な、マリリン・モンローのスカートがめくれるシーンで、マリリン・モンローが着ていた服を思い出してもらえればわかりやすいかも。ああいう感じの、胸をキレイに包んで美しく見せるビキニが、今年の流行。
ホルターネックのビキニは、布の面積がちょっと広いので、胸のない人でも中にパッドを入れやすい。パッドを何枚か入れて着こなしても、自然に綺麗な感じに見える。胸のない人はアンダーワイヤーの水着とかを着ている人が多いけど、アンダーワイヤーはどちらかというと下着っぽいので、「オシャレに着こなす」のにはホルダーネックの方がオススメ。
ビキニの下は、普通の三角のショーツもあるけど、ローライズパンツが定番になりつつある。サーフパンツみたいな、布でできたボードショーツを着る人もいて、泳ぐ時はそれを着て、焼きたい時は脱ぐ、なんて使い方をしている人もいる。
タンクトップ・ビキニを略して「タンキニ」と呼ぶんだけど、お腹も出ないし、キャミソールみたいな感覚で便利。海に行って、ご飯を食べて、ビールも飲んで、トイレにも行って……なんてことを考えると、使いやすくて楽なので、一度使うと手放せないという人が多い。
ワンピースだとどうしてもトイレが大変だし、「脱ぎやすい」というのは水着の重要なファクターの1つ。だから売り場でも、今は9割がセパレートタイプになっている。一昔前は9割がワンピースだったんだけど、日本人の体型も意識もずいぶん変わった。
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■ 山岸伸さん(カメラマン)の
- 『グラビア写真』の話
カメラマンとしては、ビキニよりもワンピースの方が好き。というのは、ワンピースの方がポーズが自由になるから。ビキニだと、体をひねったりするとシワができたりして、ポーズが非常に限られてしまう。でも読者のウケは、圧倒的にビキニの方がイイ、というのが悩み。
イエローキャブ系のタレントさんみたいに、本当に胸が大きい人だと、たしかにビキニは似合うけど、寄せて上げて大きく見せかけた胸だと、やっぱりツライ。写真をよく見比べるとわかるんだけど、胸が顔に近いのは、全部「寄せて上げて」。みんな視線が谷間に行ってるから気付かないけど、冷静に見るとかなり不自然。
タレントなら、顔がカワイイのは当たり前。プロポーションが良いのも当然。そういった意味では、グラビアの世界で食べていくなら、胸が大きいのも当たり前。昔は、グアムやハワイの海辺に行って、小柄な日本人の水着の写真を撮るのは恥ずかしかった。でも今は違う。もう外国人に負けていない。
写真集やグラビアの写真は、「横」がポイント。ファッションの世界なら、洋服を着て横に寝たりはしないけど、僕らの撮る写真では、見開きのページなどで横位置が必ず必要になる。この横位置をいかに美しく見せるかが、僕らの腕の見せ所。センスのいい人なら、うまく風景を入れながら撮れるけど、下手な人はただ女の子を寝かせるだけ。
水着は、僕はシンプルなものが好き。水玉とか花模様みたいなのは嫌い。それは、女の子を引き出すためには、情報量は少ない方がイイと思うから。海はド〜ンとブルー、芝はド〜ンとグリーン。そこに、(できれば色の白い)女の子が、黄色い水着を着ていてくれてば、それで十分。
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■ 鈴木史華さん(タレント)の
- 『グラビア・アイドル』の話
9月に、9冊目と10冊目の写真集が出る。もちろん今回も、水着の写真はもちろん、下着の写真すらある。
仕事ではさんざん着ている水着だけど、プライベートではとんと縁がない。だから私にとって水着は、泳ぐためのものじゃなくて、陸の上で着るだけのもの。
柄物の水着は、かわいいモノが多いんだけど、素材というか、着ている本人を見て欲しい時は無地の方がイイと思う。それと、私の場合は胸があまりないので、少しでも豊満に見えるような、カップが大きくてパッドを入れやすいものを選んでいる。
最近、ヒップハング的な、むかし流行ったような水着が多いけど、私はちょっと古い人間なのか、ハイレグ系の方が好き。普段着ではヒップハング系が多くて、それに合わせたショーツを履かざるをえないので、その反動かもしれない。
やっぱりグラビアアイドルも、売れっ子になったら水着は卒業すべきだと思う。ちゃんと女優として大きくなろうと思うなら、「もったいぶる」ことも必要なんじゃないか。そう思うけど、私なんかじゃ、まだまだそこまで行っていない。
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■ 越中文俊さん(作家)の
- 『ふんどし』の話
今年、各マスメディアで「褌(ふんどし)」を取り上げることが多い。やっぱり日本人たるもの、何かあった時のために、褌くらいは結べるようになっておいた方がイイ。褌を締める必要に迫られることはないだろうとは思うけど。
僕はこの30年来、普段から越中褌を愛用している。越中褌というのは、紐がついているT字形のヤツ。泳ぐ時には六尺褌を使う。これは3mくらいの、帯状の褌。三島由紀夫の『潮騒』にも出てきた。
褌を水着として使う利点は、いくつかある。まず「鮫に襲われた時、その鮫よりも長いものがヒラヒラしていると、鮫が逃げていく」という説がある。いくらなんでも、コレはあてにならないけど。それから、溺れた時に、後ろのT字になっているところを掴むと助けやすい、という説もある。こっちは本当で、小学校なんかで褌を採用しているところもあるくらい。単純に、そこら辺の水着よりも褌の方が軽くて泳ぎやすい、ということもある。
僕も毎日、近所のアスレチッククラブで泳いでいるんだけど、さすがに褌というわけには行かないので、水着を使っている。やっぱり、プールに褌は似合わない。褌が似合うのは、川。自然の中で泳ぐのに、褌は合っている。そういえば何年か前、ハワイのワイキキへ行って六尺褌で泳いできた。当時はまだ、ワイキキのビーチでは女性のTバックが禁止されていたんだけど、僕の褌は何も言われなかった。
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放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 9'41" |
Eu Preciso De Voce |
Sylvia Telles |
Universal Victor |
MVCJ-19210 |
| 19'41" |
A Saudade Fez Um Smva |
Gracinha Leporace |
Universal |
UICY-3525 |
| 31'30" |
Photograph |
Astrud Gilberto |
Verve |
J30J 20115 |
| 41'36" |
One Note Samba |
Hi-Lo's |
Reprise |
WPCP-4373 |
| 46'40" |
Trocando Em Miudos |
Emilio Sntiago |
Celeste |
CMYK-6167 |
|