(TAKUさん)
最近、ソロアルバムを出したいと思っている。僕自身「m-flo」は好きだし、「m-flo」の3人で集まると不思議なマジックのように力が出るんだけど、田中さんなんかを見ていると、それとは別に自分の名前でソロプロジェクトをやってみたいと思う。
(田中さん)
その気持ちは分かる。僕が1人でFPM(ファンタスティック・プラスティック・マシーン)をやろうと決めたのは、バンドで煮詰まった経験があったから。別に喧嘩をしたワケじゃないけど、ずっと一緒に長くやっていると、どうしてもそうなる。でもm-floとかがすごく仲がいいのを見てると、それも羨ましかったりする。
(TAKUさん)
特にやりたいと思っているのが、「絵本」を作ること。子供の頃に好きだった「レコード付きの絵本」が忘れられなくて、絵本と音が連動したアルバムを作ってみたいと思っている。その場合、イラストレーターや作家とのコラボレーションになると思うんだけど、それもすごく楽しみ。
(田中さん)
それはぜひ見てみたい。そもそもCDというモノも、音だけで成り立っているわけじゃなくて、パッケージもあって1つの作品だし。
(TAKUさん)
もう1つ企画があるんだけど、CDの上にソノシートを貼って、レコードプレーヤーでも再生できるようにしてみようかと思っている。今ってデジタル文化でもあるんだけど、同時にアナログなモノも求められているので、今の時代に合っているのでは。
■ 手塚眞さん(ビジュアリスト)の
「テルミン」の話
「テルミン」という楽器を使ったCDのプロデュースをした。
テルミンは1920年代にアメリカで登場した世界で初めての電子楽器で、テルミン博士が開発したことからその名が付けられた。テルミン博士についてのドキュメンタリー映画が日本で上映されたことで、ちょっと脚光を浴びている。
この楽器は手を触れないで音楽を奏でる非常に面白い。原理的には「空中に電波を広げて、電波を空中で制御する」ということらしいんだけど、演奏している姿はまるで踊っているかのよう。シンセのようなデジタルな電気の音と違って、アナログな電気の音というのが面白い。
音の位置は、「長年の勘」でつかむモノらしい。ところが恐ろしいことに、あらゆる事に影響されて音の位置が変わるので、「ド」がこの辺だろうと思っていたら、次の日には違う場所になっていたりする。電源が違ったり、そばに電気製品があったり、極端な話、人間が何人そばにたっているか、だけで音の位置が変わってしまう。だからまともに演奏できる人は、世界に10人くらいしかいない。
テルミンのように「絶滅してしまった」中世の楽器を、ルネッサンスの絵画などを元に復元しているグループが活動していて、今回のCDではテルミンと一緒にそのグループにも合奏してもらった。そうすると不思議なもので、中世の楽器よりもテルミンの方が古い楽器の音に聞こえたりもして、面白かった。
テルミン博士の映画は今でも恵比寿ガーデンシネマなどで上映している。ちなみにCDは11月21日発売。その日に青山のスパイラルでライブもやるので、興味があったらぜひ来て欲しい。
【Hot Link !!】
■ 京野ことみさん(女優)の
「ディズニー・シー」の話
根っからのディズニー好きで、学生の頃はディズニーランドの年間パスポートを買って、学校帰りにディズニーランドへ通っていたほど。ディズニー・シーにも、もう2回も行った。
あまりにもしょっちゅう来るので、キャスト(ディズニーランドの従業員)の間で「京野ことみがまた来ている」と噂になっていたらしい。それで、ある日突然ディズニーランドの広報の人からお呼びがかかって、ディズニー・シーのプレ・オープンに招待された。
で、ディズニー・シーに行った感想なんだけど、とにかく面白い!でも、いわゆるディズニーのキャラクターがあまりいないのが悔しくて。
「ビッグ5」と言われる、ミッキー、ミニー、ドナルド、グーフィー、プルートはいる。チップとディールというリスの2人もショーに出てくる。でもドナルドの恋人デイジーがいないのが悔しい。どうやら、デイジーが出てくるショーが1つだけあるらしいんだけど、それはまだ見ていないし。
デイジーの魅力は、腰をくねりながら歩く、そのセクシーな「お尻」。ミニーはかわいらしい女の子だけど、デイジーは大人のいい女。ドナルドをちょっと尻に敷きながら、「あたしはいい女よ、さぁあなたは私を追いかけていらっしゃい」って感じの色気がある。そんなデイジーが好き。
【Hot Link !!】
■ こずえ鈴さん(タレント)の
「面白かった本」の話
本が好き。最近読んで良かったのは「Memories of a Geisha」(邦題『さゆり』)。これは外人の男性が書いた1人の芸者の話なんだけど、1つ1つの着物の柄の描写が素敵だった。ちなみに英語だけど。
基本的には「悲しい恋愛もの」が好きで、ついジーンと来て泣いてしまったり。
行きつけの本屋は、新宿の紀伊國屋書店とか。英語の本がいっぱい置いてあるから。あそこなら1日中いても飽きないと思う。時間のある時に行って、雑誌から写真集から片っ端から見てる。
本を買う時は、まずタイトルやカバーを見て選ぶ。それから後ろの要約を読んで、良さそうだと思ったら買っている。ロマンチックな感じの本や、ファッション関係の本が多い。ちょっと前はタロット占いにはまっていたので、昔の神様の説明が書いてある本なんかをよく買っていた。
【Hot Link !!】
■ やまだひさしさん(DJ)と
ag(アグ)さん(ウェブアンリミテッド・ウェブマスター)の
「カクテル」の話
仕事が終わって、こういう風に飲みに行く機会ってあんまりないよね……俺が誘われてないだけ?そういうもんだよなぁ……「あのDJ、そろそろ寿命だ」とか愚痴を言われてるんだろうな……。
実はそういう飲み会の席が苦手で、もしそんなことを面と向かっていられたら、悲しくて涙のソルティ・ドッグを作っちゃう。
でも、今日はせっかくagと飲みに来たわけだし、帰さないよ、今日は。え、帰る?そんなこと言わずに、ニコラシカとか用意しちゃうよ。
ニコラシカは、カクテルグラスの上にレモンで蓋がしてあって、その上にさらに砂糖が山盛りになっているんだけど、まず砂糖がこぼれないようにレモンを取って、一気に口に含む。そうするとレモンの酸っぱさと砂糖の甘さで口の中が大変なことになるんだけど、そこにグラスの中のキツイお酒をグッと流し込めば、もう「好きにして〜」状態。
ちなみに僕は、1杯目はいつもレッド・アイ。ビールにトマトジュースを混ぜたこのカクテルは最高なんだけど、アメリカでこのカクテルを頼んだ時のバーテンダーの顔が忘れられない。レッド・アイと言っても通じなくて、「Beer with Tomato Juice」と言ったら、「本当にそんなモノ飲むのか!」みたいな顔をされた。
【Hot Link !!】
■ 野口五郎さん(歌手)の
「サンタナ」の話
今まで、何度も海外レコーディングをやってきて、ラリー・カールトンとかリー・リトナーとかデビッド・T・ウォーカーとか、いろんな素晴らしいギターリスト達と仕事をしてきた。特にラリー・カールトンとリー・リトナーの2人は友達にもなれた。
でも、サンタナだけは別格。僕にとっては神の領域。10m以内には近寄れないと思っていた。
それが去年、サンタナの曲のカバー『愛がメラメラ』を出して、ついにサンタナに会う機会があった。楽屋で待っていたらサンタナが現れて、握手をして話をしている内に、涙が出てきてしまった。震えが止まらなかった。
ギターの交換もしてもらった。サンタナの指紋が消えないよう、誰にも触らせないようにして、上からラッカーを塗った。
記者会見が終わって帰る途中、4月28日に武道館でコンサートをやるから、ギターを持って来い、と誘われた。あいにくその日は僕のコンサートの初日だったので、どうしても行けなかったけど、武道館にはシークレット・ゲストでクラプトンが来てたらしい。もし行っていたら……と想像すると、悔しくて仕方がない。
記者会見の後、楽屋へ向かう通路を、お互いに交換し合ったギターで『スムース』のイントロを弾きながら、2人で歩いた。その思い出は僕にとって一生の宝。
【Hot Link !!】