■ 岡崎葉子さん(パラシューティング選手)の
「パラシューティング」の話
「パラシューティング」と聞くと馴染みがないかも知れないけど、「スカイダイビング」と言えば分かる人も多いと思う。実は、スカイダイビングの試合の正式名称がパラシューティング。
パラシューティングの試合では、いかに早くスピードを出し切るかを競う競技や、着地の正確さを競う競技など、いろいろな種目がある。ワールドゲームズでは「フォーメーション」「フリースタイル」「アキュラシー」の3種目が行われた。
「フォーメーション」では、4人が1組になって、空中でいかに速く正確に動けるかを競う。採点者が一緒に飛ぶわけにもいかないので、カメラマンも1人同行して、ビデオに撮影したものを見て採点する。この種目は、何十もある型の中から指定された規定をクリアするために、競技者が非常に知恵を絞る種目。
「フリースタイル」は、たとえるなら「空のフィギュアスケート」とも言うべき種目で、私がやっているのはコレ。この種目もビデオ撮影による採点なので、どんなに演技が完璧でも、ビデオに映っていなければ点にならない。だからパラシューティングにおいてはカメラマンというのは非常に重要で、一見個人競技に見えても、実は演技者とカメラマンによるチームスポーツ。それで、カメラマンも自分が頼める人を連れていく。メダルを獲った時も、壇上には演技者とカメラマンが一緒に上る。競技者の間では、カメラマンの方が評価が高いこともしばしば。
「アキュラシー」という種目は、着地の正確さを競う競技。500円玉くらいの小さな円をめがけて降りてくる。もちろん上からは見えないので、大雑把な場所のあたりをつけて、風を読みながら飛び降りる。最後はほとんど勘らしいけど、ちゃんと降りられれば、かかとでその500円玉大の目標をキッチリ踏むというからスゴイ。
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■ 那須美宣さん(フライングディスク選手)の
「フライングディスク」の話
「フライングディスク」は一言で言えば「フリスビー」を使うスポーツで、全部で10種目もある。
一番わかりやすい種目は「遠投」。この種目は単純だけど、世界記録が200mを越えるというトンデモない種目。実は僕も実際にやっているところは見たことがなくて、日本では競技をやれる場所すらちょっと思いつかない。他には「滞空時間」を競う競技や、決められたコースを通って「正確性」を競う行儀もある。
そういった個人競技とは別に、チームで戦う種目もある。僕がやっているのも、7人1組で戦う「アルティメット」。これは英語で「究極」という意味なんだけど、「走る」「跳ぶ」「投げる」などスポーツに必要な様々な要素が集まっているという意味で「究極」の種目。
「アルティメット」は、イメージとしてはアメフトとバスケットを足して2で割ったようなスポーツ。バスケットのようにパスを繋いで、アメフトのように決められたエリアまでディスクを運べば点が入る。ただし、ドリブルはない。コートの広さはサッカーと同じくらいあるのに、1チーム7人しかいないから、運動量はかなり激しくなる。
さらに「アルティメット」が変わっているのは、審判がいないこと。ファールがあった時も、それを認めるか認めないかは選手同士の話し合いで決める。「スピリット・オブ・ザ・ゲーム」と言われるんだけど、そういうフェアプレーの精神が前提になっているので、そう言った意味でも「究極」のスポーツ。
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■ 磯前方章さん(スポーツアクロ体操選手)の
「スポーツアクロ体操」の話
「スポーツアクロ」というのは、器械体操の床運動と同じフロアを使ってやる競技で、支えたり跳ばしたりするパートナーがいるのがユニーク。だから最低2人でやるスポーツで、3〜4人でやる場合も、男女混合でやる場合もある。
この間のワールドゲームズでは、僕は男4人のチームで出た。トーテムポールのように4人で縦に並んで、一番上は逆立ち、なんて技もやった。身長、体重は4人ともバラバラなんだけど、一番下の人間が80kgだとすると、上になるに従って軽くしていき、一番上は30kg。14歳以上というのが出場条件なので、中学生に減量してもらって一番上をお願いした。
4人が縦に並んだり、一番軽い人を投げ上げたりするので、天井まで最低8mはないと危険なスポーツ。ところが僕たちが練習しているところは6mくらいしかなくて、一度おもいっきり天井に当たってしまったことがある。
機械を使うわけでもないし、踏み台があるわけでもない。それでいて人が8mの高さまで飛ぶ姿は、まさに圧巻。一度見たら病みつきになること間違いなし。
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■ 松澤俊行さん(オリエンテーリング選手)の
「オリエンテーリング」の話
「オリエンテーリング」は説明するまでもないと思うけど、森の中を走り回る競技。ただ、レクリエーションでやるオリエンテーリングと違って、競技ではのんびり歩いている暇はない。地図を読むために立ち止まったり、時には歩いたりもするけど、タイムを競う競技なので基本的には走りっぱなし。
しかも、レクリエーションと違って個人で競う競技なので、森の中の人気のないところで道に迷ったりした時なんかは本当に孤独なスポーツ。慣れてくればコンパスの使い方や地図の読み方が上手くなってきて、気持ち良くコースを回れるようになるんだけど。
定められたポイントを順番に回るという事だけがルールで、その間のルートは自分で好きに決めていい。そこで迷うという事は、常識的に言ってベストのルートを外れているので、誰にも会わないし、自分の居場所も分からないという最悪の状況になる。ただ、それほど山深いところでやるわけではないので、命の危険にさらされるという事はない。
競技としてのオリエンテーリングは、競技人口がだいたい5000人くらいと言われている。年齢による区分や、上級・中級・初球などの習熟度による区分があって、誰でも気軽に参加できる。ちなみに最上級クラスは「Eクラス」と言われ、そのEクラスは日本で男性100人、女性50人がくらい。
オリエンテーリングの発祥はスウェーデンと言われていて、北ヨーロッパで盛んなスポーツ。だから向こうではオリエンテーリングのチャンピオンと言ったら国民的英雄として扱われている。
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■ 吉田章子さん(コーフボール・インストラクター)の
「コーフボール」の話
「コーフボール」は男性4人と女性4人、計8人が1つのチームを作る。パッと見た感じはバスケットボールに似ていて、地上3.5mの高さにあるゴールにボールを入れれば点になる。ただし、バスケットと違ってゴールは筒状で底がないし、バックボードもないので360度からシュートが出来る。
コーフボールがユニークなのは、パスカットが禁じられていること。しかもドリブルも禁じられているので、パスの正確性が何よりも重要になってくる。さらに、コートはディフェンディングゾーンとアタックゾーンに別れていて、それぞれのゾーンにいる人間は攻撃か守備かどちらかしかできない。
コーフボールは1902年にオランダの体育の先生が考え出したと言われている。身長差や運動神経の差、男女の差に関係なくできるスポーツ、という理念がその根底ある。オランダでは国技に近い存在で、王室が抱えるクラブチームもあり、コーフボールだけで食べている人もいるとか。人によっては「日本の相撲協会に近い存在」という人もいるほど。
世界的にはオランダ、ベルギー、台湾などが強い。ただ、正式なコートは60m×30mとかなり大きいので、日本ではちょっと普及しづらいのかも。
【Hot Link !!】
- コーフボールって(秋田ワールドゲームズ2001六郷町実行委員会)
- コーフボール(The 6th WORLD GAMES OFFICIAL HOMEPAGE)
■岡本堅史さん(キャスティング選手)の
「キャスティング」の話
釣りが好きになったキッカケは、子供の頃に読んだ『釣りキチ三平』だった。その『釣りキチ三平』に出てきた天才女性キャスターが、三平の次にたくさん釣っていた。三平にはなれなくても、キャスティングが上手くなれば三平の次くらいにはなれるかもしれない、そう思ってキャスティングにハマっていった。
ところが、いつの間にキャスティングばかりやるようになってしまい、釣りには行かなくなってしまった。実際、キャスティングの大会でも、的に当てたり遠くに飛ばしたりという事を競うもので、魚を釣る事はない。キャスティングというのはそういうスポーツ。
ルアーなら、10〜20mの距離に置かれた直径76cmの的に向かって投げる。距離を競うときは、ハンマー投げのようなV字型のゾーンに向かって投げる。ルアーかフライか、片手投げか両手投げか、リールの種類によっても種目は違ってくるので、全部で10種目もある。
我ながら、キャスティングなんて丘サーファーみたいなモノだとは思う。公園の芝生の上で練習しているんだけど、「何をしているんですか?」と必ず聞かれるし。一度、大学生くらいの一団がやってきて、その中の気弱そうな女の子が仲間に小突かれて「釣れますか?」って聞いてきたことがある。「たまに君みたいな娘がね」なんて気取って答えれば良さそうなモノなのに、つい照れちゃって「今日は調子悪いですね」なんて普通に答えてしまった。
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■ 斎藤龍雄さん(佐川急便綱引き部キャプテン)の
「綱引き」の話
競技としての綱引きは、8人対8人で行われる。真ん中から両側2mのところにラインが引かれているので、都合4mを引ききった方が勝ち。時間制限はなく、日本では2〜3分で決着がつくのが標準的。2〜3分と聞くと短いようだけど、実際にやってみるとかなり長い。
必要な道具は、綱と靴。それから滑り止めに体操の選手なども使う炭酸マグネシウム、専用マットなど。専用マットは、日本ではアシックス製なんだけど、世界大会に行くとオランダ製やイングランド製を使うので、感触が違う。
靴は、専用の「綱引きシューズ」というものがあって、靴底はスリック状のゴムになっている。ところがオランダ製のマットだと、この特殊な靴でも滑るので、やや体を起こし気味にしなければならず、戦法にも影響があった。
8人のチームの中でも、ポジションによって役割は様々。各ポジションは前から順に「ファースト・プラー(1st puller)」「セカンド・プラー」…と来て、最後の人だけは「アンカーマン」と呼ばれる。ウチのチームの場合、前の方は力がある人、真ん中は技術のある人、そしてアンカーマンは力と根性、みたいな役割になっている。もちろん、チームによって考え方はイロイロだし、並び順によってチームの戦法は変わってくる。
綱引きで一番重要なのは、実は手ではなくて足。手の力には限界があるので、足や体全体の力を上手く使うのがコツ。綱引きは見た目よりも繊細なスポーツなので、力だけでは勝ち上がっていけない。
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放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 8'52" |
Straighten Up And Fly Right |
Oscar Brown Jr. |
CBS/SONY |
28DP 5148 |
| 16'45" |
We're Together |
Dorothy Collins |
BMG |
BVCJ-2033 |
| 28'04" |
Gonna Build A Mountain |
Bing Crosby with Count Basie |
Emarcy |
824 705-2 |
| 34'21" |
A Big Beautiful Ball |
Jackie & Roy |
Verve |
J25J 25137 |
| 42'41" |
Pretty Butterfly |
Vic Damone |
RCA |
BVCJ-2028 |
| 48'11" |
It's A Wonderful World |
Peggy Lee |
Capitol |
7243 5 35210 2 8 |
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