■ 馬場啓一さん(作家)の
「フローズン・ダイキリ」の話
この間読んだミステリーで、ファーストフードのシェイク用機械でフローズン・ダイキリを作っている、という描写を見かけた。言われてみれば、そうやって作ったらラクチンだな、と感心すると同時に、フローズンダイキリというカクテルの起源は、案外そういうところにあるのではないか、とも思った。だいたい、クラッシュド・アイスを作ってブレンダーとミキサーと……なんて、面倒くさいしうるさい。どこかであの機械を導入しないものだろうか。
■ 真美さん・由実さん・聖子さん(OL)の
「祭り」の話
麻布十番祭りは定番。つい、絶対に行かなきゃと思っちゃう。その場合、浴衣はお約束。でも、元彼に会ってしまうのだけが怖い。というより、みんな来てる上に狭いから絶対に会ってしまう。「さっき、あそこに○○ちゃん居たでしょ」みたいな会話が1度は必ずある。
祭りと言えば、私(聖子さん)の場合は地元の鎌倉で神輿の会に入っていて、毎年神輿を担がないと気が済まない。いつも夏の終わり頃にお祭りがあるんだけど、その前からちゃんと練習もする。ちなみにその神輿は、担いだまま海に入ったりもするので、ぜひ2人(真美さんと由実さん)にはハッピの下にビキニを着て、参加して欲しい。
■ 久本雅美さん(タレント)の
「幻のアメリカ公演」の話
何年か前、10日ほど休みをもらって、ニューヨークへ行ってきた。やっぱりニューヨークは最高!もう嬉しくて、毎晩ブロードウェイのミュージカルを見てきた!……のだけど、時差ボケでとにかく眠かったのが悲劇。たぶん、『キャッツ』の途中でネコに起こされたのは私だけだと思う。それでもやっぱり、ニューヨークの賑やかさとかテンポはすごく良かった。
実は以前、『ワハハ本舗』にも、ブロードウェイトは言わないけれど、ロサンゼルス公演の話はあった。みんな気合いを入れて、パスポートを取って、『芸者ガール&寿司ボーイ』なんてデカデカと書かれたポスターも作った。ところが、出発直前にその話が詐欺だと判明した。そんなの、話を持ち込んだプロデューサーの名前が「オクノホソミチ(奥野細道?)」だった時点で気が付きそうなものなのに!
お金は取られず、ポスター代が無駄になったくらいですんだのが、不幸中の幸い。で、せっかく貯めた渡航費とパスポートの使い道が無くなってしまったので、うさ晴らしにタイへ行って、大騒ぎしてきた。
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■ 田尾安志さん(野球解説者)の
「メジャー」の話
僕が現役の頃は、メジャーリーグに行こうなんて、考えもしなかった。でも、たまにメジャーの選手たちが日本に来て、親善試合なんかをやると、「これくらいだったらやれるんじゃないか…」と思わないでもなかった。実際、ロイヤルズが来たときに、日本代表で村田兆治さんが投げたんだけど、あのフォークボールにロイヤルズは手も足も出なかった。ベースの前でワンバウンドするような球に手を出す選手もいたし、「なんだ、こんなもんか」と思ったこともあった。
現役を引退してからメジャーの試合を見に行ったりもしたんだけど、やっぱりトップクラスの選手はすごい。でも、7〜8番を打っている選手の中には、日本でも使えないレベルの選手が居る。特にここ最近は、球団数が増えてしまったので、平均レベルはかなり下がってしまった。
そういえば、エンゼルスの長谷川滋利が面白い事を言っていた。「メジャーのバッターは、みんな重心を軸足にしっかり乗せて、そのパワーでバットを振る。そこに至るプロセスは人によって様々だけど、その基本だけは全員同じ。むしろ日本の選手の方が、いろんな形でバットを振っている。」メジャーの選手のフォームは個性的で、日本の選手のフォームは没個性的、なんて思われているけど、本当は逆。
■ 岸朝子さん(料理記者)の
「水茄子」の話
昔から「秋ナスは嫁に食わすな」と言われるくらい、これからの季節はナスが美味しくなっていく。
ナスは食物繊維が豊富で、カリウムもたくさん含まれていて、身体に良い。その上、何にでも合う。「アナタの言いなりになります」という感じの野菜。イタリア料理でもナスとトマトの組み合わせは定番だし。
最近の流行りは「水茄子」。元々は大阪泉州の名産だったんだけど、この頃はあちこちで作っているらしい。この水茄子を初めて食べたのは、もう10年くらい前になる。冷たい水の中にプカプカと浮いている水茄子を出されて、「そのままかじって下さい、お醤油をつけても良いです」と言われた。その通りにしてみると、優しいというか、素朴な味で、感激してしまった。その後、あっという間に流行ったので、だいぶ手に入れやすくなったのでは。ぜひ1度試してみて欲しい。
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■ 吉村喜彦さん(作家)の
「カンパリ・ソーダ」の話
本場のカンパリ・ソーダを飲んでみたくて、ミラノまで取材に行ってきた。
大聖堂で有名なミラノのドゥオモ広場、その前のガッレリアというアーケードの角に「ズッカ」という店がある。その店は天井まで3m以上あるような吹き抜けの店で、みんな散歩のついでや会社帰りに寄る、立ち飲みの店。
夕方4時くらいにその店へ行ってカンパリ・ソーダを頼んだら、意外と小振りな足長のグラスを出してきた。そのグラスは冷凍庫に入っていたのか、よく冷えていて霜が降っている。そこに冷蔵庫から取り出したカンパリを注ぎ、ソーダガンからソーダを入れて、カンパリ・ソーダの出来上がり。そして、その一連のスピードが速いのなんの。
そうやって作られたカンパリ・ソーダは、よく冷えているおかげで甘みが抑えられ、その苦みが心地良い。夕方、ちょっと歩き回った後の渇いたノドを、気持ち良く潤してくれた。
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■ 加山雄三さん(俳優)の
「ゲーム」の話
コンサートで地方に行くときは、必ずプレステ2を持っていって、ホテルのテレビに繋ぐ。ホテルのテレビがネジで止めてあって、配置的にどうしても繋げない時は、ドライバーを借りて、ネジを外してでも繋ぐ。リハーサルが終わり、明日は本番。そうなると、その夜はやるべき事は何もないので、心ゆくまでゲームを楽しめる。そのおかげで寝不足になることもあるけど。
車の中でもゲーム三昧。液晶テレビを運転席の後ろに引っ掛けて、ずっとゲームをしている。気の毒なのは、その隣りに座った人。最初は一緒にゲーム画面を見ているんだけど、10分もしない内に外を見だす。どうやら普通の人は酔ってしまうらしい。
ところが、車の中で『グラン・ツーリスモ3』というレースゲームをやっていると、1つだけ困ったことが起きる。ゲームの中で気持ち良く左に曲がっているのに、乗っている車が右に曲がったりすると、どうにもムズ痒い。これが同じ方向に曲がってくれれば気持ち良いんだけど。
こんなバカなことをやっている64歳というのもいかがなものか、と自分でも思う。思いながらこの間も、4日かけて『鬼武者』の毘沙門剣を取ってしまった。これが本当に難しくて、攻略本を見ながら七転八倒。3日目の夜中の4時くらいに、1度コントローラーを叩きつけて「やってられるか!」って言ったクセに、4日目にまた必死に戦って、ついにクリア。その瞬間、家族が寝静まった家の中で、1人で「バンザイ!」と叫んでいた。あの感動は忘れられない。
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■ 安藤和津さん(タレント)の
「お酒と遊び」の話
お酒がなかったら青春なんて楽しくなかったと思う。私はお酒の飲み方で、友達でいられるかどうかを見る。それと麻雀の打ち方。この2つは人を判断する上でとても重要なポイント。
お酒を飲んだときに、色っぽくなる男の人はやっぱり素敵。歳を重ねてきて、ウイスキーのオンザロックを片手に、シガーをくゆらすのが似合う、なんて日本人は本当に少ないし。タキシードを着ても、「ちょっと、ワインもう一杯お願い」と言われないで済む日本人の男なんて、何人いるのか。身に付かないっていうのは本当に怖い。だから、男も女も、ある程度「遊び」は経験した方がイイと思う。
それから、今の時点で色気が無くても、いつそれを身につけるかというのも、遊びの年輪にもかかっていると思う。
■ 三田智子さん(元ダラスカウボーイズ・チアリーダー)の
「チアリーダー」の話
チアリーダーは週に1度、必ず体重チェックを受けなくてはいけな。そしてその時に、体重が前回から大きく変わっていたら、次の試合は出してもらえない。一生懸命練習しているところに、突然「アナタ次の試合は出られないから」と言われるのは、精神的にかなりキツイ。
私の場合は、特にダイエットの必要はなかったんだけど、アメリカ人は脂肪の付きやすい上に、ピザとかジャンクフードがご飯みたいなものだから、見ていて可哀想だった。
詳しく言うと、試合に出られなくなる前に、1度「警告」がある。体重チェックの翌日、チアリーダーの控え室に行くと、「○○さん ×パウンドオーバー」なんて張り出されている。あれは厳しい。
ちなみに、チアリーダーのユニフォームをもらったら、小さく詰めてもらうことは出来ても、絶対に大きくはしてくれない。
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■ 楳図かずおさん(漫画家)の
「お化け屋敷」の話
後楽園ゆうえんちにお化け屋敷を造った。
今までのお化け屋敷は「暗い」「汚い」「安っぽい」の三拍子が揃っている、というのが相場。だからその逆をやろうと思った。「明るい」「きれい」「ゴージャス」この3つで怖さを出そうとしている。
さらに「美しい」という要素をどうしても付け加えたくて、それが「花園」というシーンに結びついた。そこまで散々怖いシーンがあって、ホッとしたところに花園がある。それを見て心が揺らいだ所に……というのが狙い。これはお化け屋敷の基本で、押すばかりではなく、時には引いて油断させないと、人は驚かない。
右か左か、上か下か、という立体的な構成も大事。でも単純に一番怖いのは、正面でぶち当たることなんだけど。角を曲がった瞬間に、目の前にバンと何かが出てきたら、やっぱり怖い。そしてまた気が抜けたところで……これこそがお化け屋敷の醍醐味。
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- お化け屋敷(FUJIFILM: Online Magazine SORSATA)
放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 7'53" |
I Enjoy Being A Girl |
Peggy Lee |
Capitol |
7243 8 56056 2 8 |
| 15'07" |
Sunday In New York |
Bobby Darin |
Capitol |
CDP 0777 7 80181 2 4 |
| 21'45" |
Deed I Do |
Bing Crosby |
Verve |
POCJ-2666 |
| 34'37" |
Just One Of Those Things |
Tony Bennett |
Columbia |
CGK 40424 |
| 44'01" |
But Not For Me |
Sylvia Telles |
Universal Victor |
BVCJ-2025 |
| 47'42" |
Just You, Just Me |
Jaye P. Morgan |
RCA |
BVCJ-2025 |
|