■ 須藤章二さん(NTT DoCoMo FOMA営業推進室)の
「FOMAの意外な新機能」の話
いよいよ5月30日から、FOMAの試験サービスが開始する。FOMAは従来の携帯と違う点がいろいろあって、音質だとか通信速度とかはよく言われている話だけど、意外と知られていない機能が1つある。
これまでの携帯は、電話の中に電話番号が組み込まれていた。お店で携帯を買った時に、お尻のコネクタに機械を繋いで、電話番号を書き込んでいた。これはつまり、基本的に1つの番号で1つの端末しか使えない、ということ。ところがFOMAでは、電話番号はICカードに収められる。だからそのICカードを差し替えれば、TPOに応じて好きな端末を使えるようになる。
これが意外なくらい便利で、例えば友達が最新機種を持っていて、ちょっと借りて使ってみる、というのも、ちゃんと自分の番号で出来るようになる。それから彼女に携帯をプレゼントする時も、これまでは機種変更手続きが必要だったりしたけど、そんな気を使うこともなくなる。会社に行くときはパソコン型の携帯、スキーに行くときは防水型の携帯、長旅の時はシンプルな携帯、なんて使い分けもできる。
実はこの方式、ヨーロッパでは比較的ポピュラーな方式だったのだが、今回FOMAが日本で初めて採用した。
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■ 田中浩一さん(フィンランド大使館)の
「フィンランドの携帯事情」の話
フィンランドでは「携帯電話で買える自動販売機」がかなり普及している。ただし、普通の自動販売機とあまり見た目が変わらないのがちょっと惜しい。
コインの投入口に電話番号が書いてある自動販売機、これが携帯電話が使える自動販売機。その番号に携帯から電話を掛けると、電話料金に飲み物の値段がチャージされ、ボタンを押せる状態になる。
ジュースなどの自動販売機に限らず、コインパーキング、ゴルフの打ちっ放し、洗車場などでも、携帯で支払えるところがある。洗車場はけっこう面白くて、車で乗り付けて、車の中から携帯で電話を掛けると、そのまま自動的に機械が動き出して洗車をしてくれる。
フィンランドはインターネット・バンキングが盛んな国でもある。面積の割に人口が少なく、窓口業務があまり効率的でないという事情からか、60%以上の人がインターネット・バンキングを利用していると言われている。
インターネットの他に、携帯電話を使ったバンキングも盛ん。一応、フィンランドで使われている携帯も、インターネットに繋がるようになっている。ただし、日本のiモードとは違って文字ベースの通信なので、メールのようなテキストのみのやり取りになる。それでもセキュリティに関してはかなり進んでいて、PKI(Public Key Infrastracture)をモバイル環境に適用したのは、フィンランドが初めてと言われている。
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■ 奈良巧さん(DIME編集部)と 橋本保さん(ライター)の
「第3世代携帯電話」の話
どうも今の世代は「第2世代」の携帯らしい。「第1世代」は最初の頃のアナログ携帯電話、それがデジタルになって「第2世代」。だから「次世代携帯」というと、「第3世代」の携帯になる。
第1世代では、普及できるほどのキャパシティがなかった。それがデジタルの第2世代になってキャパを広がったおかげで、携帯がこれだけ普及した。そして第3世代は、話すための携帯から、様々な事に使える携帯に進化する。
今でも携帯は、iモードみたいに、話す事以外の使い方も出来る。だけど今の携帯の通信速度は9.6Kbps。着メロやiアプリのダウンロード程度でも、ちょっと時間が掛かるぐらい遅い。ところがFOMAは64Kbps。通信速度が飛躍的に向上することによって、テレビ電話やホームページ閲覧など、さらに使い道が増える。
今、携帯を使っている人から見ると、次世代携帯は「音が良くなる」「iモードが使い易くなる」などのメリットがある。例えば、メールは250文字までだったのが、かなり増えたりする。
そういえば「FOMA(フォーマ)」というのはドコモのブランド名。忘れられている事が多いけど、今のドコモの携帯は「Digital Mova(デジタル・ムーバ)」。
そしてこのドコモの新しい規格が、海外の電話会社でも採用されるだろうと期待されている。そうなれば、日本で使っている携帯を、海外へ持っていってもそのまま使えるようになる。ちなみに海外では「3G(Third Generation)」と呼んでいるけど。
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■ 成合由香さん(TBSデジタルビジネス局)の
「携帯ドラマ」の話
今、携帯にドラマを配信するという仕事をしている。ドコモが試験サービスを始めた次世代携帯、本当は5月から本格的商用サービスが始まるはずだったので、それに合わせて準備を進めて来た。
ドラマといえば動画。それを携帯に配信するのには、普通のドラマにはあり得ない大変さがある。例えば、背景でクルマが走っていると、情報量が多くなりすぎて配信できない。だから、普通は信号が青になったら撮影を始めるところを、わざわざ赤になるのを待って撮影したり。ADさんも「はい、赤になりました、始めます!」って、これまでと真逆のことを言っている。それでも、映像的にはまだやっぱり「携帯の中でも動画が見られるんだ」というレベル。イメージ的にはコマ送りに近い。
普通、携帯を見つめる時間なんて、電車をちょっと待っているときとか、人を待っているときとか、せいぜい2〜3分。そこで、今回のドラマは1分半×30本の連続ドラマにした。
内容は、携帯だけに「情報性のあるドラマ」。ターゲットがOLなので、メイクの仕方とか、やせる情報などが盛り込まれたドラマになっている。今日の夜、急にデートが入ったなんて時に、パパッと携帯を見て、ちょっと華やかなメイクができる、という感じ。これの良いところは、第18話にその話が入っていたとしたら、いつでもそれだけを呼び出せるところ。これが普通の地上波なら、最初から続けて見なくちゃいけない。こういうやり方が携帯には向いていると思う。
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■ 杉山太輔さん(ジャパンネット銀行)の
「iモード・バンキング」の話
ジャパンネット銀行では、最初だけは判子と書類のやりとりが必要だけど、あとは口座の開設から取引まで、すべてがiモード上で実行できる。
iモードでアクセスするなら、メニューリストの「モバイルバンキング」に登録されている。口座開設の場合は、口座開設用のページで必要な項目を埋めて送信すれば、必要な項目がすべて埋められた書類が送られてくる。それに判子をついて、身分証明書のコピーを同封して、返送すれば手続き完了。
ジャパンネット銀行の利点は、たとえば銀行引き落としの手続きなども、ネット上でできてしまうこと。普通の銀行なら書類に判子をついて提出して、2ヶ月後くらいから引き落としが開始されるが、東京電力などの一部の企業では、ジャパンネット銀行ならネット上で引き落としの手続きができるようになっている。
3月にテレビCMでやった「割り勘」という使い方も面白いと思う。みんなで食事に行って、勘定は割り勘でという話になったときに、細かい金額を出し合うのもみっともない。だから誰かがまとめて払ったとしたら、その人の口座にその場で振り込めば、割り勘もスマート。
それから、入金があったらメールで知らせるサービスもある。ボーナスとか、頼りにしていた入金がすぐに分かるのは、かなり嬉しい。
インターネット経由で、会社のパソコンを使って自分の口座を調べるのは、人の目もあったりして意外とやりにくいもの。その点iモードなら、ちょっとトイレにでも行ってこっそり調べて、その場で振り込みもできてしまう。
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放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 8'02" |
The Telephone Song |
Astrud Gilberto |
Jazz Door |
ID/222 |
| 17'50" |
Please Don't Talk About Me When I'm Gone |
Sammy Davis Jr. |
Capitol |
CDP 7243 8 35972 2 2 |
| 30'15" |
Sambamor |
Os Tres Brasileiros |
東芝EMI |
TOCP-8266 |
| 40'48" |
Rita Reys |
Thon Swell |
mercury |
848 307-2 |
| 47'11" |
Let's Call The Whole Thing Off |
Louis Prima & Keely Smith |
Jasmine Records |
JASCD 325 |
|