SUNTORY SATURDAY WAITING BAR
2001年5月5日の放送

この日の放送曲目リスト/過去の放送内容リスト

「ベスト・コニサー」


 当AVANTIには、様々なお客様がいらっしゃいます。早い時間から愉快なお話で周りを笑わせている久本雅美さまと小山薫堂さま。イタリアで観てきた野外オペラについて熱っぽく語っておられる葉加瀬太郎さま。向こうの席では、アナウンサーの木村郁美さまや川村ひかるさまが、周囲の男性の注目を集めていらっしゃいます。
 そのお客様たちのお話を聞いていると、本当に面白いんです。映画、音楽といった柔らかい話や、政治、科学のような堅い話、珍談奇談に、怪しげな噂話。いろんな話を聞くことが出来ます。誰が言い始めたのかは知りませんが、常連のお客様の間では、そんな面白い話をして下さる方々を、敬意を込めて「コニサー」と呼んでいるとか。なんでもフランス語で「目利き、玄人」という意味らしいんですが。
 よろしかったら、私と一緒に「コニサー」のお話に、聞き耳を立ててみませんか?



  • 久本雅美さん(タレント)と
     小山薫堂さん(放送作家)の

    「コメディエンヌの恋」の話

    (久本さん)
     やっぱり、お笑いをやっている女の人って、彼女にしづらいもの?以前、彼氏に別れ際に「オレを笑かすな、みんなを笑かせ」って言われたし。
     同じ芸人さん相手というのは、ライバルにもなっちゃうワケだし、たぶん難しいと思う。だから裏方さんなんかどうだろう?例えば照明さんとか。「よ〜し、お前の股間に良い明かり当ててやるゼ!」みたいな。こんなコト言ってるから彼氏が出来ないんだけど。
     でも、コメディエンヌって、結婚した方が良いのだろうか、それとも、独身のまま芸の道に全てを捧げた方が良いんだろうか?
    (小山さん)
     う〜ん、でもやっぱり、久本さんは片想いでいた方が良いかも知れない。恋愛すると、芸人としてつまらなくなっちゃうかも。
    (久本さん)
     そっか……。最近私も、お酒を飲むにしても、彼氏とどうこうというよりは、みんなで楽しくやっている方が楽になってきちゃって。好きだとか嫌いだとか、レインボーブリッジを渡るデート、みたいなのがかったるくなって来た。それだったらすぐに生活しちゃって、「ただいま」「あ、帰ってきた」みたいな関係の方が良い。
    (小山さん)
     なんで久本さんが恋愛できないのかが分かった。たぶん、男の方が距離を掴みにくいんだと思う。例えば、ボクが久本さんを好きになったとして、キスをしようとしたとする。その時、笑いではぐらかされるのか、そうじゃなかったらどうなるのか、それが見えない。例えば、夜景の綺麗なところへ行ったりして、なんとなくそういう雰囲気になって、人差し指で彼女のあごを上げたときに、普通の女性ならすでに目をつぶっていたりするんだけど、久本さんの場合は目をつぶっていなさそうな気がする。
    (久本さん)
     そんな事ないって!私だってそうなったらちゃんと目をつぶるよ!ちょっと、そこで感心しないでよ!珍しい話を聞いたような言い方やめてよ!

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  • ワハハ本舗インターネット大作戦



  • 葉加瀬太郎さん(バイオリニスト)の

    「イタリアの野外オペラ」の話

     イタリアのベローナでオペラ「アイーダ」を見た。
     有名な野外コロッセオで見たんだけど、スタンド席はたったの700円。隣りに座ったオジサンは、ずっとワインを飲んでいたし。僕の中でオペラって、何万円も払って気合いを入れて見るもの、だったから、少なからず驚いた。
     赤い絨毯が敷き詰められたアリーナ席には、ドレスアップした紳士淑女たちが居たんだけど、それすらも外野席から見て「誰々が来てる」なんて楽しむショーの一部。売り子さんが練り歩いていて、ビールやワインを売っていたりして、まるで甲子園みたいだった。
     その売り子さんが必ず売っているものに、ロウソクがあった。何に使うかもよく分からないまま、周りにの人にすすめられるまま、その1本10円くらいのロウソクを買ったら、開演のアナウンスと同時にみんなそのロウソクに火をつけた。外野席に揺らめく数万本のロウソクの灯り。その中を指揮者が登場する。その美しさには本当に参った。まさに伝統の底力。
     それで舞台が始まったんだけど、さっきも話した通り、隣のオジサンがずっとワインを飲みながら、イタリア語で話し掛けてくる。こっちはイタリア語なんて分からないし、オペラを見たいと思っているのに、このオジサンはなんのために来ているんだろうと、ずっと疑問に思っていた。ところが第二幕、そのオジサンがひいきにしている歌手が出てきたら、いきなり舞台に釘付けになり、曲が終わった瞬間に「ブラボー!ブラボー!」を連発。どうやらオジサンは、その1曲だけを聴きにきてたらしい。
     それを見て思い出したのが、日本の歌舞伎。やっぱり歌舞伎好きのオバサンも、ひいきの役者を見るためだけに良い席を確保して、興味のないところでは外でお茶をしていたりする。なるほど、イタリア人にとってのオペラとは、そういうモノなのかと感心した。
     そして、夜9時に始まった舞台が終わるのは、深夜1時。その後、みんな近くのバールへ行って1杯引っ掛けながら、いま観てきた舞台の話で盛り上がる。イタリアの夜はこうして更けていく。

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  • 葉加瀬太郎のSo Nice!
  • Arena di Verona Fondazione(公式サイト)



  • 木村郁美さん(TBSアナウンサー)の

    「アナウンサーのつらさ」の話

     大橋マキさん、荒瀬詩織さん、宇田麻衣子さん、みんな私よりも年下の、2〜3年目のアナウンサーが次々に結婚して辞めていく。
     私(木村さん)は6年目だけど、2〜3年目に壁があるというのは、気持ち的にはよく分かる。だから、2〜3年目で辞めていった人達は、もったいないなと思う反面、一人の女性として本当の幸せを見つけられたのかな、みたいな、羨ましく思う部分もある。
     私がTBSに入社したとき、「5年間はアナウンサーでいられます」という契約書にサインをした。これは、もしその5年でアナウンサーとして認められなかったら、宣伝部や事業部へ行って、他の一般職で入った人と同じように働きます、という意味でもあるんだけど、私もやっぱり2〜3年目の辛かった時があって、その時に「せめて5年は頑張ろう」と思える励みにもなった。
     今はやっと安定してきたけど、2〜3年目は本当に辛かった。悪い言い方をすれば、中途半端に使われるというか、それでいて自分の主張は出来ないし、新人ゆえの雑務もある。給湯室やトイレでよく泣いたものだった。
     心の頼りは、トイレの落書き。「○○ディレクター、むかつく!」なんて落書きがあったら、「私もそう思う」なんて書き足しちゃったりして。今ではそんな事もなくなったみたいで、ちょっと残念。

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  • 木村 郁美(TBS)
  • 新・きむいく情報局(ファンサイト)



  • 川村ひかるさん(タレント)の

    「グラビアアイドル」の話

     「グラビアアイドル」の仕事をしていると、他の女の子の写真も気になる。というのは、昔から先輩のグラビアなんかを見て、「私もこうなれたら良いな」と常々考えていたから。いざ自分がその仕事をやるようになったら、やっぱり一番勉強になるのは他の人の写真。
     一番最初に私が憧れたのは、雛形あきこさん。その頃付き合っていた彼が雛形さんの大ファンで、雑誌の付録のポスターが彼の部屋に貼ってあった。隣には彼と私の写真も貼ってあったんだけど、雛形さんのポスターと見比べると、月とスッポンというか、当たり前だけど全然かなわない。しかもある時、やきもちを焼いて、そのポスターをはがしてゴミ箱に捨てたら、次の日にはそのポスターがまた壁に貼ってあった。やきもちを焼いている自分も気にくわなかったし、逆立ちしてもかなわないのもくやしくて。それで、「私もコレになれば、彼だけじゃなくて、自分の知らない遠い地方の人も、部屋に貼ってくれるんだ、その写真を見て今日も頑張ろうと思ってくれるんだ、コレをやろう!」と考えた。
     でも、事務所に入っているワケじゃないし、渋谷を歩いていてスカウトされるワケでもない。どうしようと思った時に、最初に考えたのが「胸を大きくしなきゃグラビアアイドルはできない」だった。たまたま、胸は小さい方じゃなかったけど、それでも雛形さんなんかの写真を見たら、全然足りない。そこで通販で「胸を大きくする機械」を買ったり、腕立て伏せをしたり、お腹を引っ込めるためにジョギングをしたり、とにかく毎日努力した。
     そうしたらある時、家の近所の大崎駅で「芸能の仕事をしてみない?」って声を掛けられて。「一度、事務所に小綺麗な格好で来てくれる?」と言われたので、私は水着を持って事務所へ行った。「いや、普通の格好で良いんだけど…」と言われたけど、聞く耳持たず「私はグラビアアイドルがやりたいんです!」って主張した。振り返ってみれば、無我夢中だったあの頃のお陰で、今の私がいる。

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  • 川村ひかる プロフィール(KOMMY INTERNATIONAL)
  • OFFICIAL FANCLUB "STEP"
  • 『ひかる元年』 -Hikaru Kawamura Fan's Site-



  • 照英さん(モデル)の

    「筋肉番付」の話

     『筋肉番付』に出演するときは、かなりストイックに自分を追いつめる。仮にもテレビ番組なのに、絶対に笑えない。笑ってしまうと、自分のモチベーションが下がってしまい、競技に影響してしまう。モンスターボックス、ビーチフラッグス、ショットガンタッチ、とにかく目の前の競技のことだけを考えて集中する。
     今回が4回目の挑戦で、ついに初優勝できた。僕はショットガンタッチが苦手なんだけど、あの種目は点数の配分が大きいので、いつも苦戦する。だいたい、あんな種目、練習のしようもない。走るところまでは練習できても、その後アスファルトにスライディングするわけにもいかないし。
     やっぱりあの番組でいつも勝っているケイン小杉さんは、すごい人だと思う。最初に「ケインさん、宜しくお願いします」と挨拶すると、にこやかに「あ、照英さん、今日は頑張りましょうね」と返事をしてくれるけど、いざ本番となると、その体から闘いのオーラが噴き出してくる。そしてあの雄叫び。僕も負けないように気合いを入れるので、ギリギリのところでボールに触れた瞬間には、もう僕の脳みそはどこかへ飛んでいってしまっている。
     一番得意な種目はビーチフラッグス。愛していると言ってもいいくらい。別に経験があるわけでもなんでもないんだけど、「ビーチフラッグス」っていう言葉の響きが気に入っちゃって。夏男っぽくて格好良いじゃん、みたいな。
     有名な巨大跳び箱「モンスターボックス」は、本当にデカイ。僕の記録は19段なんだけど、これはほぼ路線バスの高さ。つまり、目の前に立つと、路線バスの壁があるのとまったく変わらない。これは心底恐い。しかも、1段上がると10cm高くなるんだけど、その10cmが重い。正直言って、あの種目は大嫌い。カメラに向かっては「やりますよ!」とか言ってるけど、心の中ではいつも不安だらけ。

    【Hot Link !!】

  • 筋肉番付(TBS)
  • 照英応援TOURその1(QUUU!)
  • 筋肉番付結果と感想(SORA)





    放送曲目リスト

    Time Title Artist Label Number
    9'24" I'll Take Romance Matt Monro Capitol CDP 7243 8 29394 2 9
    18'28" Music, Maestro, Please! Ella Mae Morse Capitol TOCJ-5990
    30'45" Together Wherever We Go Peggy Lee Capitol TOCJ-5418
    42'05" Love Is A Simple Thing Patti Page DOT UCCM-9037
    48'04" Lover Come Back To Me Nat King Cole Capitol CDP 0777 7 89545 2 1

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