SUNTORY SATURDAY WAITING BAR
2001年3月17日の放送

この日の放送曲目リスト/過去の放送内容リスト

「美容」

 バーで女性同士のお話というと、やっぱり恋愛に関するお話が一番多いみたいですね。そしてその次が、美容に関する話題ではないでしょうか。恋愛の話なら、私でも多少のアドバイス(という程のものではありませんが)はできるのですが、美容の話となると、もうお手上げです。
 それでも、私も接客業をしている以上、多少は知識を仕入れて、せめて相づちくらいは打てるようになるべく、美容のお話にいつも聞き耳を立てているのですが……なかなか前途多難です。
 今日はその道の専門家の方もいらっしゃいますので、ちょっと頑張ろうと思っています。もしよろしかったら、私のバーテンダー修行にお付き合いいただき、一緒に聞き耳を立ててみませんか?



  • 藤原美智子さん(ヘア&メイクアップアーチスト)の

    「メイクと光」の話

     けっこう昔から雑誌のメイクのページをやらせてもらってきたけど、昔はメイクに関するページ自体が少なかった。メイクの本なんかもなかったし、その頃と較べると、今は街を歩いている人が、みんな本当に綺麗になったと思う。
     雑誌の写真も、メイクを見ればいつ頃の本かだいたい分かる。80年代だったら、「ダブル浅野」が人気の時代で、けっこうイケイケな感じなんだけど、眉毛はボサボサだった。90年代に入って、スーパーモデルブームが来て、安室奈美恵ちゃんに代表される細い眉の時代が来る。リップラインがすごく流行って、ラインだけが異様に目立った時代もあったし、今ならマスカラの時代。
     そして、今までは一つ一つのパーツが流行っていたのだけど、今年あたりから「トータル・メーキャップ」が大事なんだという事に、みんな気がつき始めているような気がする。メイクで一番大事なのは、トータルのバランスで仕上げること。そういう事に気を使うようになれば、「ガングロ」メイクも無くなっていくのでは。
     それから、メイクにとって一番重要なのが「ライティング」。私達プロは、撮影現場のライティング一つで、モデルの美しさが全然変わってしまうのをいつも見ている。例えば、バーのような柔らかい間接照明は良い。最悪なのが、蛍光灯。日本から蛍光灯というものを排除して欲しいと思うくらい、蛍光灯は良くない。
     自然光なら、ファンデーションをナチュラルな色にしたり、蛍光灯以外の照明の下ならパールとか艶モノをうまく使うとか、いろいろ工夫のしようもあるけど、蛍光灯だけはプロでもお手上げ。蛍光灯だけは本当にやめて欲しい。

    【Hot Link !!】

  • 藤原美智子のメイク・エッセンシャル(「Styleones.com」)
  • MICHIKO FUJIWARA FORMAL LESSON(「FORMAL WORLD」)
  • 天才大高・藤原のキレイ塾おさらい(「綺麗の天才」)



  • RUMIKOさん(メイクアップアーチスト)の

    「トップモデルとメイク」の話

     ニューヨークにいると、ヨーロッパとアメリカのメイクのトレンドは同じだと思うんだけど、日本に来ると、日本独特のメイクの仕方を感じる。
     やっぱり、日本の女性にとって重要なのは「美白」。スキンケアとかファンデーションの作り方とかに、重きを置いている。これがアメリカやヨーロッパだと、ポイント・メイク、例えばアイ・メイクやチークを重要視している。だからニューヨークやパリの人は、あまりファンデーションを塗らない。都会の人ほど塗らない。だから日焼けもしちゃうし、シミがあっても気にしない。でも、私は日本人的な美しい肌も素敵だと思う。
     私自身は、ニューヨークへ帰るとほとんどメイクをしない。特に私のような仕事の人間は、メイクをしない人が多い。スーパーモデル達も、仕事で常にメイクをしている反動か、普段の生活ではほとんどメイクをしていない人も多いと思う。
     一口にスーパーモデルと言うけど、本当に売れる人は新人の時からオーラが違うというか、口ではうまく言えない何かを持っている。パーフェクトで綺麗な人がトップモデルになれるとは限らない世界なので、生まれ持ったモノとか、その人の内面とか、何かが必要なんだと思う。でも、ニューヨークは世界の美しい女性が集まる街なので、その中でも選りすぐりの彼女たちは本当に綺麗。
     「服を着こなす」っていうのはよく言われる言葉だけど、スーパーモデル達は「メイクを着こなす」。例えば、「今日は40年代のピンナップ・ガールっぽくしよう」という事になって、そういうメイクを私がしたとする。すると彼女たちは、鏡の前に立って、どういう角度から見たら、よりピンナップ・ガールに見えるかを研究する。その表現の仕方が、ナオミ・キャンベルやリンダ・エバンジェリスタといった、トップモデルとかスーパーモデルと呼ばれる人達は本当に上手い。

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  • RMK(RUMIKOさんのブランド)
  • RMKの美味しいアイケアシリーズ誕生(「CYBERCREA.com」)
  • RMKスキンケアが生まれ変わった。(「CYBERCREA.com」)



  • 弓気田みずほさん(伊勢丹ボーテコンシェルジュ)の

    「女性が化粧品を買う理由」

     女性が、お化粧以外にも、基礎化粧品を使ったりして肌の手入れをするのは、持って生まれた美しさを長く保ちたいという気持ちの現れ。やるとやらないとでは、本当に違う。
     それが一番よく分かるのが、中学の同窓会。みんな同い年なので、スキンケアをした人としなかった人で、肌の違いが一目で分かる。今の化粧品は、確実にそういうレベルに達している。
     良い化粧品というのは、最初に付けた感触でわかる。というのは、化粧品は、使って気持ちが良くないと、毎日使い続けてもらえないので、感触を重視して作られているから。
     化粧品によって老化のプロセスを逆回しすることはできないけれど、遅くすることは確実にできる、と言われている。さらに、使って癒される、香りで癒されるといった、気持ちの問題も重要。だから、最近は理屈だけでは売れなくなっている。
     化粧品は薬ではないので、今日付けて明日シワが取れるというモノではない。ただ、付けてみて「良いかもしれない」と思って使い続けていく内に、「シミが薄くなってきたかしら」というのが、今のレベルの化粧品。
     ある人が言っていたけど、「化粧品を買うのは、綺麗になるかも知れないという、可能性を買うこと」。化粧品は夢であり、可能性でもある。

    【Hot Link !!】

  • ISETAN
  • 伊勢丹 新宿店 ボーテコンシェルジュ(「Beautiful you!」)



  • 長谷川京子さん(モデル)の

    「モデルとメイク」の話

     モデルの仕事の時は、必ずプロのメイクの人がやってくれる。でも、テレビの仕事、例えば『SRS』の時なんかは、メイクは自分でやっている。
     元々、あまりメイクには興味が無い方だったので、『SRS』の最初の頃は大変だった。「いつもされているんでしょう?」って言われても、全然覚えていないから、もう四苦八苦。仕事が無い時なんか、ほとんどノーメイクだし。軽くお化粧した時だって、かける時間はせいぜい5分くらい。
     モデルの仕事をしていく上で一番勉強になるのは、雑誌に載っている他のモデルの写真。「この人のこういう表情が好きだな」と思うと、切り取ってスクラップしている。特に外人は表情が豊かなので、みんな良い表情をしている。一言で「笑顔」と言っても、その時の気持ち、その時の気分で、何十種類もの笑顔があるので、そういう「様々な表情」を勉強している。
     去年から芸能の仕事も始めたんだけど、最初の頃は「やっぱりモデルっぽい」と言われることが多くて、かなり悩んだ。写真に撮られるという行為は同じでも、芸能とモデルでは、何かが違うみたい。ヘアメイクや顔のビューティーの撮影なら「寄り」が中心だし、ファッションの撮影は遠くから撮る。そういう違いも面白い。

    【Hot Link !!】

  • Kyoko Hasegawa Web Site
  • CanCam online
  • SRS-スペシャルリングサイド



  • 村山恵理子さん(クラランス)の

    「美白」の話

     この春は、美容業界の新製品ラッシュ。特に2〜3月は、スキンケアの山場のシーズンという感じで盛り上がる。
     この時期のテーマは、ホワイトニングとUVケア。毎年進化しているので、年が変わるごとに買い換える人も多い。クラランスでは、3月23日にホワイトニングと日焼け止めを一つにした、乳液の新製品を発売した。この製品は、積極的に白くするという働きと、これ以上メラニンを作らせないという防御、両方を兼ね備えているのが特徴。
     日本人の女性には、顔だけではなく全身を白くしたい、という声が非常に多いので、同じシリーズで体用の製品も作っている。薄着になって腕を出したときに、透明感のある、つい触れたくなるようなみずみずしい肌を作りたい。でも、紫外線を受けてしまうと、腕や肩にシミ・ソバカスができてしまう。そういう場合は是非試して欲しい。
     これほど美白にこだわるのは、世界でも日本人くらい。クラランスはフランスの会社なので、フランスでホワイトニングの説明をしたら、どうも歯磨きのホワイトニングと勘違いされたみたいで、「顔を白く染めるなんて、そんなお化粧品はあり得ない」って顔をしかめられた。でも、ホワイトニングというのは能面のような真っ白な肌を目指しているわけじゃなくて、透明感のある生き生きとした肌にしたいんだ、って説明したら、フランス人も分かってくれた。
     「白」と言っても、いわゆる白じゃなくて、肌色が明るくなって、トーンアップした「白」。そして、生き生きと輝いている、透明感のある肌。日本人の女性は、そういう肌を求めている。

    【Hot Link !!】

  • CLARINS





    放送曲目リスト

    Time Title Artist Label Number
    7'40" Coquette Hi-Lo's Columbia Col 6460
    18'35" Put On A Happy Face Blossom Dearie DAFFODIL CDL-57336
    30'53" 'Tain't What You Do Al Hirt & Ann Margret BMG BVCJ-7471
    40'50" Pretty World 小野リサ 東芝EMI TOCT-2437 1
    47'33" Think Beautiful Peggy Lee Capitol CDP 7243 4 98883 26

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