ロボットのワールドカップ「ロボカップ」の取材で、オーストラリアのメルボルンへ行って来た。このロボカップは「ロボットでサッカーをやる」世界大会。世界中のロボット研究者がロボットを持ち寄って、トーナメント戦で順位を決める。
使用するのは本物のサッカーボール。それがロボットが認識しやすいようにオレンジ色に塗ってある。そして人工芝のフィールドに、1チーム4台のロボットを出す。試合が始まったら、人間は一切手を出してはいけなくて、ロボットが自分で判断して相手のゴールを目指す。
もう4〜5年も続いているらしいけど、最初の年は試合開始の笛が鳴った瞬間に、ロボットが固まってしまって動かなくなる、なんて事もかなりあったらしい。
大会はいろいろなカテゴリーに別れていて、その中でも花形は「中型ロボットリーグ」。パネルでボールを「蹴る」ようなロボットあり、自らの体でボールを押してゴールへなだれ込むロボットあり、見ていて非常に面白い。4台あるので、フォワード役のロボットもいれば、ディフェンス役のロボットもいる。
後のルールは本物のサッカーと同じ。何度も相手ロボットを妨害すると、イエローカードも出る。さらに、チームによっては幾つか戦術を用意している研究者もいる。何枚かフロッピーディスクを用意して、相手の傾向に合わせて、そのフロッピーを差し替えている。
このロボカップ、2002年の日韓ワールドカップの頃に、日本の福岡ドームでやろうという話になっている。今は車輪で動くロボットとAIBOでしかやってないけど、その時は二足歩行ロボットのカテゴリーも作るらしい。一体どんな試合が見れるのか、今から楽しみ。