
|
「ベスト・コニサー」
元麻布、仙台坂上の辺りは古くからの屋敷町。その閑静な住宅街の奥、細い路地をちょっと入ったところに、イタリアンレストラン "AVANTI" はひっそりと佇んでいる。ちょっとわかりにくい場所にある上に、入り口もこの上なく地味。看板一つ出しているわけでもないので、誰もレストランとは気づかないだろう。そのせいか、この店を訪れる客のほとんどが、常連と呼ばれる人たちばかり。しかし、長いこと店をやってきたお陰で、土曜日の夕方ともなると、店は大勢の常連客で賑わっている。 一口に常連客と言っても、有名人から普通の会社員まで、その立場は様々。しかし彼らに共通点があるとすれば、なにがしか一家言ある事と、人生を大いに楽しんでいる事だろうか。 このような人々を、AVANTIでは敬意を込めて「コニサー」と呼んでいる。フランス語で「目利き・玄人」という意味の言葉である。 それでは、今日もその「コニサー」たちの話に聞き耳を立ててみるとしよう。 |
|||||||||||||||||||||||||
今は、ちょっとセミ・グータラ期間。それほど仕事は忙しくない。そこで、ちょっと前まで、ダーツにはまっていた。
これがサッカー審判の7つ道具が収められた、レフェリーサイドバッグ(下の写真参照)。このコインは、エンドを決める時に使うトスコイン。ルール的には別に何を使って良くて、私も昔はイギリスやドイツの硬貨を使っていたけれども、こういう専用のコインもある。
ポケットボードに、受信したメールを読み上げてくれる新型「キャスピー」が登場した。女の人の声とか相撲取りの声とか色々あって、けっこう面白い。満員電車の中でポケットボードを広げると邪魔なので、閉じたままイヤホンでメールを聞くための機能なんだけど、イヤホンを指し忘れてたらかなり恥ずかしいことになりそう。
面白いミステリーは沢山ある。まず、今年のベスト1と言えば、クレイグ・ホールデンの『夜が終わる場所』。1ページ目を開いた瞬間に「これは傑作だ!」と判る小説が3年に1つくらいあるんだけど、これがまさしくそう。パトロール警官が呼び出しを受けて、少女が失踪した現場へ急行するシーンで始まるんだけど、ここを読んだだけでこの小説は傑作だと判る。話の骨格は、現在起きた少女の失踪事件と、7年前に起きた少女の失踪事件を、交互に描きながら進んでいくのだが、過去の回想がどんどん過去へ遡っていく内に、悲しい青春小説であり、切ない恋愛小説であり、友情小説でもあることが判ってくる。それでいて警察小説だっていうんだからスゴイ。ミステリーなので、あまり詳細を説明できないのがもどかしいんだけど、本当に面白いから読んでみて欲しい。
|