
|
「砂漠」
生物が生きてゆくにはあまりに厳しく、また、それ故に、非日常的な美しさを湛える「砂漠」。だが、日本人にとって、その存在はあまりに遠く、その本当の姿を知る人は少ない。例えば、砂漠は本来「沙漠」と書き、水の少ない地域全般を指す。すなわち、土だらけの「土沙漠」や、岩だらけの「岩石沙漠」、そして砂だらけの「砂沙漠」も、すべて「さばく」なのである。「砂漠=沙漠」と思っている人も多いだろうが、砂漠(砂沙漠)は沙漠の一部に過ぎないのだ。 そんな基本を押さえつつ、向こうの丸テーブル席で、実際に砂漠を見てきた驚きを、身振り手振りを交えながら、夢中で語っている人の声に聞き耳を立ててみよう。きっと、楽しくも貴重な体験談が聞けるに違いない。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
サハラ砂漠は、やっぱり凄い所だった。
砂漠の朝は、水がないなりに湿気がある。バイクを置いておくとちゃんと結露もする。だから砂も湿気を帯びていて、かなり走りやすい。ところが、日が昇って暑くなってくると、砂もバフバフになってしまい、まともに走れなくなる。そして、また日が落ちると、少しずつ固まっていく。
「砂漠」と言うと、一面の砂というイメージがあるけど、僕が行ったところは草原だった。草原と言っても、そんなに密度が濃いワケじゃなくて、言うなれば「土砂漠」だった。
普通の神経の持ち主なら、砂漠は、そう容易く住めるところではない。
割と気軽に行ける砂漠なら、ナミビアのナミブ砂漠。ナミビアはアフリカの南の方、南アフリカの一つ上で、ココなら10〜12日くらいのツアーで奇麗な砂丘を見ることができる。直行便がないので、南アフリカ経由でナミビアの首都ウインドルックへ行き、そこから車で8時間くらい。成田からだと30時間くらい掛かる。
|