「サッカー」
世界でもっとも愛されているスポーツ、それが『サッカー』である。国際サッカー連盟(FIFA)には200カ国以上が加盟し、その世界大会(ワールドカップ)はオリンピックに匹敵するほどの注目を集める。一流のサッカー選手には数十億円という値が付き、サッカーの試合が原因で国際紛争が起こったこともあったほどである。
そのサッカーが日本に伝わったのは、平安時代の蹴鞠(これもルーツはサッカーと同じなのだが)などを除くと、明治6年であったと言われている。しかし、野球という人気スポーツの陰に隠れて、なかなか人気の出なかった日本サッカーの夜明けは、事実上1993年のJリーグ開幕だったと言えるだろう。
それから7年。「ドーハの悲劇」「ジョホールバルの奇跡」など、様々な出来事を乗り越えて、日本は2002年、お隣の韓国と共に、アジア初のワールドカップの開催国となる。その時我々は、どんなサッカーを、どんな文化を世界に向けて発信することができるだろうか。その最前線にいる人たちの話に、聞き耳を立ててみよう。
金子達仁さん(スポーツライター)の
「秋天の陽炎」の話
スポーツ誌「Number」で、『秋天の陽炎』という連載を始めた。テーマは昨年のJ2最終戦、大分トリニータvsモンテディオ山形の試合。大分が勝てばJ1昇格、山形が勝っても負けても7位は変わらない、という試合だった。
こういう試合は、J1なら得てして大分があっさり勝ってしまうもの。なぜならJ1の選手なら、負けても拾ってくれるところがあるので、山形のような立場の選手はどこか必死になりきれない。ところが、山形はJ2。自分の評価が悪ければ、そこでサッカー人生が終わってしまう。そこでドラマが生まれる。
今回の記事を書くにあたって、大分や山形の選手はもちろん、レフェリー、サポータークラブなど、周りの人々に取材をした。そこで痛感させられたのが、サッカーとは限りなく主観のスポーツなんだ、ということ。「主観」という言葉は、「誤解」と置き換えてもいい。それぞれが勝手に勘違いして、勝手にモチベーションを高めて、ドラマを作っている。
例えば、大分の先制点。センタリングに大分のストライカーが手を挙げながら飛び込んだ。これが角度によっては、ハンドに見えた。ところが、どうやらこれはハンドではなかったらしい。そのこぼれ球にほかの選手が飛び込んで、大分が先制点を挙げたのだが、ハンドと思った山形の選手は当然、レフェリーに対して烈火のごとく怒った。さらに、山形の選手はこうも考えた。「レフェリーがさっきから顔をこわばらせているのは、この1万8千人という大観衆に我を失っているからに違いない。こんなミスジャッジで大分をJ1に上がらせるものか!」ところがそのレフェリーは、J1のチャンピオンシップでも笛を吹いたことのある大ベテラン。その日表情が優れなかったのは、脚を痛めていたためらしい。
こんなふうに誤解が誤解を生み、どんどん試合のテンションが上がっていき、最後の最後に大変なドラマが起こった。僕はこれまで、有名選手の一方的な主観だけを取材して、それを事実だと思って記事を書いてきたけど、それは全部間違っていたのかもしれない。今回の取材を通して、そう感じた。
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〜金子達仁のサッカーコラム〜 グリーンカード
Number Web
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北沢豪さん(ヴェルディ川崎)の
「ポジションと性格」の話
やれるのと好きなのは違うんだけど、センターフォワードというポジションは好き。センターフォワードは目立ちたがり屋が多いといわれるけど、必ずしもそうじゃない。でもやっぱり、ゴールを決める要のポジションだから、好き嫌いで言えばすごく好き。「オレにボール出せ!」みたいなプレーをやってみたいとも思う。じゃあ向いているか、と言われると、向いているのはやっぱり中盤なのかな。
井原さんなんかは、元々センターフォワードをやってたのに、根回しができるというか、危機管理能力があるというか、汚いプレーもやるのにクリーンに見えるとか、ホント、ディフェンダーに向いている。うちの中沢の場合は怖いタイプのディフェンダー。すごくいい奴なのに、グラウンドに出ると独特の雰囲気がある。
ゴールキーパーは、人によって性格は様々なんだけど、一つ共通しているのは「責任感」が強いこと。何せすぐ後ろはゴールなので、その責任は重大。しかも点を取られたら文句を言われ、0点に押さえても誰もほめてくれない。もうちょっと世間はキーパーというポジションの重要性に目を向けてもいいじゃないか、と思う。
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Verdy Kawasaki Official Homepage
大下容子さん(テレビ朝日アナウンサー)の
「ワールドカップ決勝」の話
W杯の決勝を、ボーナスはたいて見に行った。
まず宿を手配するのに、ドイツの友達に連絡を取ったら、「私も行きたい」って言い出しちゃって。1枚でもチケットが手に入るかどうかわからないのに、どうやって2枚用意しよう、と途方に暮れたんだけど、そこは気合いと根性で手に入れた。このボケボケの私が炎のように燃えていたと、周りに人々に噂されていたみたい。
だからカナリヤ軍団が手を繋いで入場してきたときは、もう感動で涙が止まらなかった。顔の右側には黄色と緑のブラジル国旗、左側にトリコロールのフランス国旗を書いて、第三者の国として両方を応援したんだけど、これがなかなか受けが良くて。スタジアムへ向かう地下鉄の中でペイントしてたら、見ず知らずのおばさんが「ノンノン、トリコロールは青の位置が逆よ」と教えてくれたり。ユニフォームもブラジルとフランスを半々に自分でつなぎ合わせたモノを着てたら、もう大受け。試合は夜からなのに、朝からその格好であちこちを練り歩いた。
そしてフランスの優勝が決まった瞬間、パリ中、いやフランス中の人たちがシャンゼリゼ通りに向かって殺到した。地下鉄のアナウンスでさえ「俺たちは勝ったんだ〜!」って大騒ぎ。「この騒ぎは、ナポレオンの凱旋以来だ」って言う人もいたくらい。宿を朝早くに出て、戻ったのは次の日の朝5時。本当に楽しく大騒ぎをした1日だった。
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テレビ朝日アナウンサーズディレクトリー『Cue!?』 (大下さんのプロフィールやメッセージがあります)
ワールドカップ:決勝戦 (「asahi.com」の記事)
日刊スポーツ・W杯メインページ (「nikkansports.com」の記事)
三浦泰年さん(アビスパ福岡)の
「日本代表」の話
こんなこと言うと笑われてしまうかもしれないけど、日本人に生まれてサッカー選手という仕事をしている以上、常に日本代表を目指してプレーしている。
僕はドーハの時に左サイドバックとして代表に呼ばれたんだけど、結局自分としては結果を残せなかった。だから今度こそは、僕の本来のポジションであるボランチで勝負したい。例えそれが実現しなかったとしても、その目標に向かって自分がやれたと思えば良いことであって、その気持ちがなくなったら選手として終わりだと思う。
そして、代表に選ばれるかどうかは、ある程度運の要素というか、代表監督の考えや好みに合った選手かどうかに左右される部分もある。サッカーというのはチーム・スポーツなので、監督が違えばチームは全然変わる。ちなみに僕が合うと思う監督は、ファイトを前面に出すタイプの監督。
というのは、僕自身のプレーがファイトをタイプのプレーヤーだから。だって去年は警告の数が日本人Jリーガーの中で一番多かったし。全プレーヤーの中で一番だったのは、名古屋のストイコビッチで、僕より10枚も多くてぶっちぎりだったけど。
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Avispa World(アビスパ福岡公式サイト)
Yasu! Yasu! Yasu!(ファンサイト)
KAZU & YASU(ファンサイト)
平瀬智行さん・中田浩二さん・本山雅志さん(鹿島アントラーズ)の
「代表チーム」の話
代表の試合というのは、やっぱりプレッシャーが違う。特に、日本でやる試合は、観客もプレスも多くて、すごいプレッシャーがかかる。例えば、ナイジェリアのワールドユースなんか親善試合みたいで、気楽にプレーできた。ところがこの間の中国戦、初めてフル代表として試合に出たら、緊張したのなんの。これが代表なんだ、と初めて実感した。
代表チームでは、カズさんが最年長で僕たちが最年少。約一回り歳が違うので、最初は「うわ、テレビで見てたあの人だ」なんて緊張してたけど、いざ話をしてみたらすごく向こうが気を使ってくれて、すぐに打ち解けられた。去年の12月に行われた御殿場合宿で初めて一緒になったんだけど、ちょうどその時、僕(平瀬さん)がアジアの月間MVPを取った時だったので、カズさんが「おめでとう」って話しかけてくれて。一緒に食事をしたり温泉に入ったり、もう今では普通に喋っている。
そういえばその合宿の最後に、カズさんが使い古したスパイクを捨てようとしてたんで、もらってきちゃった。その辺はまだ子供の頃にテレビで見てたミーハー感覚が残ってるかも。
カズさんやゴンさんはチームのムードメーカー。僕たち若い選手がチームに溶け込み易いように常に気を使ってくれるし、僕たちにない経験を色々していて、それを僕たちに教えようとしてくれる。あの二人は、絶対代表チームに必要な存在だと思う。
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もとやまにあの部屋(ファンサイト)
APRICOT(ファンサイト)
放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 9'23" |
Batucade |
Sergio Mendes & Brasil '66 |
A&M |
POCM-1881 |
| 17'36" |
The Answer |
Marcos Valle |
Polydor |
POCJ-2564 |
| 24'56" |
Aflo-Latino |
Carloss Lyra |
Philips |
PHCA-4240 |
| 34'18" |
I Had The Craziest Dream |
Astrud Gilberto |
verve |
314 519 801-2 |
| 45'03" |
O Barpuinho |
Lisa Ono |
東芝EMI |
TOCT-10344 |
|