「北欧」
サンタクロースのモデルは、4世紀頃に小アジア(現トルコ)に実在した司祭、聖ニコラスであると言われている。かつてヨーロッパで12月6日を聖ニコラスの祝日として祝い、その日に子供達に贈り物を贈る習慣があったのが、いつしかクリスマスの祝いと一つになり、現在に至っているらしい。
そして今現在、サンタクロースは北欧はフィンランドに住んでいる。比喩でも冗談でもなく、フィンランドのラップランドには、サンタクロースが住んでいるのである。これは1927年にフィンランド国営放送局が「決めた」取り決めによって、正式にラップランドがサンタクロースの住まいとして定められたためである。
美しい森と湖、荘厳なフィヨルドに囲まれ、白夜とオーロラが空を彩り、サンタクロースが存在する。北欧とは、そんなおとぎ話のような地域である。今日は北欧の話に耳を傾けながら、クリスマス・プレゼントの算段でもするとしよう。
小館則彦さん(「Pen」編集部)の
「北欧」の話
雑誌で「北欧特集」を書くために、6月から7月まで、取材で向こうに行ってきたけど、10年ぶりの猛暑とかで、とってもとっても暑かった。もともと向こうの感覚では、6月半ばから7月半ばまでが夏で、8月はもう秋らしい。
北欧と言われても、普通は「ABBA」くらいしか知らない。映画好きな人ならイングリッド・バーグマンと言うかもしれないし、ステンマルクやボルグという名前も出るかもしれないけど、せいぜいそんなモノ。でも、人口の少なさを考えれば、「世界的な有名人」比率はかなり高い。
それから北欧と言えば「ムーミン」。「ムーミン」はフィンランドで生まれたおとぎ話なんだけど、ハラハラドキドキする話でもないし、サザエさんみたいな生活感があるわけでもない。まさに「おとぎ話」と呼ぶしかない、不思議な雰囲気のある話なんだけど、実は北欧という地域全体が、まるでムーミン谷みたいな雰囲気を持っている。
北欧の人たちは長い冬を快適に過ごすために、インテリアをいかに充実させるか、そしてそのインテリアの中でいかに暮らしていくかといった事を、本当に真剣に考え抜いているというのを今回の取材で痛切に感じた。
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北欧ハイパ−リンク −北欧観光と北欧刺繍を訪ねて!-
(情報満載!ただし、かなり重いので要注意)
北欧通信(旅行ガイド・料理・歴史・文化・リンク)
Moomin world in Naantali, Finland - Visitor's Report
(フィンランドのムーミンワールドの話題)
宮原陽子さん(NOKIAジャパン)の
「北欧の生活必需品」の話
1995年から96年の2年間、フィンランドに住んでいた。
フィンランドの中でも田舎の方に住んでいたんだけど、そもそも日本くらいの面積に、500万人しか人がいない国なので、周りは森と湖だらけ。家と家、村と村、町と町がすごく離れているので、現実的な生命線としてフィンランドでは昔から、移動電話のニーズが高かった。たとえば−20度まで冷え込む冬の夜、一人で車を運転している時に事故を起こしたら、移動電話のあるなしが死に直結する。そんな事情から、1970年代には自動車電話はもうかなり普及していた。
現在の携帯電話普及率は約70%。この数字は世界でも一番高く、中学生あたりからお年寄りまでは、ほぼ全員が携帯電話を持っている。最近は日本でもそうなりつつあるけど、さすがに渋谷でみんなが携帯で話しながら歩いているのを見ると、いくらなんでもうるさい、と感じることもある。
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NOKIA HOMEPAGE
BM WORLD(「FINLAND CLUB」など)
ANDREW'S FINLAND(フィンランド旅行記)
野本勝彦さん(等々力・北欧家具専門店「モグラー野本」)の
「北欧家具」の話
20年くらい前に1度「北欧ブーム」があって、それからまた最近、久しぶりの北欧ブームが来ている。若い人が実際に旅行に行ったり、田村正和のドラマ『美しい人』で北欧家具が使われた影響もあるみたい。
最近は目黒通りが家具の秋葉原みたいになっている。目黒から等々力までの間に、古いアンティーク家具を扱っている店から、リーズナブルな家具を扱っている店まで、一通りの家具が手に入る。
家具業界では、家具の流行は10年サイクルと言われている。その中心となるのは北欧・イギリス・イタリアの3つ。イギリスの古めかしいマホガニーの家具が流行った時期もあったし、これぞデザインという感じのイタリアの家具が流行ることある。それに対して北欧の家具は、使い勝手の良い上に、気持ちのいい空間を演出してくれるところがウケている。
それと、北欧家具が流行っているもう一つ理由が、値段。為替レートが昔の1/3になったお陰で、本当に安く手に入りやすくなった。どんなに使っても飽きがこないし疲れない北欧家具。一度使ってみて欲しい。
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勝手にコレクション!!
(4F「CG 椅子の博物館」にて北欧家具の名作椅子の3DCGを展示)
ROYAL FURNITURE COLLECTION
(デンマーク、スウェーデンの北欧家具の輸入、販売)
井東商店(デンマーク家具の輸入、販売)
デンマーク家具プロモーションセンター
(デンマーク大使館商務部が運営する、デンマーク家具プロモーションの
ためのHP。家具情報だけではなく「日本人に役立つデンマーク情報」も)
染野芳輝さん(音楽ライター)の
「北欧音楽事情」
北欧の音楽と言えば、まず「ABBA」。20年以上前のグループだけど、北欧では若い子達も知ってる国民的ヒーロー。
でも当然、それだけでは物足りないらしく、ヒップホップやテクノも盛ん。これは想像でしかないんだけど、向こうで人気のスポーツ、サッカーやウィンタースポーツと、テクノのスピード感がよく合うので、それで流行っているのかも。
そういえば、向こうでライブの告知というのを見た記憶がない。大抵、どの国に行ってもライブの告知の張り紙が壁に貼ってあったりするものだけど、北欧ではそういうのを見た記憶がない。寒くてライブをやるのも一苦労なのだろう。
スカンジナビア三国とデンマークを合わせて、一口に北欧と言うけど、民族的・歴史的には色々あったらしく、お互いに複雑な感情があるらしい。とあるアーチストの所へ取材に行った時も、そのアーチストが大のフィンランド嫌いだった。その時は、彼が「フィンランドに入りたくない」と強行に主張したために、まっすぐ行けばすぐなのに、えらい遠回りをさせられた記憶がある。
【Hot Link !!】
Chifumi's Web Site(「Oriental ABBAland」)
Izumi's Web Pages for ABBA(RealPlayerによるMovieなど)
白井良邦さん(Casa Brutus編集部)の
「北欧の怪しい話」
北欧の取材の前に調べものをしていたら、北欧の建築デザインが、何かを暗示しているんじゃないと思わせるものが数多く見つかった。その何かとは…ズバリ、宇宙人!
たとえば、ポール・ヘリングセンというデザイナーの作った照明は、全部UFOに見える。ヤコブセンのアントチェアも、ゴドラ星人的に宇宙人っぽい。
さらに、図書館でスウェーデンの建築の雑誌を調べていたら、UFO住宅の写真を発見してしまった。1968年にフィンランドで発表されたその住宅は、楕円形な上に円い窓が点々と並んでいる。その姿は、まさに子供が描くUFOそのもの。とどめに、色はシルバー!一応、ワンルームのレジャーハウスとして設計されたという説明が付いてはいるが、住宅としてはあまりに怪しすぎる。
この住宅を設計したマッチ・スローネンさんは、どうも頭にチップが埋め込まれているらしく、全ての作品がこんな調子らしい。今でもフィンランドの山奥で、UFO住宅に住んでいらっしゃるようなので、いつかインタビューに行こうと思う。
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Casa Brutus
放送曲目リスト
| Time |
Title |
Artist |
Label |
Number |
| 9'47" |
Cuban Cigars |
Caecilie Norby |
BLUE NOTE |
TOCJ-66067 |
| 18'55" |
I Get A Kick Out Of You |
Lisa EKDAHL |
BMG |
BVCJ-31008 |
| 26'14" |
I Do Care |
VIKTORIA TOLSTOY |
BLUE NOTE |
TOCP-50403 |
| 35'01" |
Begin The Beguine |
Ann-Margret |
BMG |
BVCJ-7371 |
| 46'19" |
It Could Happen To You |
Monica ZetterLund |
PHILIPS |
PHCE-4182 |
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