
|
「ベスト・トーク」
久しぶりにAVANTIへやってきた、村上早樹ちゃん。普段はアルバイトをしているため、土曜日の夕方は忙しく働いている彼女だが、今日はようやくアルバイトの休みが取れたので、AVANTIへきたようだ。しかしその割には、明るい彼女にいつもの元気がない。 心配した周囲が話を聞いてみると、どうやらアルバイト先で変なお客につきまとわれ、困っているらしい。しかもそのお客、いつも変な匂いがするらしいのだ。 はたして、そのお客の正体は?そして、彼女の悩みは解決するのだろうか…
今年の夏、『スターウォーズ』以外に話題の映画といえば、スタンリー・キューブリックの遺作『アイズ・ワイド・シャット』。キューブリックの秘密主義のお陰で、いまだに全貌が良く分かっていない。性的妄想がテーマと言われていて、トム・クルーズとニコール・キッドマンの夫妻が精神分析医という設定で、患者の性的妄想に取り込まれていくミステリーではないかという噂。その他には、『オースティン・パワーズ2』も、向こうでは期待されている。「この夏、映画を1本見るならスターウォーズ、2本見るならオースティン・パワーズ!」という予告編も俊逸。そしてアニメでは、ディズニーの『ターザン』。スターウォーズはあまり宣伝費を使わなかったので、アメリカのビルボード(看板)はターザンの広告で埋め尽くされていた。ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントのロマンチック・コメディー『ノッティング・ヒル』に、キアヌ・リーブス入魂のアクション映画『マトリックス』、いろいろ面白そうな映画も多いけど、やっぱり今年の夏はスターウォーズ一色に染まりそう。
この間、ドバイまで競馬を見に行ったんだけど、とにかく言葉が分からなくて困った。レーシング・プログラムなども、半分英語で半分アラビア語。国連か何かが定めた、「世界の言葉・難しさランキング」というヤツで、日本語は「4」でかなり難しい言葉とされているらしいけど、アラビア語はその上を行く最高ランク「5」。もうどうしようもなかった。さらに分からないと言えば、向こうでは宗教的な理由から馬券は売っていないのに、そしてさらにお酒も売っていないのに、何故か競馬場には何万人もの観客が押し寄せていた。朝から競馬場に行ってはビールを飲みつつ、馬券を買っている日本人から見るとかなり不思議。でも向こうの王様も、それじゃつまらないだろうということで、6レース全部1着を当てたヤツには金塊1キロやる!というイベントをやっている。でも金塊1キロなんて貰ったら、成田の税関でなんて言い訳すればいいんだろう。それから、ドバイは何でも安かったんだけど、なかでもサフランが安いコトに気がついた。日本でサフランを買うと1gが1000円もするのに、友達は540g、日本で買えば54万円分ののサフランを3000円ちょっとで買えてしまった。今、友達とパエリヤを流行らせてサフラン貿易会社を始めようかと検討中。
すっとクラシックをやっていたので、子供の頃から絶対音感を持っていた。巷で言われているみたいに、どんな音でも音階を感じる感覚というよりは、音楽、特にピアノの音が全て「ドレミ」という言葉に聞こえてしまうという感覚。でもそのことに気付いたのは大学に入ってからで、大学で習うまではそういう感覚が普通だと思っていた。でも最近はジャズをやるようになって、そういう感覚もかなりいい加減になった。だってジャズは微妙な音階なんかよりも、ノリと勢いの方が大事だから。ところで、ピアノというのは不思議な楽器で、誰が弾いても同じ音が鳴りそうなものなのに、現実は逆で、どんなピアノを弾いてもその人の音しか出ない。例えばビル・エバンスなら、どんな古ぼけた店のどんなボロボロのピアノを弾いても、弾いた瞬間にピル・エバンスの世界に引き込まれる。持って歩くわけにはいかないピアノという楽器ならではの不思議さなのかも。でも、あまり楽器を選ぶチャンスのないピアニストにも、好きなピアノというものはある。例えば今、私は、ドイツのビーゼンドルファーというピアノが大好き。弾きこなすのは難しいんだけど、深い色気のある音が気に入って、かなりハマッている。理屈では、残響音が長く残って、前の音が消えないうちに次の音が出てくる、ということらしい。その独特の世界は、本当に素敵。
「この人は一生結婚しないんだろうな」と思っていた40代の男性が、立て続けに4人も結婚した。どうやら40というのは男性にとって一つの境界線みたい。30代の頃にうまくいかなくても、40になると一皮むけて、ある種の魅力が生まれてくるのだろう。そのあたりの年齢の男性がモテたいと思ったら、まずは周りに女性の匂いを感じさせるコト。本気で好きになれる女性よりも、まずは気軽に遊びに行ける女性を探す。相手は仕事関係の人でも昔からの友達でも何でもいい。そして男友達と飲みに行く回数を半分に減らして、とりあえず女性と出掛ける。男の匂いのしない女に男は寄ってこないし、女の匂いのしない男に女は寄ってこない。40歳で彼女がいないということは、車に例えると、エンジンを切って一年くらいが経ち、車庫にしまわれてシャッターが閉められているような状態。そんな男性は、シャッターを開けて少し試運転しておくことが必要。よく「いい人」で終わってしまうと言う人がいるけど、それも試運転をしてなくて、ここぞという瞬間に反応できない場合が多い。恋愛はタイミング。そのタイミングを逃さないためには、日々訓練あるのみ。
ニューヨークの郊外にある、ウッドベリーコモン・アウトレットを見てきた。日本でも最近、アウトレットの店は増えてきたけど、日本でアウトレットがうまく行くかどうかは疑問に思っている。日本で比較的成功しているのは、軽井沢と横浜ベイサイドマリーナの2箇所。どちらも観光地というのが、実はアウトレットの本質で、アウトレットというのは、ある程度都会から離れた所につくらなくてならない。なぜならメーカーとしては、正規の店とアウトレットの店で、一物二価を付けることになり、あまり近くで売ってしまうと、正規の店に影響が出てしまう。だから元々買おうと思っている層は正規の店で、観光の「ついで」に買おうかと思う層がアウトレットで、という形が一番望ましい。横浜だったら、八景島かベイサイドマリーナでのでーとの「ついで」、軽井沢だったら避暑・観光の「ついで」に立ち寄る客が多いので、非常にうまく行っている。アメリカでも、アウトレットがあるのは、必ず繁華街から車を飛ばして1時間くらいの所。日本でも、そういう所にアウトレットをつくってうまく行くかというと……観光地以外はかなり疑問。
|