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「クラゲを飼おう!」
クラゲ。その足に持つ毒のために、人間からは嫌われることも多い。しかし、海の中をゆったりと漂う姿を見れば、その優雅な美しさの虜になってしまうことだろう。何も海まで行かなくても、最近では水族館やペットショップで見ることが出来る。そして水槽と簡単な機材さえ用意すれば、自分の家でもクラゲを飼うこともできるそうだ。 「クラゲを見ていると、心が安らぐ」というのが、クラゲを飼っている人たち共通の意見。確かに、水槽の中を漂うクラゲ達は、我々とは違う時間を生きているかのようだ。そしてその様子を眺めている方も、いつの間にかその時間を分けてもらっているような気がしてくる。 今日はそんな優しいペットのお話しに、耳を傾けてみよう。
ウチのお店で観賞用クラゲに魅入っているのは、だいたい若い女性。年輩の男性でも、最初は「うわっ、クラゲだ」と驚くが、しばらくすると「クラゲってこんなにキレイだったのか」と感心しくれる。クラゲの値段は、改良された水クラゲが3000円前後で、フィリピンから取ってくるタコクラゲが2000円くらい。改良というのは大きさに関してで、元々はかなり大きかったクラゲが500円玉くらいの小ささになっている。部屋を暗くして海草用のブラックライトをあててやると、クラゲが優雅に水槽の中を回る様子に心を奪われます。
いつもミジンコを持ち歩いている。酒のつまみ、というわけではないが、コイツを見ながら酒を飲むと、話も弾む。でも実はこのミジンコ、コイツを飼うことが目的ではなく、魚の餌にするために飼っていた。ところが、いざミジンコを飼ってみると、色々なことが分かってきた。まずミジンコをよく見ると、いま流行のスケルトン。虫眼鏡か何かで見ると、体の中の仕組みが全部見える。その様子を見ていたら、生きているという事の仕組みが、非常によく分かった。そして更に、人間とミジンコの食物連鎖的な繋がりや、生物学的な繋がりを考えるに、我々が生きているということの意味が見えたような気がして、こんな小さなミジンコ如きに、大きな衝撃を受けてしまった。
小さい頃から生き物が好きで、今もザリガニを飼っている。その数、ナント250匹…というのは半分冗談で、実はメスが孵化したばかりの子供を抱えているからその数なんだけど、大人は3匹。今でも夏になるとザリガニ釣りに井の頭公園へ出かけている。小学生なんかは足から池に入って網で取ってるけど、僕は紳士なので網は一切使わずに、公園で拾った棒に凧糸をつけて、スルメを餌にザリガニを釣る。ザリガニの魅力は、体に武器を持っているというそのルックス。そして見ていて一番楽しいのは、脱皮の時だと思う。横になってピクリとも動かないので死んだと思っていると、背中がパクッと割れて、シュルッと出てくる。その瞬間のザリガニは、青みがかかった透明な体をしていて、とてもキレイ。
イソギンチャクの中には、かなり飼育の簡単な種類もいて、極端な例ではコップで飼うことができたりする。職場の先輩には、梅干しイソギンチャクという赤い小さなイソギンチャクを、コップで10年以上も飼っていた人もいた。欲しいという人は、海へ行って自分で取ってくるのが早いと思う。取るときに注意する点は、岩にへばりついているイソギンチャクを、傷つけないようにそっとはがしてあげることくらい。取ってきた海の海水もついでに持ってきて、コップに梅干しイソギンチャクとその海水を入れてやれば出来上がり。後は、週に1〜2回、魚の身を餌として与えてやったり、フンをスポイトで取ってやって水が濁らないようにしたり、週に1回、海水を替えてやる。うまくいけば、子供も産まれるかも。
タコを飼うと面白い。寿命は短くて、普通のタコは1年くらいで死んでしまうので、子ダコから飼うと良いと思う。タコを飼っていて何より面白いのは、驚くくらい頭が良いこと。少なくとも、コアラよりは頭が良い。例えばタコは人マネをよくする。ねじり蓋のビンの中に餌を入れてタコに与えたら、タコはいつまで経っても蓋を開けられなかった。そこで目の前で蓋をひねって開けてみせたら、次からはあっさり自分で開けられるようになった、なんて体験もある。でも迷路は苦手みたい。WとMの区別もつかない。グニャグニャしてるせいか、距離とか上下という概念がないのかも。タコを飼うときは、頭が良いだけにタコにも個性があるので、性格のいいタコを選んで飼う、というのが一番大事。
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