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「キャラクター」
この人形は英国BBC放送の幼児向け番組「Teletubbies(テレタビーズ)」に登場する"Teletubby"の一人、Laa-Laa(ララ)。今、この「Teletubbies」がイギリスで爆発的な人気を人気を呼び、その波はついに日本にも上陸しそうな勢いである。日本オリジナルのヒット・キャラクターの「ハロー・キティ」や「ドラエモン」も、最近は携帯電話のストラップやキーホルダーなどのアクセサリーとして、大人、それも特に女性の間で大変な人気になっている。 大人をも虜にするキャラクター達。AVANTIのカウンター席でも、自慢のグッズを見せながら、その魅力を楽しそうに語る人は少なくない。今日はそんな話に耳を傾けてみよう。
TVチャンピオンの「キャラクターグッズ」大会で優勝した。今回は企業系のキャラクターがよく出て、「撮りっきりコニカのCMに出てくる鳥のキャラクターの名前は?」(トリ)とか、「DCカードのカッパのとタヌキの名前は?」(カッパとタヌキ)とか、「出前一丁のの男の子の名前は?」(出前坊や)みたいな問題が多かった。勉強のために読んだのはプチセブン。でも実は、キャラクターを紹介するのが仕事なので、もともと普通の人よりは詳しかった。今一番はまっているキャラクターはピングー。ピングーは粘土のコマ撮りで作られていて、芸術作品と呼べるくらい手間が掛かっている。そして、良いキャラクターというのは本当に共感できるエピソードを持っている。いかにも売ろうという姿勢がミエミエのキャラクターとはひと味違う。
スヌーピーの作者、チャールズ・M・シュルツはもう75歳にもなるのに、アシスタントもつけずにいまでも一人で描いている。とくかく漫画を描くのが好きで、他の人に手伝わせるのがもったいないということらしい。シュルツさん本人は、スヌーピーのようにスポーツが得意で、チャーリー・ブラウンのように自信なさげで、ルーシーのように騒々しいところがある。スヌーピーはあらゆるスポーツが得意なのに、唯一水泳だけが苦手なのもシュルツさん本人と同じ。2001年にはユニヴァーサル・スタジオが大阪に出来る予定で、そこにはスヌーピーのアトラクションもできることが決まっている。そこに行けば、本物のスヌーピーに会うことが出来る。
19世紀の後半、ヨーロッパでは妖精というキャラクターが非常に流行った。元ネタはケルト系の精霊の伝説で、小さくて羽が生えていて薄い服を着ているという、ピーターパンに出てくるティンカー・ベルのような妖精のスタイルは、この頃に作られた。そのブームたるや凄いもので、画家は妖精の絵ばかり描いていたし、商品には妖精のマークが入ったものが色々と作られ、妖精産業ともいうべき市場ができたほどだった。そして大問題が起こったのが1920年の頃。イギリスのコティングレーという場所で、女の子が精霊の写真を撮ったというので大変な騒ぎになった。沸き起こるホンモノ・ニセモノ論争。ホンモノだと主張した人の筆頭は、なんとあのシャーロック・ホームズを書いたサー・アーサー・コナン・ドイルだった。今でもこの問題は尾を引いている。でも例えて言えば、妖精は誰かが作ったキャラクターなんだから、ドラエモンの実物と握手している写真のようなものなのだが。
テレタビーズやピカチュウ、セサミストリートや「できるかな?」のゴン太くんといった幼児向けキャラクターが復権してきている。ポイントは目が点になっていたり、子供の心をそそるようなキュートな表情。それに対するアンチテーゼというか、サザエボンや亡くなられた宮地社長の人形のように、シュールなところをついてくるキャラクターもまたウケる。こういうキャラクターものは、最初に女子高生の間で流行ったものがだんだん広がっていくという現象が続いている。ところが、その女子高生の間での流行り廃りのサイクルが異常に速い。最近ではムジン君やヤリヤリクリクリのような消費者金融のキャラクターが流行り始めている。
学年誌「小学一年生」のおまけで、ドラエモン・ウォッチというものを配っている。年間購読契約をした人にもれなく配っているのだが、これが妙に好評。子供の数は減りつつあるはずなのに、「小学一年生」の部数は伸びている。どうやら話を聞いてみると、書店にも女子中高生が「小学一年生」を持ってきて「すみません、予約をしたいんですけど…」というコトも多いらしい。建て前としては、子供の頃にドラエモンやピカチュウのようなキャラクターで楽しんだ人が、親になったときにその子供にもキャラクターの楽しさを教えられるようにと、ディズニー的な戦略で学年誌にキャラクターを起用しているのだけれども、現実はなんだか妙なことになっている。
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