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「ダイエット」
「天高く、馬肥ゆる秋」という言葉がある。馬が肥える分にはまだ良いが、人が肥えるのは避けたいものである。しかし、サンマ・松茸・柿・栗・ect…食欲の秋と呼ばれるほど何を食べても美味しいこの季節。食べるな、という方が無理な話だろう。そしてふと気が付くと、体重が○kgも増えていることもしばしばである。アメリカでは肥満している人間は自己管理能力がないと思われるらしいが、それでなくとも太りすぎた人の姿はあまり美しくない。紳士淑女たるもの、身だしなみに気をつけるのと同様に、体にも気を使いたいものである。 今日はAVANTIを訪れる、見目麗しき女性達がどのようにしてあのプロポーションを維持しているのか、そのダイエット話に耳を傾けてみよう。
シェイプUPガールズに入る前は、VIVIでモデルの仕事をしていた。モデルにはCanCam顔とかJJ顔とか、女性誌によって顔の傾向があるといわれるけど、例えば私が働いていた頃のVIVIには山口智子さんや松嶋奈々子さんがいて、なるほど顔の傾向は似ていると思った。モデルになったばかりの頃はパンパンに太っていたので、ヤセようと必死だった。そういうお年頃だったと言われればそうなんだけど、その時なかなか落ちなかったのが顔。どうしても顔が細くならないので悩んでいたら、ヘアメイクの人に「みんなコレ使ってるんだよ」って勧められたのが掃除機だった。今で言う吸引法みたいに頬を引っ張ると、本当に次の日すっきりした顔になるのでビックリ。でも衛生的に心配なので、マネはしない方がいいかも。
人間の体というのは、今ある脂肪をキープしようとする機能があるらしい。だから、運動を始めて三ヶ月経ってもなかなかヤセないという人は、まだ体が現在の体脂肪率を維持しようとしているということ。それが運動を続けているうちに、運動用の体に作り替えようとするスイッチが入って、体脂肪率がガタッと落ちる。スタローンも「No Pain, No Gain.」と言っていたけど、やっぱりそれなりの苦労をしないと絶対にヤセない。ヤセる必要もないのにヤセようとする人ならなおさら。100kgの人が80kgにヤセるのはそれほど難しくなくても、身長170cmで65kgの人が60kgに落としたいと言うのは本来無理な話。そういう時は無理に体重を落とすよりも、脂肪を筋肉に変えて体型を格好よくする方が良い。
エアロビクスは絶対にヤセる。インストラクターはその事を証明するために一番前で踊っているので、絶対に太っている人は採用されない。脂肪を消費するためには、20分以上有酸素運動を継続する必要がある。20分というと長いようだけど、例えばビデオで映画でも見ながらエアロバイクを漕げば、あっと言う間に1時間や2時間は経ってしまう。要は飽きないようにすること。だからエアロビクスの場合は、音楽に合わせて踊る楽しみというのを大切にしている。そして有酸素運動とウエイトトレーニングを組み合わせたものが、サーキットトレーニング。筋肉を増やした方が脂肪の燃えやすい体になるので、普通の人はウエイトトレーニングを併せた方が、ダイエットでも効率がいい。
ダイエットで皆が勘違いしているのが、食べるものを軽くして、運動をちょっとしてヤセようとすること。アレは間違い。食べるものは、いっぱい食べなくてはダメ。そして運動を多くする。よくスポンジに例えるのだけど、食べるものを減らすダイエットはスポンジをギュッと握りしめているようなもの。手を離した途端にポンと元通りに戻ってしまう。ヤセたいならスポンジを切り落とさなくては。そのためには運動。しかもきつい運動ではなく、エアロビクス・ジョギング・縄跳びみたいな有酸素運動が良い。ジョギングなら、喋りながら走れるくらいでちょうどいい。自分としては可愛い女の子と一緒に走れたら最高なんだけど、そういうウマイ話もなかなかないので、普段は現場から現場へ走って移動したりして、運動を欠かさないようにしている。
高校・大学の頃は凄くヤセていて、身長が165cmなのに39kgしかなかった。食べても食べても太らないので、女性誌のダイエット特集なんかも、私には関係ないって思っていた。ところが、最近ヤバイと感じるようになってきた。特にお腹。30を越えると来るらしい。女の子同士で温泉に行くと、ついお腹チェックをしてしまう。お腹にガードルの跡がビッシリ付いていると恥ずかしい。で、ヤバイと思ったのでスポーツクラブ通いを始めた。本気で通い詰めたら、意外と簡単に筋肉が付き始めて、いい感じになった。筋肉が付くから、体重は重くなっても体が締まっているよう感じ。ところがそれから、いきなり仕事が忙しくなってしまった。当然スポーツジム通いもおろそかになり、ふと気が付くと、筋肉の上に脂肪が付いていた。まさに、ありがちな体育会OBと道を歩んでいる。
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