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「無駄な買い物〜トラブル家族」
AVANTIに、三度「トラブル家族」が登場した。家庭内に問題が起こると、AVANTIへやってきて取手さんに解決してもらう、ひとよんで「トラブル家族」。一昨年は「ブレーカーが落ちる」、去年は「静電気」、そして今年は「無駄な買い物」が問題になっているようだ。 はたして取手さんは、この難題にどのような決着をつけるのか、いや本当に決着をつけられるのか、いやいや決着をつける気があるのか、ちょっと耳を澄ましてみよう。
あの「がんばれ湯川専務」のCMは、ネガティブ広告と言って、日本ではとても珍しい。それで作る前に一応、ソニーには承諾は得た。あのCMで一番多かった反応は、「本当にSEGAの専務なんですか?」という質問。役者さんが演じていると思った人も多いらしいが、演技なんてしたこともないただの会社員なんです。実は普段は関西弁をしゃべる人間なので、標準語のイントネーションが一番大変でした。あのCMシリーズも、そろそろ「ドリーム・キャスト」編。いままでのSEGAと違い、ライト・ユーザーに向けた広告戦略で、クリスマス・正月商戦を狙います。
赤ん坊雑誌とネコ雑誌は、恐ろしいほど共通項が多い。まず、どっちも投稿写真が多い。自分の子供やネコがかわいいと思って投稿しているようだけど、客観的に見るとブサイクな場合が多いのも同じ。それから、関心のない人から見ると異常に下らない情報がたくさん載っているところも一緒。「ネコちゃんのためのグッズ」なんて、4万も5万もする「ネコちゃんアスレチックジム」とか、1万円もする「アーチ状の亀の子ダワシ(ネコちゃんがくぐり抜けると気持ちいい)」とか、冷静に考えると馬鹿みたいな話。でもコレがはまってしまうと、たまらなく欲しくなる。
この間、これまでの人生で貯め込んでいた色々な物を一気に整理した。もうほとんどの物を捨てたのに、どうしても捨てられない物が二つだけあった。一つは、中禅寺湖でおじいちゃんが買ってくれた白木のダルマ。もう一つが、中学の時に憧れの先輩がくれたピンクパンサーの人形。それで連想したのが、昔の家にはクマの置物が必ずあったこと。それは昔、新婚旅行で北海道や宮崎に行ったカップルが、買ったはいいが、なまじ思い出があるために捨てられなくなってしまったのだろう。そして現在、そういう立場にある物といえば、フリルの付いたドアノブのカバー。みっともないから外したつもりでも、トイレの内側にだけ残っている家は意外と多い。
何故か人に騙されやすい。特に勧誘に弱くて、いい話を聞くといい想像ばかりが膨らんでしまい、すぐに買ってしまう。これまでで最大の失敗は、120万円の美顔器。コレさえあれば60歳になってもシワもシミもできませんよ、と口説かれて買ったのだけど、その美顔器は埃をかぶったまま、いまだにローンを払い続けている。それから例の潰れてしまった宝石会社にも騙された。失恋したばかりの頃で、ダイヤの輝きがヤケにまぶしかった記憶が残っている。深夜のテレビでやっていたウォーキングマシンは、ゴミとなってお婆ちゃんの家に引き取られていった。でも恋愛関係だけは、騙されていないつもりなんだけど…
高い下着は無駄な買い物といえるかも知れない。一番高い下着になると、ブラジャーで3万円、ショーツで1万9千円なんて物もある。一度だけそういう値段の下着を衝動買いしてしまったことがあるのだが、買ったはいいがみんなに見せられるわけでもないし、男性とのデートのときに着ていって、いざというときにそんなに気合いが入っていると思われるのもイヤ。下手をすると、変なアルバイトをしていると思われてしまうかも知れない。かといって打ち合わせをして友達とお茶を飲んで帰ってくるなんて日常生活で使う気も起こらない。だから高すぎる下着は、無駄というのが私の結論。
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