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「前川さんの悩み」
AVANTIの予約係・前川さんが何やらお悩みの様子。常連一同が気にしていると「『こ○○○し』に当てはまる言葉で、海に関係のある言葉ってわかります?」と、ずいぶん間の抜けた質問が帰ってきた。どうやらクロスワードパズルで、肝心の一言がわからないのが気になっていたようだ。
基本的にシーズンの前になると、そのシーズンのテーマと女性像をマネージャーに口頭で言われる。でも言葉があまり分からないので、服の写真を見て想像力を働かせるのが結構楽しかった。楽屋は女同士だし、みんな自分が美しいって感じで苦手。トップモデルが服のサイズが合わなかったりすると私にまわってきて、しかも私に似合っていたことがあって睨まれたことがある。そんな中でもナオミ・キャンベルは陽気な人で、ポツンと一人で座っている私に飲み物をくれた。さすがにショーの最中はショーを成功させようと言う一体感で、意地悪されることはないけど。
最近はその街・地方の特産物でないモノまでが名物になっている。宇都宮の「ギョウザ街」、長野の「ソースカツ丼」、盛岡のジャージャー麺(ピョンヤンと同緯度だかららしい)。東北のある駅では、「幻のブタまん」って名物っぽく売っているものがあるんだけれど、聞いたらこれは「関西からの助っ人名物品」らしいんだけど。でも、なんだか地方同時にあると、すごく通っぽくて好き。あと、東京で「神戸プリン」とか結構よく見るけれど、あれはその街が持つイメージが重要で、「神戸ひじき」だったら、なんかイヤ。
馬の競争というのは、メンタルの部分が非常に大きいと思う。人は名誉とかお金のために走るけど、馬の場合はそういう訳には行かない。ではなぜ馬は走るかというと、みんなと一緒にいたいという群集心理と、もしかしたらライオンが後ろから襲って来るんじゃないか、みたいな恐怖心があるから。で、時々気付いてしまう馬がいるんです。後ろから何も来ないって。例えばカネツクロスなんかがその代表例。だからある時からばったり勝負どころで弱くなってしまったんです。
5年前からニューヨークに住んでいるけど、ニューヨークに住んでいるからといって英語が喋れるようになるわけではないので、英会話の教室に通っていた。特に難しいのはアクセントで、アクセントのレッスンをした後は顔が筋肉痛になっていた。アメリカの男性は積極的で、コーヒーとパンを買いに行ったら店員に手を握られて、ナンパされたこともあった。一体何を考えているんだろうと思う反面、結構嬉しかった。日本に帰ってくるとちょっと物足りなかったりして。
シーカヤックで北海道一周旅行をしている。一応ナベやコンロも持って行くが、コンビニや飲み屋を見つけると絶対にそっちに行ってしまう。飲み屋に行く一番の目的は、漁師さんと仲良くなること。「兄ちゃん、カヌーで来たのか」とか声を掛けてもらえれば、もうこっちのもの。「はぁ〜、今日はウニですかぁ。こんな凄いウニ、初めて見たなぁ」なんて言って、お裾分けをもらおうとする。でも漁師さんもさるもの、「北海道中を回ってるんなら昨日も見ただろ」って言われたりして。
前川さんの悩みの答えを、こっそりお教えしましょう。 |