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「取手と三瀬のマリンスポーツ教室」
AVANTI一番の嫌われ者、取手さんが話し込んでいるのは、シェイプUPガールズの三瀬真美子さん。今年の夏はマリンスポーツを始めようという取手さんが、どんなスポーツがいいか三瀬さんに相談しているようだ。
ウェイクボードは、150cmくらいの一枚板でやる水上スキー。船にすごいスピードで引っ張られながら、様々な技を競う。水の上に立つこと自体はけっこう簡単で、早い人なら一分くらいで立ててしまう。でも技を覚えるのは難しく、一つの技を修得するのに一ヶ月掛かることもある。しかもその間に他の所、特にアメリカではどんどん技が進化してしているので、極めようとするときりがないし、それが面白くてやめられない。みんな海でやっているようなイメージがあるが、本当は自分の姿が映るくらい静かな水面でやるのが理想。F1が砂利道でやらないのと一緒で、船の引き波以外の波があると非常に邪魔になる。だから本格的にやるなら湖。
川でやるカヤックと違って、シーカヤックは大きくて長く、直進性がいい。舵が付いているのも違っていて、基本的には旅の道具。車に積んでいって一日遊ぶというよりは、何日か掛けて何十キロ、時には何百キロも移動することを楽しむ。アメリカやカナダではけっこう盛んで、レンタルのシーカヤックもあるくらい。僕が初めてシーカヤックの魅力に触れたのも、バンクーバー近くの群島巡りだった。島から島へ渡りながらのキャンプで、時にはクジラやアザラシにも会える。それを経験してからやみつきになった。シーカヤックをやる上で一番重要なのは、海に関する知識と判断力。天気、地形、潮などを複合的に判断しなければならない。まあ、普段そんなにマジメに生きていないが、そんなときくらいは真剣になった方がいいと思ってやっている。夜はめったに漕ぎ出さないが、たまに海に出ると夜光虫が本当に美しいことがある。それはお酒がなくても酔えるくらい幻想的。もっともそこにタンデムで女性を連れ出しても、体勢的にキスは絶対できないが。
「水族館でデートをすると、エッチな気分になる」という話を聞いて思い出したのが、フロリダへマナティに会いに行ったときの思い出。マナティの写真を撮ろうとしても、逃げてしまう。どうしようもなくて困っていると、地元の人が「首筋をゴリゴリっとかいてあげるといい」というのでやってみた。するとこれが効いたのなんの。フィルムを替えるためにボートに上がっている間も、マナティはボートの周りで待っていた。オスのマナティと遊んでいて抱きつかれた女の子もいたりして、本当に人間臭くて妙な気分にさせる動物だった。水族館のデートというのは、あの妙な気分に通じるものがあるのかも。
海釣りでは季節によって釣れるものが違うのだが、タイだけは一年を通して釣ることができる。特に、春のタイは「のっこみ」と呼び、産卵のために浅いところまで上がってくるので、初心者でも釣りやすい。夏の7〜8月になると、「青モノ」と呼ばれるカツオ・マグロ・ワラサ・イナダがいい季節で、船に乗って沖で釣る。いつも釣りに行くのは葉山沖。時期によっては伊豆や御前崎、さらに夏には大物狙いで下田から2〜3時間かかるキンス・ゼニスというポイントまで出かけることもある。一度海外で釣ってみたいと思わないこともないが、どうも海外で釣れる魚は美味しくなさそう。それに比べて、日本近海で釣れる魚は何故か美味しい。下世話なようだが、美味しいか美味しくないかは一番重要な問題だと思う。
浅草橋に懇意の花火屋問屋さんがあって、そこで花火の免許を貰っている。その免許では2.5号玉や3号玉と呼ばれる、80mくらい上がる派手な花火を上げられる。昔から花火が好きで、ある夏に浜辺で花火を上げていたら、隣のグループの花火がヤケに格好良かったことがあった。いろいろ話を聞いてみると、普通に市販している花火でも、組み合わせ次第で見栄えが良くなるということが分かり、それが花火の研究を始めたきっかけ。それが高じて免許まで取ってしまったのだが、素人が上げられる大きな花火というものには限界があり、所詮、本職の花火大会と比べるとどうしても見劣りしてしまう。だから今でも僕たちの花火大会に、ロケット花火は欠かせない。ロケット花火を3万本、一気に上げるとコレは凄い。それを女の子に見せたら、口説くのなんかホントに簡単。
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