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「AVANTI 新装開店!PART3」
AVANTIのウェイティング・バーが改装されてから3度目の土曜日。お祝いに駆けつける古くからの馴染みの数も減り、店内はやっと以前の落ちつきを取り戻した。そのAVANTIへ、取手さんにそっくりな男があらわれた。名前を「松戸欧州」というらしい。取手さんといえば、常連客の間の嫌われ者。横暴な態度と良からぬ企みでいつも騒ぎを起こす、AVANTIのトラブルメーカー。この松戸さんも、取手さんに似ていることで、さんざん迷惑を被っているというのだが…?
人間は、基本的に人間に生まれ変わる。私の前世は、南北戦争の南軍で将軍をしていた。名前はジェームズ・スチュワート。戦いが嫌いで、行軍の馬車にも花を積んでいたような人だったが、死ぬときに左足を切られていた。私も怪我なんかしていないのに、同じところに傷がある。それに、2年ほど前にある女性がお店に来た。どこかであっている気がして話をしている内に、彼女が南北戦争についても卒論を書いていること、そして腕時計が嫌いなことが分かった。その女性の前世は、ジェームズ・スチュワートの奥さんだった。あってすぐ話の弾む人は、前世でも何か縁があるのだろう。
番組で着ている服は、全部スタイリストにおまかせ。朝の番組なので、爽やかな色で、全体に堅めの感じでまとめてもらっている。それでも色々な視聴者がいるので、苦情の電話は掛かってくる。さらに言えば、苦情は服装のことに限らず、意外なところでも突っ込んでくる。元旦早朝に暴走族が河口湖まで集団でやってくる事件で、「騒ぎたい気持ちもわかるけど、時と場所は考えて…」とコメントしたら、「気持ちはわかる」がけしからんと、苦情の電話がたくさん来た。暗い事件の後に、明るい、結婚か何か話題で表情を切り替えなければいけないときも、「顔が変わりすぎだ」って電話が来たり。そんなの番組の構成上、どうしようもないのに!
仙台のある鍾乳洞に行って来た。普通の鍾乳洞を見学した後で、「アドベンチャー好きの方へ」という看板があったのでそっちへ行くと、もう一つ鍾乳洞があるという。面白そうなので入ってみたら、這って歩くところあり、よじ登るところありで、意外なぐらいハードだった。それでも楽しみながら歩いていたら、いきなり広いところへたどり着いた。そこには、小さい明かりに照らされて、自然に出来たらしいお地蔵さんのような像が。なんだか気持ち悪いので、早く行こうとした瞬間、洞窟の中の明かりが全て消えてしまった。本当の暗闇とはこのことで、全く何も見えない。友達と二人で泣き叫んでも、誰も助けに来ない。でも人間、こういう時は野生が目覚めるのか、「たしか入り口には滝があった」ということを思い出し、かすかに聞こえる滝の音を頼りに、なんとか入り口まで這いつくばって帰ってきた。
「29歳のクリスマス」に出演していたとき、実は26歳だった。だからいまだに歳を勘違いしている人が多い。「29歳の…」に出演していた頃にも、「30歳くらいでしょ?」と言われて唖然としたこともある。27歳の子持ちから、36歳の役まで色々演じたので、まあ仕方がないかな、と。でも実年齢と役柄の年齢はあまり関係ない気もするし、逆に違っても演じていて面白いと思う。「ナースのお仕事」の時は実年齢より一つ年上の役だった。1年後に「ナースの…2」をやると決まったときは、初めて実年齢と役柄の年齢が一致するかと思ったら、役柄の方もしっかり歳をとっていてがっかり、なんてことも。
あるパーティーに行ったときのこと。車をちょっと置きに行ったマネージャー・千葉が、なかなか戻ってこなくて、やっと来たのがパーティーも終盤の2時間半後。わけを尋ねたら「入れようとして出ちゃったんです」と意味不明のことを言う。よくよく話を聞いてみると、車をコインパーキングに入れようとしたら小銭がなくて、パチンコ屋で両替しようと思い、少しは打たないと悪いと思って座ったら、フィーバーしてしまったということだった。しかも玉は飲まれてしまって儲けもないらしい。そういう行動に対して最初は怒ったけれど、逆にひどくなるのでそっと見守っているこの頃。
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