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「AVANTI改装中 PART2」
今日もAVANTIのウェイティングバーは改装中。いつもウェイティング・バーで盗み聞きを楽しむ紳士は、しかたなくレストランへまわった。しかしそこには、どうやら顔を合わせたくない人がいたようで、慌てて厨房へ駆け込んだ。突然の厨房見学にも快く応じるシェフ・定内さん。紳士が簡単なパスタの作り方を覚える内に、紳士の気になる人は店を出ていった。 紳士が顔を合わせたくなかったのは、女優の桃井かおりさん。どうやら昔フラレたことがあるとかないとか…その桃井さんの話にも、ちょっと聞き耳を立ててみよう。
あるアメリカ人が、サハラ砂漠をジープで走っていたら、砂漠のど真ん中でアラブ人が大声で呼んでいた。遭難しているのか思って車を止めたら、いきなり銃を突きつけ「オナニーしろ」と言う。仕方ないのでオナニーをしたら、その様子をじっと見ていたそのアラブ人が「もう一回やれ」と言う。「いくら何でも、こんな状況で2回は無理だ」と言ったら、「コレを使え」とプレイボーイを渡された。仕方なくまたオナニーをしたら、その様子をじっと見ていたそのアラブ人が最後に一言、「よし、もう大丈夫だろう。娘を街まで送ってくれ。」
ある時ふと「女優って職業なんだ」ということに気付いた。仕事として女優をやっているだけなのに、まるで女優という人種であるかのように扱われ、見ず知らずの人から自分の人格にとやかく言われる。そんなことに嫌気が差して、女優をやめていた時期がある。その時は事務所も畳み、住んでいた家も売り払い、アメリカに移り住んだ。そうしたらお金のなくなるのが早いこと早いこと。働かずに生きていくと、こんなにお金がなくなるものかと驚いた。仕方がないのでレストランでウエイトレスのアルバイトをしていたら、布施明さんにバッタリ会ったりもした。結局4年も住んでいたのに、意外なくらい英語を覚えなかったのが残念。
放送作家は瞬発力勝負。小説家やシナリオライターが長距離ランナーだったり中距離ランナーだったりするのに対して、放送作家はいかにパッと面白いことを思いつくかが大事な短距離ランナー。時間を掛ければ誰でも思いつくアイデアだったとしても、その場で思いつくかどうかの方が重要になってくる。でも、この話を坂本龍一さんに話をしたときはヤバかった。「やっぱり、40を過ぎると才能は枯渇していきますよね」って話を振ったら、一瞬教授の顔がひきつって、「そんなことないですよ」だって。
大学時代からつき合いのある男友達がいた。普通の友達としてよく一緒に遊びにも行ったし、飲んだりもしていた友達。最近その友達から、やけに電話が掛かってくるようになった。それなりに連絡事項はあったので不思議にも思わなかったのだが、用件を済ませたあとで「美味しい店を見つけたから、今度食べに行こうよ」なんて言われるので、やたらと会う回数も増えていく。気付くと、手帳に書いてある予定はその人の名前で埋まっていた。そしてある時、車で家まで送ってもらう途中、高速道路の上でいきなり「オレと結婚してくれ!」と叫ばれた。しかもこっちが答えに困っていると、どんどんスピードを上げていく。恐くなって「とにかく高速を下りて止まってくれたら答える」と言ったら止まってくれたので、「ゴメン!」と言い残して車から飛び降りた。男友達とのつき合いは難しい。
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