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「AVANTI改装中 PART1」
いつもの紳士が、AVANTIに帰ってきた。スキーで骨折してから一ヶ月。土曜日夕方のいつもの指定席を渡すまいと、勇んでやってきたAVANTI。ところがAVANTIのウェイティングバーは改装工事中だった。 普段は滅多に入らないレストランに通され、とまどいながらワインを注文する紳士。しかし落ちついて周りを見回せば、そこにいるのはいつもの常連達のようである。 いつもとちょっと違う気分で、隣の席の声に耳を傾けるのも悪くないか。そんなことを考えながら、相変わらず盗み聞きをしている紳士、あなたもご一緒にいかがでしょう。
斉木洋子さん(DJ)の
私はセンチメンタルな話に弱いので、斉木さんのラジオ番組の「涙のリクエスト」と言うコーナーが好き。特に、「本当は泣きたいのに『いいよ、大丈夫だよ』なんて言ってしまい、男から『君は強いから』といわれた」なんて強がりな女の子の話は、まるで自分のことのようで泣いてしまう。強がりと言えば私は男性に奢ってもらうのも苦手で、この人と一緒にいられるならお金だって払おうと思う。あまり誉められたこともないので、言葉を残してくれる男が好き。「お前は、男らしくて女らしくて、強くて弱い」と言われたときはすごく感動した。でもそれって騙されやすいかも。
僕のマネージャーをしている「千葉君」はとても面白い。盛岡のホテルのカフェで朝食を取ったときのこと。窓のロールカーテンを僕が開けようとしたら、気を利かした千葉が反対側のヒモを引っ張った。ところがその紐は、僕が開けようとした幅90cmくらいのカーテンに付いている紐ではなく、店全体を覆う7mのカーテンに付いている紐。いきなり7mのカーテンが下がり、慌てた千葉は中腰のまま固まって動けなくなってしまった。店の人も忙しいのか、急に暗くなった店内に気付かず、僕も面白いのでそのまま放っておいた。千葉は一生懸命すぎるから、いつもこんな騒ぎばかり起こして僕を笑わせてくれる。
素敵な男性に愛され、一生幸せに暮らすっていうのは、実は男運がつまらない。男の人に翻弄されたり、天にも昇る気持ちになったりという方が、色々経験できて面白いと思う。男で酷い目にあったらパッと別れるという生き方もあるけど、どんな目にあっても何て事ないほど人を好きになるというのが、多くの人の願望でもある。例えば自殺未遂した子がいて、普通なら馬鹿みたいと思うけど、今の若い子は、それほど愛せる人がいてうらやましいと思うみたい。男性を選ぶとき損得を考えるけど、何が損で何が得かはその人の価値観しだい。
人から頂くことも多いし、花を飾ると気分がいいので、毎日欠かさず花を置こうと決めている。でも、やるのは簡単だけど、続けていくのは難しい。色々な花屋に行く内に、だんだん花屋の選び方もわかってきた。やっぱりお店の人の愛情が店に出るみたいで、愛が感じられない店だと入ってすぐUターンすることもある。冬にどうしてもヒマワリが必要になったとき、一軒だけ横浜のお店にあって、なんと東京まで届けてくれた。それ以来そのお店が一番気に入っている。花は自己流で飾るのが一番楽しい。香りもいいので自然なアロマテラピーの効果もあると思う。
長野オリンピックの聖火ランナーをやらせてもらったときは本当に感動した。私たちが走ったときは3千人の観衆って発表だったけど、絶対1万人はいたと思う。フミエちゃんの地元の須坂市は、市民全員が総出で見にきてるって感じだったし。「聖火が消える」っていう話があって、走っている間ずっと気にしていたけど、結局聖火が消えることは一度もなかった。でもガスが15分しか持たないのに、ゆっくり走っていたら、「さっさと走って下さい!」って怒られちゃった。あのトーチは今、事務所に飾ってあるけど、いつか返して欲しいな。
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