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「大使館」
今週は麻布十番納涼祭り。AVANTIも出店でペンネ・アラビアータを売っているのだが、このお祭りの名物は何といってもワールドバザーである。麻布界隈は大使館が多く、アメリカ、フランス、インド、ケニヤなど世界中の大使館が軒を連ねている。これらの大使館が手作りの料理を持ちあって、国際色豊かな出店を一堂に会したのが、十番祭り名物「ワールドバザー」だ。 今年の十番祭りは8月22〜24日の3日間。ぜひ、ワールドバザーとAVANTIの出店にお立ち寄りいただきたい。ただし、ワールドバザーの料理を全て食べ尽くすのなら、胃袋は空にして行くことをお勧めする。
グラム・ファルークさん(パキスタン料理フンザレストラン)の
麻布十番祭りに大使館としてお店を出したのはパキスタン大使館が最初。そのときは大使の奥さんがパキスタン料理を作って売っていた。パキスタン料理といえば、日本でインド料理と呼ばれる物は、本当はパキスタン料理。昔、インドもパキスタンもイギリスの植民地で、まとめて「インド」と呼ばれていた。その頃日本に来て料理店を開いた人は当然「インド料理」と名乗った。それが定着してしまったのだが、インドはヒンデュー教で、本当は肉は食べないはず。だからあれはパキスタン料理。
日本での生活もずいぶん長くなったが、その間ずっと港区に住んでいる。それで日本の大使館事情にもずいぶん詳しくなった。大使館は、自国の独立記念日に必ずパーティーをやるのだが、このときは各国大使館に招待状を出し、公邸に招待して郷土料理を振る舞う。じゃあ今度、この辺りの大使館をまとめて、自慢の料理を持ちよろうということになり、それなら近所で毎年やっているお祭りで、というのが麻布十番祭り名物ワールドバザーの始まり。
私はマーケティング部の所属で、オーストラリアの食品のプロモートなどをしている。仕事は朝8時から5時くらいまで。この辺りに住んでると、いろんな国の食べ物が手にはいるし、もし日本的な物が食べたければ、三田の慶応の学生街に行けばいいので、とても食べることに関しては恵まれている。休みの時は大使館の中のテニスコートでテニスをしたり、家のバルコニーでバーベキューパーティーを開いたりしている。そのとき焼くのは、もちろんオージービーフです。
ケニヤのナイロビをちょっと出ると、道の脇にキリンやシマウマがいる。でも、ゾウやライオンは奥地の国立公園に行かなければ見れない。国立公園の中にはロッジがあるが、観光客用に造ってあるので値段も結構高い。だから、ケニヤの人でもゾウを見たことがない人は結構いる。ナイロビからビクトリア湖に行く途中にも、動物がたくさんいて景色のいいところがある。そういえば日本でディズニーランドのジャングルクルーズに乗ったら、意外と良くできていて故郷が懐かしくなった。
アメリカ大使館は23年前に建てられたのだが、まだ非常にモダンで、アメリカらしい感じがする。大使館というのはその国を代表しているのだから、建物にお国柄を出すのはとてもいいことだと思う。大使館の後ろに建つ大使の官邸は1923年に建てられ、中にはペリーが来た直後の横浜の写真などもあり、非常に歴史を感じさせる。アメリカ大使館の職員寮は、赤坂と六本木の間という立地条件のいいところに建っている。日本に来た頃はバブルの真っ最中で、この土地を全部売ったらなんて友人にいわれた。
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