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「速報狂騒曲」
最近にわかスポーツライターが急増している。といっても新聞や雑誌に記事を書いているわけではなく、自分ホームページやNIFTYのフォーラムにスタジアムから直接記事を書き込む「モバイラー」が増えているのだ。モバイラーたちのペンはノートパソコンやサブノートパソコン。スタジアムで試合を見ながら記事を書き、そのまま携帯電話やPHSを通じて記事をアップロードする。テレビやラジオの中継を除けば今最も速いメディアである。 国内のみならず海外からも様々な速報が送られている。海外で活躍しているのはどちらかといえばNIFTYのモバイラーたちだ。海外のアクセスポイントを利用してヨーロッパのF1やサッカーの結果がリアルタイムにアップロードされている。 AVANTIの常連客にもモバイル・コンピューティングに凝っている人がいるようだ。その人たちの話に耳を傾けてみよう。
ザウルスという電子手帳の手書きメモの所に有名人のサインをもらって、同じ機種を持っている人全員に光通信で送ることが出来る。サインする方も珍しいから楽しんでサインしてくれる。そのサインがほしいがためにザウルスを買った人もいるという。新しくでたピノキオというヤツは、ザウルスとPHSを足したモノを目指したようだが、残念ながらその域までは達していない。いまのところザウルスに勝てるモノはないと思う。
最近ニフティのにいち早くニュースを伝える「ニフラー」というモバイラーがいる。これはサッカーフォーラムの常連の人の話なんですが、その人は等々力競技場によく行くらしいんですが、その人の他にも各競技場にエージェントが飛んでいて、携帯電話でその人のもとに各競技場の試合速報がきて、その人は試合そっちのけで下すらサッカーフォーラムに速報をアップしているらしい。他にもザウルスの新製品がでるといち早くそれを手に入れて分解して、どこがどうか割ったかをレポートしている人もいます。
インターネットライブはすごい。初めて見たのは3年前にやった坂本龍一さんのD&Lというツアーで、その頃は一画面見れるとか音が聞こえるというだけで感動していた。それが今年の1月にやったときは、もうモデムとパソコンさえあれば誰でも見れるというところまできた。この時はスタッフとして参加していたのだが、技術的な部分も見せる演出が好評だった。見ている人が自分で演出できるようにした部分もあったりして、テレビの中継をただ見ているのとは違う楽しみがある。
87年にはじめてルマンを見に行ったときは、撮った写真をパリで現像してそこから郵送だった。しばらくして電送写真というものが出来て、1枚の写真を20分かけて送っていた。それに比べて今ならデジカメで写真を撮る・パソコンに入力する・Webに載せる・とココまでで5分かからずに、世界の人がルマンの写真を見ることが出来るでしょう、理屈の上では。カメラマンの本能として、撮りはじめたら途中でパソコンに入力なんか絶対にしないけど。
昔はコンピューターのあるところに自分の身を置いていたけど、今ノートパソコンが出来て持ち運べるようになって、自分のいるところにパソコンがある生活になった。「インターネットをはじめて儲かりましたか?」と聞かれることがあるけど、「じゃああなたの会社は電話をつないで儲かりましたか?」と聞いてしまうような時代になっている。
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