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「スキー」
ヒマラヤを越えてインドに渡っていく鶴がいるという話を聞いた。その後それを見るためにマスガルの頂上まで登ってスキーで降りてくる、という登山隊がいたので、一緒に行った。ところが、登ったはいいがその日から大雪。あまりの雪に先行していた第一、第二キャンプの人たちもベースキャンプに降りてきて、2週間を過ごした。
ベースキャンプでどうにも動けなかったときに、雪崩に襲われたりしたが、どうにか助かった。天候のいい日に、この気を逃すか、という感じで降りてきたので、結局鶴は見れなかった。しかし、残った登山隊は頂上まで行く途中で何羽も見て写真に収めたのだが、再び雪崩にあってその写真を見ることは出来なくなった。
ニュージランドには高級リゾートスキー場も多くあるんだけど、毎年撮影で夏に行くとやるのが、ヘリスキー。一日に10本違う山に飛んで滑ったり、夜中にヘリのライトで滑ったり、と贅沢なスキーも結構やったけど、今やってみたいのは山の頂上でテントを張って夜明けや日の出の撮影、満月の撮影です。
エクストリームスキーというのは、一般のスキーヤーが普通滑らないようなところを好んで滑る、冒険スキーのこと。用具もウェアも、山スキーの人のものとは全く違っている。ファッションはどちらかというと、クライマーに近いくらい。でも、一番の違いは、彼らが本当に「キレてる」こと。
学生のときは、ホントにスキーばっかりしていて、12月から4月までずっと山にいた。降りてくのは、試験のときくらい。だから、学内の大会では3年連続で優勝してた。慶応の体育会は異常に厳しかったから、そんなことしなくてもスキーは出来る、と思って自分で同好会を作ってた。生まれて初めてスキーをしたのは5歳のとき。そのころはまだスキーをやるなんてことは珍しかった。
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